試験勉強の技術―東大・司法試験に一発合格

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478010013

感想・レビュー・書評

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  • 勉強へのモチベーションが上がる本。
    悩んでも仕方ないからとにかく勉強しろ!
    すぐに切り替えて5分でも10分でも無駄にしない。
    覚えたことはしない。問題集は間違えたとこだけくりかえす。

  • 勉強法指南の典型。
     ・できるものからやる。
     ・暗記は早めに
     ・手を動かせ
     ・計画を立てる
    など。

  • 受験勉強中の悩み
    →とにかく、勉強するしかない。
     悩みというのは自分が思うほど深刻ではない。本当に何ともならない状況というのは、不治の病の最期の1日とか、相手が殺意を持って斧を振り上げたとか、数えるほどしかない。悩みという心の動きが、自分を磨り減らす。無駄なことはしない。

    試験勉強は周囲には秘密にする
    →勉強をしていて、他人に協力を求めるようになると、自分しか見えなくなる。そうして視野を狭めると、自分が正しい方向に向けて勉強を続けているかどうか分からなくなる。苦労をしているときに苦労してますという顔をするのはカンタン。だからこそ、結果を出して初めて報告する。そういう方がスマートだし、能力があることも評価される。難易度が高い資格であればあるほど、こういう態度で乗り切りたい。

    勉強することのメリット
    →生きていく上に必要なことの全てにおいて、他の人よりも器用にうまくでき点。理解力、事務処理能力、推理力の向上。
     勉強が役に立つのは、難しい作業を繰り返すことで、自分の基礎的な能力が総合的に上がること。

    勉強しない人についてどう思うか。
    →能力を上げて、その後の人生を得して生きる機会を自ら捨てている。もったいない。知らないということは、損をすること。

    感想…
    今までいくつもの勉強法の本と重複することも多々あったが、重複してないことをピックアップした。ジャンルを問わず勉強することの大切さを再認識させられた本だった。

  • 第1部 これからの勉強法(試験勉強法とは何か/あなたは何をどう勉強すべきか ほか)/第2部 試験勉強の技術(合格するための3つの力/知識の習得ー暗記の技術 ほか)/第3部 スクールの選び方と勉強の進め方(スクールの選び方/スクールでの勉強の進め方)/第4部 勉強にくじけないために(柴田式自己コントロール法)/付録 現役中高生500人に聞きましたー「質問してみたいことは?」への回答

  • 分からない問題、間違えた問題を中心に勉強し、弱点克服する。試験で求められるレベルと自分の置かれている状況のギャップを埋めることが大切。

  • 試験を目的としたスーパー効率重視の質の高い勉強法。結構ごつい。たまに笑わせてくる。
    ・もうできてることはやらない。間違った問題だけ検討する。得意科目でなく苦手科目をやる。
    ・理解とは知識と知識の間の関連性を発見すること。
    ・問題を解くにあたって必要となる知識のみ暗記。

  • 効率的勉強法。大学受験の勉強法の王道という感じ。処理能力の洗練を重視している。それが実生活の中でも生きていくのだ、とする考えは共感ができる。試験勉強をしたくなる気持ちにさせてくれる。

  • 東京リーガルマインドの人気講師である著者が、大学入試や資格試験に有効な勉強の技術について語っている本です。

    勉強法や自己啓発書を何冊か読んだことのある人にとっては、そこまで目新しい内容は見られないのではないかと思います。試験に合格するという目標を明確に見つめ直して、普段の勉強や生活の仕方をもう一度振り返ってみるきっかけを与えてもらったという意味では、個人的には有益でした。

  • 情報の量を1割までに減らす。

  • 一般的な受験指南書という感じだった。

  • 245

  • 修了考査を受ける際に参考になった。

  • *不利な地位にあると思っている人は、本当に非常に有利な地位にある。ここで勉強して結果が出れば、同じ結果を出した人よりも評価される。弁護士はいくらでもいるが、極道の妻から弁護士になった人ならべストセラーが書ける。
    *勉強には精神論も方法論も必要。正しい訓練プログラムを全力で訓練に励む。
    *問題を解きながら知識を覚える。
    *質の高い勉強は週24時間が限度。質の高い勉強とは、単位時間内にたくさんの能力が上がる勉強。自分ができないことが、できるようになる勉強、弱点をたくさんつぶすことに集中した勉強。

  • 素晴らしい良書。冷静な目で大変よく分析されていて、こんな納得する本ってなかなかないかも。勉強が苦手なわたしも勉強したくなる本です。是非読んで欲しい。1600円以上の価値があります。勉強は退屈で飽きるもの、飽きちゃったり挫折した時はこの本を読みます!

