土木遺産 III 世紀を越えて生きる叡智の結晶 日本編

  • ダイヤモンド社 (2010年11月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784478014684

みんなの感想まとめ

土木遺産の魅力を深く掘り下げた本書は、各施設の詳細な解説を通じて、技術的な視点と歴史的背景を豊かに描き出しています。例えば、豊稔池ダムでは、当時の技術革新を反映したマルティプルアーチ式の設計変更が紹介...

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    第1章  北海道・東北・関東
    第2章  北陸・中部・近畿
    第3章  中国・四国
    第4章  九州

    <内容>
    日本編はパート2もあるが、日本の土木遺産が紹介される。少しは見たことがあるが、履歴や経歴に「ふ~ん」となる。でも当時の彼らは命がけだったことがわかる、白水ダム(大分)や安治川トンネル(大阪)は行ってみたい。

  • タイトルのとおり、日本にある土木遺産の解説。数を上げるのではなく、各々の解説が充実していて素晴らしい。

  • 豊稔池ダム P134〜
    5連アーチ式ダム。両端は重力式。
    土木工学的には「多きょう扶壁式粗石モルタル積石堰堤」
    堰堤外面を覆う石材がコンクリートブロックな点、
    サイフォン式洪水吐をもっている点
    →当時としては斬新。
    基礎部に掘削できない岩盤があり、
    計画変更で重力式からマルティプルアーチ式になった。
    →画期的な設計変更で誕生した構造形式。
    強度面、アーチ部のブロックの積み上げに困難を要した。


    白水ダム P196〜
    正式には「白水溜池堰堤水利施設」
    小野安夫さんの設計。
    基礎地盤がもろい、保水力がなかった。
    川底の弱い岩盤を保護する為にいかに水圧を弱めるか。
    →滑らかな壁面で水圧を低減、下流部に副堰堤。
    左右非対称な形
    →堤体を支える地盤にあわせた。

    日本三大美堰堤
    白水ダム・藤倉ダム・長篠堰堤余水吐

    兼六園、牛伏川フランス式階段工、琵琶湖疏水

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