帝王学の教科書―リーダー英才教育の基本

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478012789

感想・レビュー・書評

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  • 芦澤多美さんの本で推薦されていたので読んでみましたが。
    とくに面白いとは思いませんでした。

    おそらく貞観政要を直接読んだ方が面白いのではないかな?

  • 帝王学とはなんなのかを中国史から読み解く本。
    「教科書」や「リーダー英才教育」と書いてはいるが、部下をどう使うかといった方法論ではなくリーダーとしての心構えがメイン。
    内容が中国史だからなんとなく社長向けの本に感じてしまうが、色々参考になることも多い。
    権力を振るうんじゃなくて公平な視点で見て意見を聞き、どっしりと構えているのが大事ってことなんだろうな。

  • 帝王学を、学んでみたく借りた。

    帝王学とは、既に出来上がったものを守っていくトップの心構え。と定義している。
    中国の歴史、主に項羽と劉邦、三国志の例を上げて、トップにあるべき姿とやってはならぬをまとめていた。

    確かに、徳。を高めるといった、孔子の考えに基軸を、置くことは腑に落ちる。
    ただ、過去は男性が大多数の組織のため、現代とこれからの性別混在組織には、どう捉えなおせば良いのだろうか?って、問題意識が生まれた。

  • マキャベリの君主論がわりと好きで、タイトルだけ見て面白そうと思い読んだ。(マキャベリズムを実践しているわけではないです。)

    帝王学とあるが、三国志や項羽と劉邦などの昔の中国の話をもとに、帝王がとるべき態度や考えが乗っている。三国志がすきなのでそういった意味では面白かった。
    ただ、タイトルからイメージしていた「帝王とはどうあるべきか」という部分に関して自分としてはあまり学ぶものがなかった。残念。。

  • 本書は、1984年、プレジデント社より刊行された『帝王学の知恵』を改題したものである。

  • タイトルの内容かと思えば、中国の歴史と格言を用いたリーダーの心得集のようなもの。

    内容は、中国の出来事や歴史事実などが多数であり、非常に読みにくい。

    政治を乱す4つの患い 「偽・私・放・奢」

    戦わずして勝つ、勝算なきは戦わず、外交交渉で勝つ、謀略で勝つ
    →孫子という兵法書によると、これらが被害を最小にし、人民のための戦い。これらの文化から中国は外交交渉が上手なんだと感じた。

  • 貞観政要によるリーダーの心構え
    ・緊張感を持つ:業績が好調なときほど
    ・率先垂範
    ・諫言を効く
    ・謙虚と慎重

    リーダーが知っておきたい故事成語
    ・修己治人
    ・知・仁・勇の三者は天下の達徳なり
    ・寛にして栗:寛容さを持ちつつ厳しさによってバランスを取る
    ・功遂げ身退くは天の道

  • 貞観政要とは、貞観の治で知られる唐の太宗の政治の要綱である。この太宗は、中国の歴史上、特出した知性を行った皇帝の一人である。過信からの諫言を奨励したことでも良く知られる言い訳や、無視はまだいいほうで、逆恨みさえされる。自分はそうでないと言い切れるマネージメントをしようと心に深く刻み込みました。

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著者プロフィール

著述業、中国文学者

「2022年 『世界のビジネスエリートが身につける教養 論語と孫子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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