100歳の金言

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 73
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478005729

感想・レビュー・書評

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  • この方なら自伝をいろんな人に読んでもらうに相応しい。人柄が文章に表れている。好感が持てる。

  • 押し付けがましくない金言で、読んでいて心が安らぐ。
    今あるいのちを大切に。時間を有効に使って行きたい。

  • 幸福とは、どこか外にあるものではかく、もっと、身近な、自分指針の心のなかにあるものです ふだんの挨拶や会話でも、「ラ」の音によって心を通わせ、絆を育むことができます 良き遺志を求めるならば、良き患者になることが必要なのです 体を動かせば、心が爽快になる 人間はみな、運命をデザインできる

  • 2014.12~ 展示

  • 2013/6/27
    現役医師日野原さんからの心暖まるコトバ集。

    日野原さん100歳にして、まだスタートラインにたったばかりといえるその姿勢、尊敬します。

    余命1年と言われ、あと1年、まだ1年、気の持ちようで生命の長さも変わる。

  • * 私たちはもともと何ももたずにこの世に生まれ,そしてまた,なにももたずにこの世を旅立つ
    重要なのはもつことではなく,人としてどうあるかということ.havingよりも,beingに心を傾けるべき

    * 良きモデルは,生き方の指針や目指す目標を与えてくれます.あこがれのモデルではなく,生き方のモデルを見つけよう.

    * 笑顔にのせて心を贈ることで,感謝の気持ちを伝える.

    * 持ち帰った米や芋や野菜は,すこしずつ隣近所と分け合った

    * 摂取エネルギーを控えると寿命が長くなる

    * 30歳の体型をイメージしながら,食事の量を減らし,適度に運動する

    * 年齢が一番あらわれるのは,首.首を回して振り向くことができるか?
    腕立て10回,スクワットを毎朝している

    * 健康とは自分の心で作るもの.たとえ病を抱えていてもいつも心が爽快で,日々生きがいを持って,前向きに生きている.
    心に健やかな健康感がある.その状態が健康.

  • 100歳…それだけで凄い。

  • チェック項目11箇所。日本が復興を遂げた大きな原動力、それは、日本人一人ひとりが希望を失わずに生きてきたことです、今こそ、希望をもたなければなりません、希望は、計り知れない力を生み出す、私はそう信じています、この本には、100年という長い人生で、75年間臨床医として歩んできた私からあなたへ、ぜひお伝えしたい50の言葉を書きました、希望の朝がかならず来ることを信じて―。いのちとは、私たちが自由に使える時間なのです、いのちも時間も、目には見えないけれど、使うことができる、時間を使うことでいのちが形となります、この世に生まれてから死ぬまでの時間は、すべての人に平等に与えられています、肝心なのは、自分のいのちである自分の時間を有意義に使うこと。「3つのVをもちなさい」、第一のVは、ビジョン、将来を見すえた、大きな展望を指します、第二のVは、ベンチャー(冒険・開拓心)、未来を開く勇気ある行動がなければ、ビジョンは完成されないという意味です、第三のBは、ビクトリー(勝利)、ビジョンを描き、勇気をもって行動すれば、いつか夢を手につかむことができるということです。「習慣がつくる、体も心も」(ウィリアム・オスラー)……習慣は心のありようも変えるということです、鳥は飛び方を変えることができないけれども、人間は決意次第で生き方の習慣を変えることができます、健やかなる人生のために、良い習慣を上手に取り入れてほしいと思います。未来の約束は、生きる原動力、大切な人との果たすべき約束は、生きがいになります、そのため私は、予定を「アポイントメント」とは呼ばず、「コミットメント」と呼ぶようにしています、コミットメントとは、神と交わす約束のような、達成すべき義務に近いもの。「ラ」の音は、オーケストラが演奏を始める前に、チューニング(調子合わせ)をする際の基準音です、人間同士の心にも共通のハーモニーをもたらす「ラ」の音程で、ピースハウス病院では患者さんと看護師たちの心の交流がもたれていたのを、先の声楽家が私に語られたのでしょう。静子は、介護を受けながら入院生活を送っています、そんな妻の前で私は、どうしても医師であることができません、たくさんの患者さんに接してきましたが、妻に対しては、医師としてケアを施すというより、ただそばにいたい―、そういう気持ちで彼女の快復を待っています。プロフェッションという言葉には、「神さまに誓う(プロミス)、私の身を捧げます」と約束するような意味合いがこめられています、人のために生きるという、プロフェッションの精神は、職種にかかわらず、すべての仕事において実現可能です、あなたの仕事にも、プロフェッションのエッセンスをぜひ取り入れてください。あなたの人生はあなた自身がつくるものだということを、そして、その人生はいつでも幸せにできるということを、本書から少しでも感じとっていただければ幸いです。

  • 今年101歳をお迎えになられる日野原先生は、110歳までの予定を書き込める手帳を持ち、現役医師として精力的にご活躍されてるお姿に脱帽です。
    戦争等で壊滅的な日本の姿をご覧になってこられたこそ「希望の朝はかならずやってくる」と50のお言葉の深みを感じさせられました。
    「闘病中の病気があったとしても、いつも心が爽快で、日々生きがいをもって、前向きに生きている。心に健やかな健康感がある。そういう状態を健康と呼ぶのです。」自分に語りかけて下さった様に感じました。

  • 詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=9822

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著者プロフィール

1911年山口県生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院内科医となる。学校法人聖路加国際大学名誉理事長、聖路加国際病院名誉院長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長などを歴任。予防医学の重要性を指摘し、医学・看護教育の充実、ターミナル・ケア(終末期医療)の普及に尽力。2000年には「新老人の会」を結成。1999年文化功労者。2005年文化勲章受章。2010年には国際コルチャック協会名誉功労賞受賞。2017年7月18日逝去。

「2022年 『2023年版『生きかた上手手帳』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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