櫻井よしこの憂国―論戦2009

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 86
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478009598

作品紹介・あらすじ

誇りを失い、脆弱になり果てた日本よ。いまこそ覚悟を示し、まったき自立国家となれ。沈みゆく日本の活路を開く最新時論集。

感想・レビュー・書評

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  • 櫻井よしこさんの本は初めて読みましたが、いやぁ、すごい人だ。右も左もバッサバサ斬って捨てるところは痛快。もちろん内容がしっかりしていて、単なるいちゃもんではない。

    しかし、本当に読みたいのは、2009年8月30日より後のことについて、櫻井よしこさんが何を考え、何を言ったか、だ。続刊を待つ。

  • 日本及び周辺諸国の抱える問題点を分かりやすく、冷静に分析、時には厳しく指摘する本です。内容は、週刊誌などに掲載されたモノをまとめているようですが、皇室典範、北朝鮮、韓国、中国、ロシア、年金、医療、道路などを取り上げています。
    [more]
    私なりの解釈で行くと、『日本を普通の先進国にしなければいけない』ってことだと思いました。簡単にまとめると、日本文化の為にも皇室問題を解決する。出来ることをしていない国内行政。軍事力を持たない(又は行使できない)状態での外交では、世界に相手にされないこと。などを解決可能な提案をしてまとめてあり、非常に勉強になりました。

    櫻井よしこさんって、人気があるのは知っていたのですが、こんなに難しいことに明確なメッセージを出しいてる人だとは思いませんでした。少し著者の本をまとめて読んでみたいと思います。

  • 読んでおいて損はない

  • 日本を代表する論客櫻井氏の考え方が分かります。これを読むと如何に学校の授業が民主党が中国共産党が間違がっているか分かります。

  • 「中国国民新党が提供したタングステンがナチスドイツの軍事産業を支えたのです。これによって生み出された軍事力がヨーロッパでのナチスドイツの勢力拡大を可能にした。」

    「1964年から1996年までに東トルキスタンのロプノルで46回の核実験が行われ、少なくとも19万人以上が死亡、129万人以上が被爆したという衝撃の事実が発表された。」

    現在の日本の状況に危機感をもって真正面から取り組む櫻井よしこ氏の激励本。

  • 政治家が危機に転ずる発想を持てず、日本の力を発揮せしめていないのは、何よりも自信が欠けているからだ。日本のリーダたるべき人々に己への自信、日本への自信がなければ問題への対処は逃げの姿勢が基調となり国際社会の激動にも受け身で対応するしかない。

  • 日本の実情(特に外交の問題)を、的確にとらえていると思う。
    少子化については何も語っていないので、それに対する意見も聞いてみたい。

  • 素晴らしすぎて言うことなしっ!!

  • 豪傑櫻井よしこさんの新刊

  • 論戦シリーズ本年度版、ピ4入、大3入、テ3入、高0
    2008年実績、大日10売18入、テラス3売3入
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著者プロフィール

ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した。著書に『何があっても大丈夫』『日本の覚悟』『日本の試練』『日本の決断』『日本の敵』『日本の未来』『一刀両断』『問答無用』『言語道断』(新潮社)『論戦』シリーズ(ダイヤモンド社)『親中派の嘘』『赤い日本』(産経新聞出版)などがある。

「2022年 『わが国に迫る地政学的危機 憲法を今すぐ改正せよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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