フィンランド式 キッズスキル―親子で楽しく問題解決!

制作 : 佐俣 友佳子 
  • ダイヤモンド社 (2008年3月14日発売)
3.50
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  • 本棚登録 :63
  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478004715

フィンランド式 キッズスキル―親子で楽しく問題解決!の感想・レビュー・書評

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  • 最近、解決志向について学ぶ機会があったので、本の内容は理解しやすかった。カスタマイズして大人にも応用できそう。子供が大きくなったら試してみたいけど、学校や団体の中で取り入れた方がスムーズに展開できそうかなぁ、と。

  • 「原因追求」から「解決追求」への第一歩にぴったりな一冊です。

    「困ったこと」が起きるのは、「その問題の対応をするのに必要なスキルをまだ身につけていないから」であるからと考えて、「どんなスキルを身につけていったらいいのか」を子どもと一緒に考えて、そして実践していく方法が紹介されています。

    読んでいて、明るい気持ちになってきて、何だかやっていけそうな気持ちになってきました。

    仕事にも活かしつつ、我が子との生活でも活用していこうと思います。

  • 「問題解決力」の発想は面白いっ。スキリングは子供だけじゃなく、大人にも十分通用するはず!

  • 私には「爪を噛んでむしる」という悪癖があった。両手の爪が、常にほぼ深爪状態だった。先端はギザギザだし、表層だけ剥ぐこともあって、見た目も汚かった。
    今の「きれいに塗った爪が好き♪」な状態からは、信じられないでしょう。
    今でも気を抜くと、爪の横側にヒビが入ろうものなら、ヒビに爪を突っ込んで、抉ってむしってしまう。
    マニキュアを塗っているのが、大いに予防策。

    噛む癖はなくせたが、今困っているのは、指先の皮膚をむしる癖。
    いらついたり、ちょっと硬くなっている皮膚があると、むしってしまう。指先の皮膚はボロボロだし、赤剥けで痛いし、ササクレもむしってしまって悪化させるし。
    これを治すために「キッズスキル」が応用できると知りまして。

    簡単にまとめると
    「問題発見(原因ではない)」→「対策を練る」→「成功したらお祝い」「失敗しても、必ず出来ると言い聞かせる」


    ・何を学びたいか。
     モチベーションを高める。そのスキルを身につけると、どんないいことがあるか、子供に想像させる。
     いじめっ子なら、「他の子のおもちゃを取らないことによって、どんないいことがある?」→「皆と遊べる。本当は、仲良くしたいんだ」
     問題の原因探しをしてしまうと「あなたの躾が悪いのよ」など大人が押し付け合いを始める。原因はひとつではないかもしれない。
     「どうしたらいいか」を考えることによって、問題自体について話し合う環境が作れる。

    ・スキルについては「するな」ではなく「しなさい」
     やってほしいことを伝える。
     「騒ぐな」→「黙っていて」「両手を椅子の後ろに組んでいて」
     「食べ物で遊んではいけません」→「礼儀正しく食事する」

    ・スキルの名づけ
     子供が楽しくスキルを学ぶための名づけ。
     「お行儀よくふるまう」スキルなら、「プリンセススキル」など。
     
    ・味方を作る
     よく出来たら、ほめてくれる人を決める。きちんとがんばれているか、見守ってくれる人を作る。失敗しても、「君なら出来る」と信じてくれる人がいると、がんばれる。
     同じ子供どうしや、両親、学校の先生など。ノートに「よく出来ましたシール」を貼ってもいい。

    ・お祝いをする
     「スキルが身についたら、どんなお祝いをしたい?」
     大きなものではなく、ホットケーキとジュースだけでもいい。いじめっ子だったなら、他の子たちを家に呼んでパーティーでもいい。おとなしくしていられなかった子なら、家族でお出かけするのもいい。

    ・リマインダーを作る
     スキルの学習中は、失敗することもある。癖が再発しそうになったときに、思い出すキッカケの仕草や、言葉、ヒーローを考える。
     一人で眠れていたのに、ぐずり始めた→「君を助けてくれていたヒーローが、他の子のところに行ってしまったんだ。助けてほしいって、お願いしてごらん」
     ヒーローの絵、切り抜きなどを、スキルの名前とともに壁に貼るのも効果的。

     失敗したり忘れても、叱らない。叱られたくない子供が、嘘をついたり、誤魔化す。そうではなく「失敗したのは残念だけど、出来るよね」と、言う。
     
     「自己効力感」
     人が何か行動を起こすとき、行動の「結果」の予期と、その行動自体を自分が出来るか「効果」の予期をする。
     自己効力感は、「効果」の予期について、「自分なら出来る!」と思える気持ちのこと。以下の4つが影響する。
     ①達成体験(自分自身が何かを達成したり、成功した経験)
     ②代理体験(自分以外の他人が何かを達成したり、成功した経験を観察すること)
     ③言語的説得(自分に能力があることを言語的に説明されること、励まし)
     ④生理的情緒的体験(心身の状態が健康であること)

    ・置き換える
     「何かをやめる」よりも、「置き換える」方が、たやすい。
     汚い言葉を吐きそうになったら、代わりに「ウッシュウッシュ」というなど。


    指しゃぶりをやめたい子の例では、「代わりに指をぎゅっとつかむ」というのがあった。
    私にとっては好例。

    子供の例そのままは適用出来ないが……
    ・指先をきれいに保つ
    ・「手タレ」スキル、なんてどうでしょう
    ・むしりたくなるのはイラついたときが一番多い。代わりに指先を揉む
    ・指の皮をむしらなくなると、痛みなくキーボードが打てる
    ・リマインダーはそのまま「手タレ」という言葉でいいかと。
     もしヒーローを作るなら、アダムズファミリーのハンドな執事はいかがかな。

    がんばりましょう。

  • 問題を「学ぶべきスキル」に変換し、どうやって学ぶのかを考えていく。
    問題があるときに原因よりも解決方法にフォーカス。
    「問題がある子供」から「スキルを学んでいる途中の子供」になれるのもよい。
    「スキル学習は一生続く」という考え方から、大人にも役立ちそうな一冊。

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