ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質

制作 : 望月 衛 
  • ダイヤモンド社
3.78
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本棚登録 : 1967
レビュー : 149
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478008881

作品紹介・あらすじ

未来予測を切って捨て、経済学とファイナンス理論を根底から揺さぶり、ベル型カーブでは扱えない不確実性の核心に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • さっぽろ図書館本。実践では問題から本へたどりつけても逆に本からは問題へはたどりつけない。予測なんて所詮出来ないのだから学者やらエコノミスト、政治評論家、CEOその他専門家のもっともらしい話には疑いを持てと。本書を出し直後のリーマンショックを当てたらしい。

  • 賢い人が書いたっていうかんじ。最後の方の表?の人物像は参考になる。面白かった。あと数回は読もうと思う。あと思うことは結局のところ知識の積み重ね?。経験から、それを説明した本や論文はないかなーと探して論理づける。これかな?

  • リスクは常にあり、それをなくすことはできない。

  • 全般に流れる経済学への罵倒が耳に心地良い。
    カタストロフィのある事象でガウス分布を使用してはいけない。
    都合の良い適当なデータだけを取り上げればどんな結論でも導き出せる。
    モデル化自体は悪いことじゃないんだけど、そこには常に想定外を内包している自覚が必要ということだ。

  • 著者は言う、よいブラックスワンと悪いブラックスワンがいると。


    私達が、難しい論理をこねくりまわして
    安全だということ自体がリスクなのかもしれない。

    それがこの本の感想の一つになる。

  • 09/8/29
    小山龍之介 推奨

  • やはり上巻だけで充分だったかも。

  • 上巻では哲学や歴史、心理学の成果を踏まえて、人間が「なぜ」因果関係や法則性に「見える」ものに囚われてしまうかが論じられていたが、下巻ではそうした誤りに囚われた、または確信犯的にウソをついてる経済学者とか経済学者とか経済学者の思考パターンを暴き、「ではどうすればよいか」の話が語られている。

    経済学者の誤りは、自分たちが作り上げた精緻な(そして精緻であることにまったく意味がない)「モデル」に固執し、現実とモデルが合わなくなっても実害を受けない象牙の塔に籠ったまま、身内同士での高評価に酔う「お勉強のできるおこちゃま」的な性根がすべてである。

    ケインズが古典派経済学を批判したように(ケインズは古典派の始祖リカードが理論の「限界」を認識していることは正しく評価しており、現実の経済を「無理やり」理論に押し込めて、あまつさえ逆効果の経済政策を提言して世界をめちゃくちゃにしたリカードの後継者を批判していた)、経済学者の悪弊を改めるには事実に基づいた論戦が必要なのだが、ノーベル経済学賞などという妙なものが出来たせいで勘違いした経済学者がはびこるようになってしまった(フリードマンのごときは自分の金儲けのために理論を作ったような気もするが)。まったくノーベルも迷惑なことをしてくれたものだ。

    実践についてはいたってシンプルな解決策が提示されていた。自分にとって失ってはいけない資産の「限界」を把握する。資産が限界より少ないなら「絶対に」冒険はしない。資産が限界より多いなら「許容量の分だけ」冒険する。実にわかりやすい。

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