  • 「教育」分野第18位...(幼児教育分野を除く)

  • 「私が薦めるこの1冊」というフェアで見つけました。
    勉強法の本では一番ピンとくる内容でした。
    学生時代に勉強ができる奴と言われてた人は、きっと
    こんなやり方を自然と身につけてたんだろうと思う。
    ただ、唐突に「テクニカルターム」「Tips」といった用語が出てきて
    なんの説明もなかったので、なぜそこだけ難しい言い回しをしたのか疑問。

  • 試験勉強の技術と書いてあるが、暗記法などといったテクニック的なものよりも、どのようにシステマチックに勉強して、勉強全体の効率を上げていくかということに多くのページが割かれている。
    特に、「分からない問題を分かるようにすることは100%の質の勉強であり、わかる問題をいくらといても学力は上がらない」というのは、人によっては耳が痛いのではないだろうか。
    えてして私たちは、自分の慣れていることばかりをやりたがるので、解けなかった問題やわからないことには無意識的にも避ける傾向が強い。
    この例にかぎらず、感情的な行動によって勉強の質が落ちてしまうのを防ぎ、きちんとした目的意識をもった勉強していくことで、誰でも学力をつけ試験に合格できる勉強をする方法論や勉強自体に対する考えた方が書かれている。

    小手先のテクニックや精神論ばかりを書いている勉強本が多い中、学問に王道なしと言われるように、勉強に対する姿勢そのものも特別なものがあるわけではない。
    しかし、筋道の通った合理的、論理的な思考に基づいて着実に勉強する人は少ないので、この本に書かれている至極当たり前のことを確実にこなすだけで、非常に大きなアドバンテージを得ることができる。

    91篇のエッセイと最後にFAQがあるが、真剣に勉強をしようと思っている人は、まずは通しで読み、毎日一遍ずつでも読みなおして自分に染み込ませると良いかと。

    ただし、あくまでも書かれていることは、至極当たり前の事。中には読んでみて「なんだ当然のことじゃないか」と拍子抜けする人もいるでしょう。
    しかし、多くの人が視野が狭くなってきちんとした勉強法を確立できていないのも事実。
    自分に自信がある人も、一読してみると得るものがあるかもしれない。

    この本に書かれている、「勉強への意識と姿勢」がしっかりと血肉になれば、単なる試験勉強に限らず、「学ぶこと」に対する力がつくはず。

  • あらゆる分野における資格試験の合格技術を伝授してくれる。

  • 勉強の本質を認識できる良書だと思いました。

    自分の中で特に必要と感じたものをピックアップして、カテゴライズしました

    ☆勉強方針

    ・もうできるところは勉強しない
    ・苦労していることに快感を覚えるな
    ・基礎が出来たら、自習メインで
    ・苦手科目ほどやる価値がある
    ・語呂合わせはグルーピング時に

    ☆タイムマネージ

    ・勉強時間(※1)は週24時間が限度
    ※1…出来ないところを出来るようにする勉強
    ・週単位でスケジュール管理をする
    ・時間を計る

    ☆解答力
    ・問題を解きながら知識を覚える
    ・問題集を読書
    ・問題集を使って復習

  • 頭が良くて幸せですという、どちらかというと上から目線的な文章の書き方だが、それでも、こちらが知りたいと日頃から思うことなどに、ずばり的確に答えてくれているので、とても気持ちがいい。
    そして、説得力もある。
    肩こりの悩みに、筋弛緩剤を打ったり、ペインクリニックで麻酔注射をしてもらうのがよいとの答えには、さすがにうちの中学受験を迎える息子にはちょっとと遠慮したくはなるが、できない子は、何が原因なのか、どうやったら合格を勝ち取れるのか、実践すべきこともよくわかり何度も読み返したいと思わせる1冊であった。

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著者プロフィール

1972年三重県生まれ。私立暁高校を経て、1995年東京大学法学部卒業。
同年司法試験に合格。現在、LEC東京リーガルマインド専任講師、弁護士。
東京大学を現役合格、司法試験も1回でクリアした自称「勉強法」の権威。
そこから開発された「S式機械的合格法」の普及に熱意を燃やす新時代の受験指導者。
主な著書に『司法試験機械的合格法』(日本実業出版社)、『司法試験 絶対合格の黄金律』(朝日新聞社)、
『S式1問1答法律用語問題集』『S式1問1答重要論点問題集』「S式択一条文問題集シリーズ」
「S式生講義入門シリーズ」(以上、自由国民社)がある。
趣味はパソコンとダイビング。

「2018年 『S式生講義  入門訴訟法2 第5版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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