- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478007563
感想・レビュー・書評
-
2009/10/29開始〜2009/11/05読了
とにかく完全に中立な立場の人たちが、
<b>「生命保険と医療保険というものは数百万円程度の貯金があれば
基本的には必要ないものである」</b>
ということを実際のデータをもって説明してくれる本です。
保険販売員の殺し文句や保険会社の売り文句の裏にある真実を淡々と説明してくれます。
あるいみサバサバしていて、読んでいてとても気持ちがいい。
なんでもっと早くこの本に出会っていなかったのだろう!と後悔でいっぱいになる。
それほど価値の高い本です。
とはいえ、いろんな理由でまだ貯蓄が少ない状況にある人にとって何の保険にも入らないのは逆に危険。まずは保険の種類について説明してくれたあと、基本的には過分所得の殆どを貯蓄にまわすという前提をふまえた上で、それでも保険に入るなら必要最低限のものは何であるかを、自営業/会社員、独身、夫婦こどもなし、夫婦こどもありといったパターンできっちりと分けて説明してくれます。
実際の保険商品の紹介も記載されていますが、どこかに偏っているとかは一切無く、どの会社もまんべんなく紹介している上、保険会社が押している(売りたい)商品は結局保険会社が儲かる仕組みをつくりこんでいるため一切出てきません。
このあたりがこの本がリベラルである証拠といえます。
章立てもわかりやすく、今入っている保険に無駄があるのではないかと思って見直しする人には絶対にオススメの本です。<span style="color:#ff0000;">
おかげで、かなりの知識を得られました(笑)</span>
私は実際にこれで保険を見直しています。
(合計金額が3分の1以下になったので、差額をすべて貯金に回しています)
多分、いろんな人に聞かれても間違いなく説明してあげられるし、保険販売員とバトれる自信がつきました!
値段に対する情報量はとにかくものすごいの一言。
保存確定です。
以下、引用です。
[more]詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
保険の見直しの参考に。
少し古い本かもしれないが、保険に対する考え方の参考としては、丁度いい。 -
生命保険・医療保険を中心に、その仕組みと、加入・非加入の考え方について解説している。
説明は分かりやすく、自分の場合どのような保険がどれくらい必要なのか?あるいはまったく不要なのか?
これを自分で筋道立てて考えられるようなお膳立てもしてくれている。
最終的にはほかの資産形成手段と併せて考えることで自分なりの答えが出る分野ではあるのだが、保険分野に絞って言えば十分参考になった。
大学卒業前の3か月くらいは、このレベルの保険や、あるいは資産形成に関する講座を、大学は準備してくれてもいいように思う。 -
あまりに無駄な保険に入りすぎていること説く。何が必要で何がいらないかが明快に示されている。それぞれのユーザーの家計の状況を念頭に置きながら、ユーザーの立場に軸足を置いた良心的な内容。イラスト、グラフ、表が大きく見やすく表示されており理解を助ける。保険に入っている人も今から入る人にも実益のあるつくりこみとなっている。
-
20代で無知のまま、会社の先輩に言われるがまま保険に入ったが、この本を読んで20代独身の自分に終身保険も医療保険も不要ということがわかり保険を解約した。やっぱり無知は損をする。
-
0811
-
わたしは、生命保険について知りたいと感じ、この本を読みました。これから、大変な世の中になってしまうから、頑張っていきたいです。
-
21年8月
あたりまえのことが書かれてあるけれど、通して読めると参考になります♪
著者プロフィール
ダイヤモンド社の作品





