ダイアローグ 対話する組織

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 509
レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478005675

作品紹介・あらすじ

対話型のコミュニケーションで働くオトナは、学び、成長する。組織のあり方も、変わる。「早く走る」から「深く考える」へ。論理や数字だけでは腹落ちしない。だから行動につながらない。

感想・レビュー・書評

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  • ”中原淳さんと長岡健さんの共著。
    ・「組織におけるコミュニケーションのあり方」
    ・「働く大人の学びや成長」を促す

    <抄録(抜き書き)>
    ・コミュニケーションを「創造的理解にいたる継続的な相互作用のプロセス」と見なすコミュニケーション観です。(p.66)
     ※ジョージ・レイコフとマーク・ジョンソン。導管メタファーとは異なるもの。

    ・筆者らは、ここにも「対話」が果たす役割は大きいと考えています。暗黙知・実践知を組織内で共有するには、人が「私」の経験やエピソードを語り合い、そこから洞察を得る、という機会が不可欠なのではないかと考えます。(p.141)

    ・この秘密は、(略)コピー機修理の手続き的知識は、修理工一人ひとりの「個人の頭の中」に蓄積されていたのではなく、コピー修理工たちの人的つながり=ヒューマン・ネットワーク全体に、分散したかたちで存在していたことです。(p.152)

    ーーー
    あなたは、大人に学べという
    あなたは、大人に成長せよという
    あなたは、大人に変容せよという
    あなたは、大人にダイアローグせよ、という

    で、そういう「あなた」はどうなのだ?

    あなたは学んでいるのか?
    あなた自身は成長しようとしているのか?
    あなた自身は変わろうとしているのか?
    そして、あなたはダイアローグの中にいるのか?

    そう、筆者たち自身も問われているのです。
    ーーー

    <きっかけ>
    職場の図書コーナーからの借り本。”

  • 実はデイヴィッド・ボームの「ダイアローグ」は小難しくて今ひとつピンとこなかったんだけど、この本はいい。

    「対話」の定義やその意味付けが丁寧にわかりやすい(かつ著者自身の)言葉で、書かれている感じ。

    あとちゃんと「対話」のネガティブな一面にも言及しているところが好感が持てました。

    著者の方達と"ダイアローグ・オン・ダイアローグ"がしてみたいのと、「ラーニングバー」にも興味津々です。

  • 対話には、
    行動が理念に沿ったものだったか?
    正しい問題設定ができているか?
    の意味づけをする重要な効果がある

    対話と議論を混ぜながら意思決定をしていく必要

    一方通行のコミュニケーションでは、相手の行動は変わらない

  • 最近何かと話題のダイアログだが、定義すらあいまいで、どうにも?みようがない。直感的には優れたコミュニケーションツールだとは思うのだが。この本も、なんとも読み応えがしない。

  • 自炊済み

  • ものすごく参考になる本だった
    必ず時間が経ったらもう一度読み直したい

    今の時代はそれぞれ一人一人が自分でやる気を出し行ったことに生きがいを感じる
    誰かに言われてはやりたくない
    そういった前提のもとに組織をより活性化させていくには、ダイアローグが大切である

  • 組織における問題の原因は他にもあるし、原因の構造としては「評価制度」が主たるのではないかと思っているけど「組織で支配的なコミュニケーションの在り方」が問題を引き起こしている、という指摘はとても共感した。同じ内容を言ってても、どう伝わるか、で全然その後の組織行動が変わることを実感しているからだ。

  • 教育学者と社会学者の視点から書いた学術本的な要素が強い本である。これを勘違いするとやや手痛いしっぺい返しを食らうと思います。

    「対話」が少なくなる、薄くなって久しいと言われていますが、メールやプレゼン資料などIT関係などを中心にいろいろな道具が揃っても、肝心の人と人のコミュニケーションである双方向的な対話が欠けている場面は多いです。

    そのような「導管メタファー」が多いからこそ、組織の変革などのためには、対話が必要である(独白であるモノローグではない)があることを、論証を丁寧にしている本だと思いました。

    昔は当たり前にあった人と人が向き合って、言葉で対話することが対話をしなくてもよいじだいになったこともあって、その対話の必要性は増している気がします。

    最後に一言、時代は変化し、変化が新たな問題を生み出している事例なのかなと思いました。

  • コミュニケーションとは一方的な情報伝達ではなく、双方向的な相互作用的なものである。
    議論では多様な立場が対立の原因になることがあるが、対話では多様な立場は多様な視点であり望ましいものとなる。
    学習とは伝達ではなく変容なのである。
    他者の経験した事例発表が、どうも腑に落ちにくいのはそれが単なる一方通行の情報伝達に終わっていたせいではないかと気がついた。

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著者プロフィール

立教大学経営学部教授

「2020年 『サーベイフィードバック入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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