原子炉時限爆弾

著者 :
  • ダイヤモンド社
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レビュー : 69
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478013595

感想・レビュー・書評

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  • 「地震学者も、中部電力も、日本政府も、日本を破滅させる権利など、神から与えられていない。電力会社は、たかが電気を売る一企業にすぎないのだ。発電法を発明した偉人でもない。傲慢にもこれほどいい加減な耐震性をもって原子炉を運転し、私たちの人生を台無しにする脅威と不安を与えているだけで、すでに日本国民の人間としての尊厳を犯す由々しき問題である。」(本文より抜粋)・・・まったくもってその通りだと思います。

  • 日本列島の成り立ち、地震と地球の基礎知識、日本に原発が林立した背景を知る事が出来た。自分たちが何を知っていて、知らないのか。知るべきなのか。
    とてもわかりやすく、事実ベースで記載されており、現状認識に役立ちました。多くの人に読んでもらいたい1冊です。

  • 推進派も反対派も関係なく、一度は目を通すべきだと思う。

  • 大陸移動説が言う「生きている地球の動き」から生じる地震のリスクを根源的に抱える日本列島において、これまた、原子力発電が宿命的に抱える放射能リスクについて、事実に基づきその無謀な立地を提言する良心的な学者の意見をまったく無視し、原発を立地させてしまった日本国の官僚、電力業界、産業界。

    そのことに対し、真実を伝えないマスゴミにだまされ続ける国民。

    最悪の国に生まれてしまった日本国民。

    広瀬氏が発する情報がなぜ、流通させられないのか。

    なんともいいようのない無力感に襲われてしまう。

  • 企画コーナー「今、原発を考える時」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
    貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2011/5/23-7/31】

    湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1595422

  • 事実震災によって原子力発電所が崩壊した。この本は震災が起こる前に書かれた日本の原子力政策に対し警鐘を鳴らしていた本だ。もし著者の書き記す通り原子力政策が見直されていれば被害はここまで深刻にならなかったのでは。若干個人的な悲観論が目立つ文面が多く感じられるが、やるせなさを抑えきれないほどの憤りを感じながら書いていたのだと察する。一般報道では知りえる事のできない角度からの情報なので、地震大国にて生活する全ての日本人は必要な知識として読んでおいた方がいいと思う、特に原発を所有する自治体に住んでいる有権者に。地震が起こるというギャンブル的率な話ではなく、地球規模の歴史からマントルや地殻変動という自然の摂理に乗っ取って考えれば、地質学的に日本に原発を作る事がいかに危険かが理解でき、命よりお金、情報操作し国民を洗脳する構図がよく分かります。

  • 原発の危険性についてどれだけの人がここまで知っているだろう。今、原発事故について知らなければ、日本の未来はないと思う。

    便利な生活がこういった危険な環境の上に成り立っているということをもっと多くの人が知るべきだ。

    原発の問題やその背景にあるもの、また実情について知るのにとても参考になる本でした。

  • 書店にて,震災後素早く編集された本かと思って手に取り,発行年月日(2010年8月26日)を見て驚いた。まさに現在進行中の出来事が記されている。
    地震と地球の基礎知識は大変参考になる。
    ※読了後にお勧め⇒http://www.youtube.com/watch?v=ovv2__vc-Nk
    ■双子地震
    ■ステーションブラックアウト
    ■プレートテクトニクス
    ■造山運動のメカニズム
    ■中央構造線

  • この本は2010年に出版されたものだが、ここに書かれた原発震災の危険性が、今年現実化してしまった。この本を読めば、日本がいかに原発に向かない土地であるかがよくわかる。そして、そろそろ東海地震は来るのは確実であり、備えなければならないことも。浜岡原発を停止するのは当然でしょう。やや感情的な本ではあるが、日本人として知るべき常識が書かれてるあめ、ぜひ沢山の人に呼んでほしい。

  • この本が震災の起こる以前、昨年に書かれたことに驚かずにはいられない。
    作者は執筆の動機として次のように述べている。
    「私は本書で、大地震によって原発が破壊される原発震災のために日本が破滅する可能性について私なりの意見を述べる。しかもそれが不幸にして高い確率であることを示す数々の間違いのない事実を読者に見ていただくが、内心では、そこから導き出される結論が間違っていることを願っている。」
    作者の願いにも関わらず、原発震災は起こってしまった。そして、作者が本当に警鐘を鳴らしているのは浜岡原発に対してだ。
    是非、多くの人にこの本を読んでもらいたいと思う。そしてこれからの日本のあり方を銘々が考える時ではないだろうか。

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著者プロフィール

広瀬 隆
1943年東京生まれ。早稲田大学卒業後、大手メーカーの技術者を経て執筆活動に入る。『東京に原発を!』『危険な話』『原子炉時限爆弾』などを世に出し、一貫して反原発の論陣を展開してきた。福島原発事故後は、いち早く『福島原発メルトダウン』『第二のフクシマ、日本滅亡』『原発ゼロ社会へ!新エネルギー論』『原発破局を阻止せよ』を出し、「原発即時撤廃」を訴え、各地で講演活動をおこなっている。

「2014年 『原発処分先進国ドイツの現実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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