中国名参謀の心得―ナンバー2の智略と政治力

  • 25人登録
  • 3.14評価
    • (0)
    • (1)
    • (6)
    • (0)
    • (0)
  • 4レビュー
著者 : 守屋洋
  • ダイヤモンド社 (2010年3月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478012260

作品紹介

組織の盛衰は「ナンバー2」が決める。『三国志』『孫子』『史記』『韓非子』『貞観政要』で描かれた名参謀たちの君主と人臣の操縦法と組織管理術。

中国名参謀の心得―ナンバー2の智略と政治力の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ・ナンバー2の心得とは「木鶏」(=すべての徳を身につけた状態)に似たり。そばでほかの鶏がいくら鳴いても挑んでも、いっこうに動ずる気配もなく、まるで木彫りの鶏のように見える。これこそ徳の充実している証拠。こうなればしめたもの、どんな鶏でもかないっこない。姿を見ただけで逃げ出してしまうだろう。このような木鶏のありようを、中国人は指導者の理想像として思い描いてきた。「木鶏型指導者」には捨て難い魅力があることはたしかだが、それが成り立つには、部下に有能な人材がそろっていて、彼を補佐する態勢がととのっていなければならない。

    ・指導者の条件とは、『孫子』では智・信・仁・勇、厳の5つをあげ、『呉子』は威、徳、仁、勇の4つをあげた。両者に共通するのは「仁」と「勇」。「仁」とは思いやり。部下をいたわること。しかも口先だけの思いやりではなく、態度で示すことが必要。「勇」とは、忍び難きを忍んだ勇気こそほんものの勇。将に望まれるのもこういう勇なのである。

    ・孫子の兵法に見る弱者の戦略
    1)勝算なきは戦うなかれ。
    2)敵を知り己を知れ
    3)主導権を握れ
    4)味方は集中し、敵は分散させよ
    5)実を避けて虚を撃て
    6)敵の眼をくらます
    7)臨機応変に戦え
    8)将に人を得よ

  • 中国古典研究の第一人者守屋洋氏が、組織のナンバー2たる参謀にフォーカスした書籍。中国古典は、現代にも活かせる部分が大きく、奥が深いです。

  • 副題に惹かれてダウンロードした。「三国志」「史記」など中国古典(私は「どうも難しそう、と読んでいなかったが)で描かれた参謀に焦点を当て、君主・人民の関係から組織管理まで(様々な角度から)述べている。
    現代の(特にトップを補佐する立場にある)ビジネスパーソンが読むとなるほど、と思う箇所が多い。
    ただし、(系統だって取り上げているとはいえ扱っている人物が多いので)総花的な印象はぬぐえなかった。でも、興味は出てきたので「三国志」「史記」のあらすじを知った後で再読すればまた違った印象をもつかもしれない。

  • 中国の春秋戦国時代〜秦、漢の時代の参謀の活躍、生き方を現在のビジネスマンになぞらえて書かれた本です。
    いわゆる「史記」を読んだことがある方には話しとしては薄い内容。
    史記を読んだことない人や、ナンバー2にこだわらず、熱い漢の生き様から人生を考えたい方にはオススメの一冊です。成功事例だけではなく、失敗事例についても多く書かれています。
    個人的には「伍子胥」の熱い生き様には憧れます(自分が彼の立場だったらああいう生き方は無理ですがw)。

全4件中 1 - 4件を表示

守屋洋の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
シーナ・アイエン...
池井戸 潤
落合博満
有効な右矢印 無効な右矢印

中国名参謀の心得―ナンバー2の智略と政治力はこんな本です

ツイートする