人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478014110

感想・レビュー・書評

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  • 本書の主旨は、ライフログです。つまり、人生のイベントを順番のノートにつけていきましょう です。
    考え方は単純で、やり方も簡単です。ひと言でいうと日記です。

    その時々の臨場感を残すために、アナログの紙のノートがいい。

    気になったことは次です。

    ・ノートをつかって自分本を作る 書く、貼る、読み返す
    ・ライフログをつくるためのルールは3つ 一元化、時系列、索引化です。
    ・1つのノートに、時間順に、いろんなものを書いたり、貼っていく。そして、パソコンにインデックスを作っておく。です。
    ・ライフログは、基本的にやったことをそのまま書いていく
    ・そのまま持ち歩いて、その場で書きます。
    ・ノートの大きさは、A5がいい
    ・万年筆をよく使う人には、ツバメノート、A5版100枚がいい

    目次

    序章 ライフログノートで体験を「資産」にする
    第1章 ただ行動を記録することの意外な効果
    第2章 ノートを自分の分身にする
    第3章 どうやってノートに残すか
    第4章 何をノートに残すか
    第5章 どう継続し、読み返し、活用するか
    付録 ライフログノートを補助するツール23
    あとがき

    ISBN:9784478014110
    出版社:ダイヤモンド社
    判型:4-6
    ページ数:240ページ
    定価:1300円(本体)
    発売日:2010年11月26日

  • もともと書き魔で日記歴も長いのですが、3年ほど前から日記は手帳に書いていました。手軽に持ち運びが出来るので気が付いた時に書けたり読み直しもしやすいという利点もある反面、1日に書ける枠が少ない・資料が貼れない・絵が書けないといった弊害も。
    そこでノート方式に戻そうかなーと思った矢先に目に留まったのがこの本。以下備忘録&ぶれそうな部分を抜粋。

    ・ノートは分野毎に変えずに一元化
    ・まずは「普通の生活」を記録(時刻も含めて)
    ・自分の考えも書く
    ・就寝時間&起床時間、飲み食いしたものと時刻を記録
    ・旅行や行楽は事前予習→当日メモに追記していく(なるべく詳細に書けるように)
    ・簡易な書き込みシートをExcel作成して貼る(読書録、体重など推移を確認したいもの)
    ・ポラロイドカメラ活用

    変化と成長を楽しむ、ダメな自分を認める。ひとまず上記をベースに、長い目で自分流のアレンジを加えていければ良いなと思います。

  • 一冊のノートにまとめなさいというシリーズ本。ノートを活用したライフログのノウハウの紹介。内容は理解できるが、小さいノートに小まめに記録するのはやはり面倒。後で整理するのも大変だし。結局、多少重くても嵩張っても、1日1ページの日記の方が使いやすいと思う。

  • 日記ではなくライフログをとる
    なんでも書く一元化、時系列、索引化する
    書く、貼る、読み返す

    一元化はよいと思うが、手帳との使い分けをどうするか悩みどころ。
    あと索引化もひと手間の工夫が必要。
    情報は…の方も内容はほぼ同じでした。

  • ライフログをどうつけるのか、という問題。

    この方の本は読みやすいから、さらっと読める。

    ①ノートに何を書くのか。
    基本は、就寝、起床時刻。飲み食いしたもの、その時刻。
    これだけでも、続けることで何かが見えてくる。

    ②どんなノートを使うのか。
    大きさは?
    今はA6を使っているが、筆者はA5を使用しているらしい。
    理由は
    貼れるから。
    たしかに、A6は使い勝手はいいが、小さいんだよね。
    まさに、アイデアを書くためのメモサイズ。
    小さいから、すぐ次のページに行けるところは
    いいんだけど。
    ライフログの場合は、それがあだになりそう。
    用紙は?
    紙質はかなり大切。
    最近気づいた。
    紙質がいいと、本当に書きたくなる!!!
    今はオキナのプロジェクトペーパーが
    大好き。
    A6はツバメノート一択。

    ③行動記録をつけるから、望ましい行動をしようとする
    ようになる。
    納得。1時間ネットサーフィンとか
    無駄すぎて書けないもんね。
    でも仕事上1時間に1回ライフログを書くとか無理・・

    ④カレンダー 年間 で検索
    年間カレンダーで毎日つけたいものを付けていく
    これ大事。
    呑んだか
    使ったお金の記録
    つけたい。

    ⑤読み返す
    これ大事。
    読み返さないなら、メモの意味なし。
    マーキングすると効果的らしい。
    食べたものだけチェック
    寝た時間だけチェック
    何かが見えてくる。らしい。

