消費税は0%にできる―負担を減らして社会保障を充実させる経済学
- ダイヤモンド社 (2009年7月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478009840
感想・レビュー・書評
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そんなにお金があるのなら使えばいいのになぜ使わないのだろうか。
財政危機といわれているが、海外から見たらまったくそのようには思われていない日本。
財政資産があるのに消費税増税で税収を謀ろうとする財務省。
ほんとに消費税0%に戻ったらおもしろいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
消費税はやたらと複雑である。複雑であればこそ国民を騙(だま)すことが容易であるし、複雑であればこそ官僚への依存傾向を強化できる。既に来るべき総選挙を展望して消費税増税は既定路線と化した観がある。新聞各紙は大本営発表に先駆けて大政翼賛の一翼を担い、テレビが追走する。テーマは増税の是非ではなく、国民を懐柔する方法にシフトしている。
http://sessendo.blogspot.jp/2012/10/0.html -
長く金融財政の世界にかかわってきた著者が、財政的な側面から、消費税増税論の欺瞞、日本の財政構造を解き明かし、今日の新自由主義経済、小さな政府論のあやまりをのべている。すでにアメリカではブッシュ政権時代の多くの誤りを修正し長期をみとおした政策をオバマ大統領は提起しているが・・アメリカは継続できるのか。日本においても長期的な政策面・財政論からしっかりした議論をたたかわせてもらいたい。社会保障と税の一体改革といいながら、社会保障はかえって悪くなるような政策が目白押し・・国民との乖離が大きいなかでの永田町の議論となって久しいようにおもうなかでの考えさせられる本 タイトルも衝撃的!
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2009/11/27
基礎情報としては良い