世界で一番シンプルな決め方の技術―優柔不断を克服する「6つの質問」

  • ダイヤモンド社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478009390

感想・レビュー・書評

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  • 20190509
    自己啓発の著者として、自分が最近気になっているスペンサー氏の作品。チーズやリンゴのように、優れた寓話の会話の中で、大事なものを認識していくというストーリー仕立てになっている。
    答えは自分の中にあるということは印象的である。その為の指標として、頭で考えること、心で感じることの2点を自分に問い続けることが重要なのである。細かくは下で述べている。
    本当に必要なことに応えているか、選択肢がわかっているか、考え抜いているか、イエスかノーか?
    自分に正直になっているか、直観を信じているか、自分の価値を信じているか、イエスかノーか?

    //MEMO//
    自分を信じられないから、自分が考え抜いた行動でないから、他人に指摘された時に説明できない。そんな自分を変えるために参考にする本。シンプルにロジカルに決めるための本。

    実際的な問い→頭
    ①本当に必要なことに応えているか?
    ・自分は今何をすべきなのかと、イエスか、ノーか?と自問すること。

    ②選択肢がわかっているか?
    ・選択肢があることを認識する
    ・情報=事実と意見→必要なものを集める

    ③考え抜いているか?
    ・①で焦点を絞り、必要なことに対して考え抜く
    ・次を予測する


    内面的な問い→心
    ①自分に正直になっているか?
    ・嘘や幻想の逆を捉える
    ・自尊心を捨てて、事実を素早く捉える

    ②直観を信じているか?
    ・恐怖からではなく良い直観で意思決定をしているか

    ③自分の価値を信じているか?
    ・信じないような行動をしていないか

  • 本当に必要なことに応えているか?選択肢がわかっているか?考え抜いているか?たったこの三つの問いだけである。
    内面的な問いと実際的な問いの二つで考えること。
    内面的な問い(意思決定する時)は、自分に正直になっているか、直観を信じているか、自分の価値を信じているか、である。
    シンプルだけど深くて難しい。
    136冊目読了。

  • 海外の翻訳本が少し読みにくく、流し読みで読み終えてしまった。

    また気持ちが向いた時に読んでみたい。

  • タイトルに惹かれ一気読み。
    実際的な問いと内面的な問いの両面から考え、的確な決断を下す。書いてある事は最もだと思うが、なかなかピンとこず、未だ消化できていない。
    だけど人生はドミノと同じで、1つの意思決定の結果が次の結果に想像以上に影響するという部分、自分の価値を信じ、恐れる気持ちから行動してはいけないという部分は、はっとさせられた。
    望んでいることと本当に必要なことを区別する、という部分も最近読んだ本にたびたび出てきて自分に響く言葉であり、きっと今の自分に必要なのだと感じた。

  • 熱いお茶を飲もうと思ったら、まずは茶碗をからにせよ
    意思決定をする時、自分に正直になっているか?(真実がわかっており、それを受け止めているか?)
    意思決定の基本は幻想ではなく、現実に基づいて決めること。

  • 人生において決断を迫られることが何度かあり、そこで下した決断は私のその後の人生を左右してきたと思っています。 その時の基準は何かと改めて振り返ってみると、「内なる自分の声」を聞いていたかもしれませんが、曖昧だったと記憶しています。

    この本では、決断する技術についてアドバイスをしてくれています。この本に書いてあることを、今後の人生において、決断を迫られた時に役に立つべく活かしていきたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・的確な意思決定をするためには、まず、よくない意思決定をもとに進めていることをやめること(p8)

    ・危険なことでも、なじんだものを変えるより安全なように思えるので、慣れたやり方を続けることになる(p10)

    ・殆どの人間は、頭か心かどちらかしか働かせていない、両方を働かせている人は少ない(p16)

    ・必要な情報と面白い情報がある、必要な情報とは、的確な意思決定を下すのに欠かせないもの(p49)

    ・的確な意思決定をするためには、「それでどうなるだろう?それからどうなる?」と自問して、良い結論が出るまで考えぬくこと(p65)

    ・自分が過去に決めたことは自分自身の最良の先生である、過去を見直すときには、自分を責めてはいけない(p69)

    ・信念とは、意思決定へと導いてくれる”あかり”である(p82)

    ・自分の内面的な思いを大切にすることは、自分に正直になっているか、直感を信じているか、自分の価値を信じているか、である(p84)

    ・真実を早くつかめば、それだけ早く、的確な意思決定ができる(p104)

    ・意思決定の前に、「実際的な問い(情報は十分か、考え抜いているか、選択肢は?)」によって頭を働かせる、「内面的な問い(正直か、直感は?自分の価値は?)」によって心をに尋ねる、自分の声と他の人の言う事に耳を傾けて意思決定をする。(p146)

  • 優柔不断な方は是非読んで見て下さい。改めて読み直そうかなあ、どうしようかな〜。。。ってことは、読み直せということか。

  • うまくストーリーを作ってると思ったけど、僕には内容が抽象的過ぎるように感じた。

  • 本当に必要なことに答える
    色々な選択肢をもっているか

  • 意思決定が遅い方なので、改善の参考として購入。
    いわゆる自己啓発書で、原則とそれを解くための寓話を述べている。この人の他の本、「チーズはどこへ消えた?」」などと同じつくりですね。
    全般的に決められない人最初に読む本としてはよいと思う。
    ピンポイントで迷っていることがあるなら、その専門書を読んだ方がいいと思う。

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著者プロフィール

スペンサー・ジョンソン

Spencer Johnson, M.D.

1938〜2017。

心臓のペースメーカーの発明にたずさわった医学者でもあるジョンソン氏は、さまざまな大学や研究機関の顧問をつとめ、シンクタンクに参加。

ケン・ブランチャード氏との共著『1分間マネジャー』は、マネジメント論の古典として読みつがれています。

『チーズはどこへ消えた?』は日本でも歴史的なベストセラーとなり、全世界で数多くの読者に影響をあたえました。その待望の続編『迷路の外には何がある?』のほか、『頂きはどこにある?』など、よりよい生きかたを追求するさまざまな著書を遺しています。

「2022年 『プレゼント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スペンサー・ジョンソンの作品

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