大前研一と考える 営業学

  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 626
感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478007266

感想・レビュー・書評

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  • チョッと微妙…と感じる理由を言語化しないと読んだ意味が無いと思う。

    経営コンサルタントでビジネスブレイクスルー大学院大学を運営している大前研一さんと、ビジネスブレイクスルー大学院大学の講師陣(みなさん元コンサルタント)による共著。

    構成としては、「営業のプロフェッショナル化(この部分のみ大前研一さんが書いてる」「問題解決型営業のすすめ」「営業のマーケティングマインド」「営業のセルフマネジメント力」「営業チーム力の向上」の5章に別れていて、それぞれに著者が異なる。
    成果は定量的な事に対して、プロセスが非常に多様性に富む営業という行為をなるべく言語化(定量化ではない)しようとしている部分は面白いと思う。

    内容に関しては、そういった類の本をあまり読まない方向けなのかな、と感じるほど斬新なものは感じられなかった。ある程度以上読み込んだのだが、「この本で無いと」と言える領域はあまり無いように思った。

    むしろ、最も印象深かったのは、共著という形態であったとしても内容に一貫性を感じにくかった点。
    もちろん、理論的に破綻していたり意味がわからないような部分はあんまり無いのだけど、「この本を通して言いたい事」のようなテーマが見つけられなかった。(表紙や帯では「プロフェッショナルを目指せ」となっているが、全体を統括するテーマには感じず)

    それで終わるとチョッと微妙…という感想で終わるので、もう少し考えて見た。
    作中でも書かれているが、コンピテンシー活用が環境要因を精緻に理解できてないと上手くいかないように、営業と呼ばれる行為も、特に置かれている環境下で求められる能力が大きく変わるので、「必要な事は何か」ではなく「何が必要だと捉えるのか」が大事なのだろうか…
    そう考えると、タイトルの「営業学」はそういった意味なのかと納得も出来るが…
    考え続ける事は前提で、その為のヒント集と考えるべき。

  • 全体が5章に分かれており、大前節は1章のみ。残りはビジネススクール教授陣の講義を受けている感覚を受けた。

    内容は難しくなく、飲み込みやすいが気付かされることも多く営業をする人にはおすすめ。

    特に4章のセルフマネジメント力については、個人の能力を高めるための考え方としてとても参考になった。

  • 理論的な話もあり、他の営業本とは一線を画すものでした。
    人によっては物足りない方もいるのかもしれません。

  • 10年前の本であるが、未来を的確に捉えていると感じました。

  • 営業のスタンスについて学べます。ただし、何が最適かは自分で考える必要あり

  • //破棄(2015.05)

  • 営業をテーマに複数の方の共著。現実的でないと感じられる点があるのは条件が異なるからで置かれている環境に置き換えて目指すべき姿姿を自ら描くことが必要だな。

  • BCG流戦略営業とセットで読むと良し!

  • 2015 12 28

  • 自分用キーワード
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