消費税は0%にできる―負担を減らして社会保障を充実させる経済学

著者 :
  • ダイヤモンド社
4.28
  • (9)
  • (7)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 64
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478009840

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • そんなにお金があるのなら使えばいいのになぜ使わないのだろうか。

    財政危機といわれているが、海外から見たらまったくそのようには思われていない日本。
    財政資産があるのに消費税増税で税収を謀ろうとする財務省。

    ほんとに消費税0%に戻ったらおもしろいな。

  •  消費税はやたらと複雑である。複雑であればこそ国民を騙(だま)すことが容易であるし、複雑であればこそ官僚への依存傾向を強化できる。既に来るべき総選挙を展望して消費税増税は既定路線と化した観がある。新聞各紙は大本営発表に先駆けて大政翼賛の一翼を担い、テレビが追走する。テーマは増税の是非ではなく、国民を懐柔する方法にシフトしている。

    http://sessendo.blogspot.jp/2012/10/0.html

  • 長く金融財政の世界にかかわってきた著者が、財政的な側面から、消費税増税論の欺瞞、日本の財政構造を解き明かし、今日の新自由主義経済、小さな政府論のあやまりをのべている。すでにアメリカではブッシュ政権時代の多くの誤りを修正し長期をみとおした政策をオバマ大統領は提起しているが・・アメリカは継続できるのか。日本においても長期的な政策面・財政論からしっかりした議論をたたかわせてもらいたい。社会保障と税の一体改革といいながら、社会保障はかえって悪くなるような政策が目白押し・・国民との乖離が大きいなかでの永田町の議論となって久しいようにおもうなかでの考えさせられる本 タイトルも衝撃的!

  • 2009/11/27
    基礎情報としては良い

著者プロフィール

きくち・ひでひろ
日本金融財政研究所所長・経済アナリスト。
1936 年東京都出身。東京大学教養学部卒業後、
東京銀行(現・三菱東京UFJ 銀行)へ入行。
ニューヨーク支店外国為替課、ミラノ支店長、
豪州東京銀行取締役頭取、
文京女子大学(現・文京学院大学)・同大学院教授などを
歴任。
著書に『消費税は0%にできる』『増税が日本を破壊する』
『そして、日本の富は略奪される』(どもにダイヤモンド社)、
『日本を滅ぼす消費税増税』(講談社現代新書)、
『新自由主義の自滅 日本・アメリカ・韓国』(文春新書)
他多数。

「2016年 『「ゆうちょマネー」はどこへ消えたか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菊池英博の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×