- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478013595
作品紹介・あらすじ
危機は刻々迫っている!世界各地で頻発する大地震は何の予兆なのか?クリーンエネルギーとして推進されている原発は本当に安全か?「原発震災」がもたらす日本壊滅の危機に警告を発する。
感想・レビュー・書評
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2010年8月に出版された本のため浜岡原発を中心に書かれてはいるが、すべてが真実か定かではないとしても色々と考えさせられる。
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/55945 -
トンデモ度は高いのだが、今となっては「予言」として扱われるだろう。もうちょっとロジカルに書けばいいのに・・・
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2011年37冊目。満足度★★★★★
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原発
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原発の本3冊目。震災後に購入しながら放置していたが、大飯原発の停止判決を機に読んだ。
地震の連動性や、地震のエネルギー(マグニチュード)と揺れの大きさ(ガル)について誤解を与える点が気になったが、そうした細かい点を除けば、原発と地震、再処理と廃棄物処理、高速増殖炉、プルサーマルといったすべての問題について論点をきちんとまとめている。加速度2000ガル以上の揺れが各地で観測されているのに、大部分の原発は数百ガルの耐震設計にしかなっていないのは、完全に破たんしている。
震災前は電力の3割を原子力に頼っていたことから、代替供給体制が整うまでは原発を使い続けるのもやむを得ないと思っていたが、この夏は原発なしで乗り切ることができそうだから、もう再稼働は必要ない。もう原発は永遠にやめよう。
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お湯沸かすためだけに原発やるかどうか、最低限の知識を学んだ上で覚悟決めたほうが良い。ドイツやイタリアにできることは我々にもできるはず。
この本は福島原発事故の前に書かれたもの。まさに警告どおりのことがおきてしまった。 -
広瀬隆氏がいかに本気で調べていたかが伝わってくる。この本が2010年8月に出版されていたこと。驚きと同時に広瀬氏の警笛の正しさが実感される。この本のあとがきは「電力会社へのあとがきー畢竟、日本に住むすべての人に対して」と題されていて、広瀬隆氏の願いと叫びが読み取れる。2010年8月6日付けのあとがきが2011年3月11日以降の現在もいまだ有効であることにこの問題の根深さを感じる。この本は原発震災を考える上でとても大切な最新の知識たとえば変動地形学等をとてもわかりやすく親切に書いてくれている。原発がいかに危険な場所につくられているかがスッと理解できます。