    ⑥気になるアイテム
    ポラロイドTWO
    ほしー!
    写真がシールになる。
    その場で写真になる。
    すぐ貼れる形になるのがいい。
    全糊の付箋
    使ってみたい。
    はがれにくそうなところがいいよね。

    追記 2019.11.09
    〇すぐわからなくなってしまうのは、「WHY(なぜ)」「HOW(どのように)」の情報です。
    ☆この2つを意識して書いておく。
    なぜその行動をしようとしたのか。
    どうなったのか。あと、固有名詞(無理のない範囲で)

    〇ふとした時に書く。(用事の切れ目ではない)
    集中が切れた時、トイレに立った時、
    ぼうっとしている時、電車を待っている時。
    あくまで「メモを取ったときまで何をしていたか」だけを淡々とメモしておきます。
    ☆けっこうまとめて取っていた。ふと時間を見た時にまずメモしてみよう。

    〇貼ると10倍楽しくなる。
    ☆プリンター、ハサミ、のりが必要。
    ひとまとめになっているか確認。

    〇普通のA5サイズのノートです。
    基本的には、コクヨのキャンパスノートで、紙数が70枚の分厚いもの。
    ☆100枚は重い。70枚ならまだマシなのか。
    写真で見る限り、Aっぽい。最も、いろいろなノートの写真があるから、一概には言えない。

  • 情報を一元化するために、1つに集約するのは賛成。
    ただ著者は2週間から1ヵ月くらいでノート1冊を使い切ることを想定してるが、そんなペースでノートが増えたら結局分散するし、何をどのページ(どのノート)に書いたか分からなくなりそう。

  • 「1冊にまとめなさい」シリーズ奥野氏の第3弾。
    第一弾「情報は1冊のノートにまとめなさい」にかなり影響を受けたので、ブックオフ愛好家ですが思わず本屋で購入しました。テーマはライフログ。仰々しいように見えますが、やることは日々の記録をノートにつけて「読み返す」ことだそうです。(感想も随所に入れてもOK)ただそれだけでも読み返すことで、行動のNGなところが見えてきて直そうという意識が芽生えたり、良かったことを自信として足場を固める効果があるそうな。

    個人的に「ただ何も無く時間だけが過ぎてゆく」ということに少し恐怖があり、この本のやり方に共感できるというか、久しぶりに「ワクワク」する感情が沸いてきました。続くかどうかは不明ですが、高揚している間くらい色々このやり方を経験しておこうかと思います。

    P.S.この本にあるポラロイドデジカメ(7.5cm×5cmくらいの大きさの写真を作成。シール状で印刷されるので、ノートにぺたぺた貼れる)も一気に衝動買いしてしまいました(^^

  • 仕事用の手帳を充実させるヒントになればと思って手に取りました。

    ライフログを読み返すことで「ちゃんとやっている自分」「しんどくてもどうにか乗り越えた自分」に気づき安心したり
    毎回同じ失敗をしている自分に気付いたり。
    自分の研究を自分でやるようなものなんだなと思いました。

    ルールを決めすぎると続かなくなるので
    とにかく書く!そうすれば自分好みのスタイルができてくるんだなと思います。

  • よし、やってみるか。
    とりあえず残り少ないが今年いっぱいは
    自分なりの方法を模索しながら
    筆者のクオリティは目指さずにのびのびと
    ログしていこう!

    「生きているって恥ずかしい!」

  • 目次を見た感じ地味でハズレ本かと思った。読み始めると楽しく一気に読めた。
    いい意味で期待を裏切られた一冊。
    行動のログに対してはあまり価値を感じなかったが、一元化して人生を自分で書き上げるという面白さに共感した。
    実際にノートを購入し始めた。貼りながら書きながら自分のスタイルを見つけていく。
    0秒思考もやりながら。

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著者プロフィール

奥野宣之(おくの・のぶゆき)
1981(昭和56)年、大阪府生まれ。
同志社大学でジャーナリズムを専攻後、出版社、新聞社勤務を経て作家・ライターとして活動。
読書や情報整理などを主なテーマとして、執筆、講演活動などを行っている。
『情報は1 冊のノートにまとめなさい[ 完全版]』『読書は1 冊のノートにまとめなさい[ 完全版]』(以上、ダイヤモンド社)、
『学問のすすめ』『論語と算盤(上)自己修養篇』『論語と算盤(下)人生活学篇』(以上、
致知出版社「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」現代語訳)など著書多数。

「2022年 『心をつかむ文章術 無敵の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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