道路は、だれのものか

著者 : 森川高行
  • ダイヤモンド社 (2010年10月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478012710

作品紹介

ITパワーが切り拓く交通システム革新。街をクルマから、取りもどす。

道路は、だれのものかの感想・レビュー・書評

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  • ●章構成概要
    ・第1~3章
     - 交通工学の観点から見た、現代日本における交通事情の課題点。
    ・第4~5章
     - 駐車デポジットシステムに関する、研究。

    ●感想
    ・前半(1章~3章)
     - 交通事情について欧米やアジアと比較し課題点を明確にしたうえで、解決策としてロードプライシングという概念を紹介している。日本の道路交通状況を知るのに参考となった。
    ・後半(4章~5章)
     - 一般本の体裁をとっているが、道路デポジットシステムに関する著者独自の研究について、論文に近い形式で研究内容を発表しているように感じられた。

  • ブックデザインをいたしました。

  •  筆者が研究している「駐車デポジットシステム」についての本。

     駐車デポジットシステムとは、TDMの一手法であり、都心に入ってくる車から一時金(デポジット)を徴収し、都心で商業活動を行った人には返金するというシステムにより、通過交通を抑制しようというもの。ロードプライシング(RP)から派生しており、日本ではRPよりも受け入れられやすく実現可能性が高いと思われる。その他のTDM手法等(P&RやITS、LRT)と連携して道路を車ではなく人の手に取り戻したグリーンシティをつくろうという内容であった。 

     たしかに大都市では効果があると思うが、福井ではあまり効果がない(渋滞状況、都心の規模から考えて)と思われる。基本的な思想は現在の都市計画の王道であり方向性は全く正しいと思うが、福井にとって効果のある具体策は記されていなかったため、すこし残念であった。

  • 著者は余程これを実現したいんだろう。その熱気が感じられる熱い本。だが、こういった本にありがちな、少し客観性を失い、都合の悪い事実には目をつぶっていそう感がある。
    また、これもありがちな出だしは良く流暢に言いたい事が書かれているが、後半は失速。4章5章に至っては全く内容がない。
    こういった提案系の本にはありがちなパターンを丁寧に守っておられる本なので、この提案の事が知りたいく多少のことは我慢して読める理由のある人にしかオススメできない。

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