売れ続ける理由~一回のお客を一生の顧客にする非常識な経営法

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.49
  • (11)
  • (22)
  • (28)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 287
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478013229

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本の内容及び読者レビューはアマゾンを参考にしてもらえればと思います。実に読みごたえがある本です。いつか、スーパー「さいち」に実際に行って経営者及び社員の方達を話しをしてみたいです。

  • 真面目に商売はするもの。

  • ■商い
    1.さいちの主力商品は、手作りのおはぎと惣菜である。これらは、「こんなおかずが食べたい」というお客の声に本物を作ることで応える、という一貫した姿勢から生まれた。
    2.さいちでは、お客が買いたい惣菜が売り切れていた場合は、すぐに作って出す。手間はかかるが、こうしたまめな努力こそ小さな店のやるべきことであり、それが売り上げにつながる。

  • 私自身、この本を読むまで知らなかったのですが、仙台にとっても有名なお店があるそうで、 お彼岸には、2万個売れるそうな・・・・(80坪のスーパーで) 仙台 秋保温泉 「主婦の店 さいち」という小さなスーパーの経営者のお話。

  • 相手の立場に立って、相手の事を考えて仕事をする。
    価格競争に巻き込まれず、品質で勝負。
    「商い」は「飽きない」毎日新しいアイディアを生み出す努力を。

  • 「アナログ閻魔帳」のページに興味を持ち、「さいち」の雑誌コーナーに面見せでおいてあった本書を購入。
    たぶん常務の息子さんから購入、「勉強させていただきます」「参考になれば」と会話ができた。
    天気、気温、客数、売上以外の情報は捨てる閻魔帳に売れるシステムがあると見た!

  • 仙台市から車で30分、人口4700人の田舎町におはぎだけで平日は500個、土・日は10000個、多いときは20000個も売れる家族経営の小さなスーパーがある。看板商品のおはぎと惣菜を求めて遠くからの来店も多く(地元客は4割)、惣菜部門(おはぎ含む)の売上比率は、約5割(普通は10%)と常識をはるかに超える。その秘訣、ノウハウを求めて全国から視察・研修依頼が殺到し、その数述べ600社を超える。

    「主婦の店・さいち」の代表者・佐藤啓二氏はその経緯と自身の商売の哲学を語る。
    突然、地元温泉地を襲った大河ドラマブームが家業を圧迫し、業績が悪化、打開策を模索する中で、恩人となる人との数奇な出会いを得、支援を得ながら雑貨・食料品店からスーパーへと転身する。たまたま頂いたお客様の要望から惣菜の製造を始め、当初から味にこだわり、コツコツとレパートリーを増やし、そのおいしさが評判となっていく。

    ・「家庭の味」よりおいしい家庭の味を目指し、安心して食べていただけるように化学調味料や添加物は使わない。
    ・そのため日持ちしないので、その日に食べていただけない場合は、購入をお断りすることまある。
    ・全て手作りなので、量産できず、基本的には引き合いがあっても卸はしない。
    ・広告は出さない(これ以上増えても対応できないため出せない)。
    ・レシピ、マニュアルがない理由。
    ・従業員に幸せになってもらう。
    ・つくる姿勢を作る。
    ・仕入れの値段交渉はしない。共存共栄を目指す。

  • 人口4700人の町に全国600社が視察研修に訪れる・・
    さて、どんな会社でしょう?

  • ・惣菜部門だけで日販100万円、50%
     たとえ1品でも手まめにつくる

    ・スタッフのやる気を引き出す
     きちんとした味が出ていなければ、スタッフにはっきりと言う
     お客さまに「美味しかった」と言われたときは、作った本人を連れて行く

    ・レシピを排除する
     口伝することで、反省が生まれる
     他の人に教えることで、また伸びる

    ・ロスゼロの実現
     ロスゼロ前提の原価率(60%)で、価格を抑える
     従業員の「ロスを見込んでいる」という緩みを引き締める

    ・チラシの前面廃止
     チラシの経費で利益が飛ぶ
     従業員のきめ細かいサービスがなくなる

全35件中 21 - 30件を表示

佐藤啓二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×