社長の教科書―リーダーが身につけるべき経営の原理原則50

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478012468

作品紹介・あらすじ

この危機のときに、リーダーは何を学ぶべきなのか?混迷する時代に経営者は何を学び、どう実践すればいいのか。今こそ経営の原点に立ち返るときである。経営には、いつの時代にも変わらない普遍の原理原則がある。全リーダー必読の実践の書。

感想・レビュー・書評

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  • 経営者または経営に携わる者の心得がわかりやすくまとめてあります。
    ①経営の考え方
    ②ビジョン
    ③戦略立案
    ④マーケティング
    ⑤会計と財務
    ⑥人材管理
    ⑦リーダーシップ
    冒頭から読んでいいですが、例えばお客様本位の会社にしたいなら④からでも大丈夫です。全て読み上げる頃には、経営の全体像がつかめると思います。

  • リーダーが身につけるべき経営の原理原則50

    [目次] [著者紹介]




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    はじめに

    「経営学」と「経営」の違い
    経営は実践
    経済学と心理学を学ぶ
    新聞を読む
    経営で一番大切なこと


    第1章 経営という仕事と経営に対する考え方

    経営者がやるべき三つのこと
    企業の方向付け
    資源の最適配分
    人を動かす
    お客さま第一を徹底する
    「ダム経営」を心がける
    利益よりキャッシュ
    明日のために投資する


    第2章 ビジョン・理念が会社の根本

    土台は考え方・目標よりも目的が大事
    ビジョンは自分の頭で考える
    ビジョン・理念が会社の求心力になる
    パナソニックとソニーに共通するビジョン・理念の経営


    第3章 戦略立案の基本原則

    「外部環境分析」と「内部環境分析」
    戦略の基本は「他社との違い」を明確にすること
    分析対象は「お客さま」「ライバル」「代替品」「マクロ経済」の四つ
    オンリーワンではなくナンバーワン


    第4章 マーケティングでお客さま第一を具体化する

    お客さま第一が基本
    QPSとC
    1回のお客さまを一生のお客さまにするリレーションシップ・マーケティング
    一番は偉い!
    あなたは特別
    感動を生む
    感謝と工夫


    第5章 会計と財務の本質

    財務諸表は、安全性、収益性、将来性の三つを見る
    ファイナンスの基本はダム経営
    手元流動性を確保する
    キャッシュフロー経営の基本は「稼ぐと使う」
    月初には預金残高を確認する
    会計や財務はビジネスの本質とは違う


    第6章 ヒューマンリソース・マネジメント

    人は理屈では動かない
    モチベーションより働きがいアップ
    多くの会社の成果主義人事制度は誤り
    楽しく働ける仕組みを作る


    第7章 リーダーシップとリーダーの姿勢

    指揮官先頭
    成功する人は素直
    素直の3ステップ
    肩書きではなく人望
    「優しくて厳しい」のが良いリーダー
    リーダーの持つ「甘さ」と「優しさ」
    成功する経営者の五つの特徴


    おわりに



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    著者

    小宮 一慶(こみや・かずよし)
    経営コンサルタント。株式会社小宮コンサルタンツ代表。
    10数社の非常勤取締役や監査役も務める。

    1957年大阪府堺市生まれ。京都大学法学部を卒業し、東京銀行に入行。84年から2年間米国ダートマス大学経営大学院に留学し、MBA取得。帰国後、同行で経営戦略情報システムやM&Aに携わったのち、岡本アソシエイツ取締役に転じ、国際コンサルティングにあたる。その間の93年初夏には、カンボジアPKOに国際選挙監視員として参加。94年5月からは日本福祉サービス(現セントケア)企画部長として在宅介護の問題に取り組む。96年に小宮コンサルタンツを設立し、現在に至る。

    主な著書に『どんな時代にもサバイバルする会社の「社長力」養成講座』『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』『どんな時代にもサバイバルする人の「時間力」養成講座』(ディスカバー・トゥエンティワン)、『「1秒!」で財務諸表を読む方法』『「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】』『図解キャッシュフロー経営』(東洋経済新報社)、『お金を知る技術 殖やす技術』(朝日新聞出版)他多数。

  • audiobook
     タイトルの通り、経営者として身につけるべき知識、考え方、行動基準について述べた経営の入門書。平易な言葉で具体例も豊富に交えて書かれているため、とても読みやすい。
     著者の他書籍は社会人歴が浅い頃によく読んだが、どの本もとても分かりやすく経営に関するさまざまな事柄を理解するのに非常に役立った記憶がある。いろいろ知識・経験を得た中で本書を読んでも、特に重要視すべきポイントはどこかを再認識できる良い機会にできた。個人的に著者の経営観とマッチしているからか、著者の実直な語り口調からか、しみじみと経営について考えさせられる。
     経営の素人でこれから経営についての概要をつかみたいという人にも、チェックリスト的な活用法で改めて自身の経営スタイルを見直したいという人にも薦められる一冊。

  • 年内に事業計画を作ることに決め、その手始めに読んでみた。

    「顧客」→「従業員」→「お金」という優先順位
    「ダム経営」
    QPSの組み合わせ
    素直さは訓練で向上できる

    分かっていたつもりで実践できてなかったことが具体的に列挙されていてとても参考になった

    「指揮官先頭」実践していきたい

  • 著者の本は実戦型の内容なので、非常にわかり易く納得感があります。
    QPSのバランスは大事だと思いました。

  • 丸善日本橋 刊行記念セミナーで購入

  • お客様中心で考えること。
    QPS
    quality price service

    この3つで顧客は選択している。
    ここから見えないところは判断基準ではない。ビジネスマンとして如何に自分が良いかなんてわかってもらえない。お客様に見えないところからコストカットは重要
    だけど、みんながみんなお客様のことを考えているわけじゃない。安月給とか派遣で会社のデータを盗む人もいる。
    見えない部分をどうするか。会社が大きくなるときに考えなければいけないことだと思う。

  • 理念・ビジョンは大切である。

    利益を追求する企業はいつか廃れる。

    顧客を幸福にすることを追求していけば、長い目で見たときに、結果、利益は生まれる。

  • 稼ぐとは、人の心をつかむこと。

  • これは面白い。社長がすることは多岐にわたるが、優先させるべき事は何であるかが書いてある。独立を考えている人は読んでみたらどうでしょう。

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著者プロフィール

経営コンサルタント/株式会社小宮コンサルタンツ代表

「2022年 『経営が必ずうまくいく考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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