親が70歳を過ぎたら読む本

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 192
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478014615

感想・レビュー・書評

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  • リスク管理の仕事をすると、こういうことも気になるので、読んだけど、書いてあることは妥当。でも実践するのはすごく難しいと思う。大事なのはノウハウよりも、親族が腹を割って情報を共有して、Win-Winで考えること。しかし、これが至難の業で、こちらから親に相続や介護や葬式の話など、どんな顔して切り出せばよいのだろう。

  • 両親が70になった時に購入して一読しました。
    その時には実感できなかった内容が、数年後の昨年に母が骨折し、介護のことなどを自分で手続きなどをすることになり、介護施設や役所の手続き、親の保険の手続きなどをしてるときにこの本を思い出しました。
    全ての内容が当てはまるわけではないけれど、読んでおくといざというときの行動がしやすいかもしれません。
    ただ、いざという時には、役所や介護の方々は親切丁寧に教えてくれるので大丈夫です。

  • 40ぺーまで読了。

  • 高齢の親を持つ多忙な子世代の負担を軽減するための視点で書かれた著作。
    様々な法的手続き(遺言、成年後見制度など)が、紹介されている。
    内容は、あくまで入門レベルだが、よい啓蒙書だと思った。
    また、指摘されている通り、親の人生の終末期に頭を悩ませることは、自分の近い将来のよいシミュレーションとなる。
    なお、老人ホームのチェックポイントはためになるのだが、認知症の進行を遅らせる学習療法がページを割いて紹介されており、これには少々辟易。

  • 緊迫した状態になってからというよりは、あらかじめ入れとく予備知識的位置づけ。

  • 相続・認知症・老人ホーム……について知っておきたいこと ―
    http://www.diamond.co.jp/book/9784478014615.html

  • 事前に行っておくべきことが分かりやすく記載されている。実際に行うのはいろいろ大変だが・・・

  • そのタイトル通り、親の介護や将来に向けて、対応しておくべきことをわかりやすく網羅して説明してくれている良著。

    <メモ>
    ・70歳を過ぎると発生しやすい問題①生前:介護問題②死後:相続
    ・本来不要なトラブルを起こすことなく親子の絆を深め、良好な家族関係を構築するために。
    ・具体的なトラブル予防とは①老人ホーム情報収集②遺言書③任意後見契約④財産管理等委任契約⑤尊厳死宣言書
    ・老人ホーム入居後トラブルは途中退去に関すること①就寝住み続けるつもりが、健康状態悪化に伴い途中退去を求められるトラブル②変換される入居一時金が償却され、変換金額が予想より少ないトラブル→予防には①退去条件を確認しておく②退去時の入居一時金変換ルールを確認しておく。③重要事項説明書、契約書の中身を確認する
    ・安心して入れそうな評価ポイントは①施設長の能力②介護リーダーの能力③入居率④施設の雰囲気⑤入居者と家族の評価
    ・相続トラブル予防①自らの意思で遺言書を残すことが望まれる②遺産分割協議によるトラブルを避けられる。預金を下ろせるようになる。相続手続きが簡単になる③公正証書遺言がおすすめ
    ・認知症による生活トラブル予防①任意後見には財産管理と介護や生活面手配を頼める。②頼めないのは介護行為、保証人引き受け、医療行為の同意。③任意後見契約の受任者は専門家がおすすめ
    ・体が不自由になったときにやるべきこと①認知症かチェック②要介護認定をうけてもらう③介護施設を探す④財産管理など委任契約をスタートする⑤なくなったときの連絡先を確認する
    ・認知症は70歳から年齢と共に上昇。認知症は今やあきらめる必要はない。改善して健康な状態に戻る例もある。
    ・介護保険制度は自己負担1割で介護サービス利用可。
    ・認知症の予防①脳を活性化させる活動をする②生活習慣病を避ける③適度な運動をする
    ・学習療法は全国で利用者が増えている
    ・認知症の原因はアルツハイマーと脳血管性障害。脳血管性障害を予防するには高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病にならないこと
    ・肥満になると心臓への負担が増し、よくない。ウォーキングや水泳などの有酸素運動が効果的
    ・筋力の衰えを予防する
    ①要介護になるきっかけに転倒、骨折があるが、下半身の筋肉量の低下による筋力低下が挙げられる
    ・負荷をかける筋力トレーニングが必要
    ・認知症の進行にも影響する。

  • ただ単に横断的な知識だけではなく、老人ホーム見学に際してのチェックポイントや、後見人についてなど、かなり細かい知識まで披露されている。

  • イマイチ

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著者プロフィール

村田アソシエイツ代表。東北大学特任教授。エイジング社会研究センター代表理事。新潟県生まれ。1987年東北大学大学院工学研究科修了。民間企業勤務後、仏国立ポンゼショセ工科大学院国際経営学部修了。仏最大の国営石油会社エルフ・アキテーヌ(現トタール)勤務を経て91年株式会社日本総合研究所入社。以降、10年間に民間企業494社とともに13の異業種コンソーシアムを設立・運営し、新事業開発を推進。在職中に、ベスト・プラクティスで2度社長表彰。同社創発戦略センター主任研究員等を経て、2000年7月シンクタンク・ソフィアバンクの設立に参加、同社ディレクターを歴任。2002年3月村田アソシエイツ設立、同社代表に就任。2006年2月東北大学特任教授、2007年4月関西大学客員教授、2008年11月東北大学加齢医学研究所特任教授、2009年10月東北大学スマート・エイジング国際共同研究センター特任教授、2011年4月エイジング社会研究センター代表に就任。

「2019年 『スマート・エイジング 人生100年時代を生き抜く10の秘訣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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