- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478014745
作品紹介・あらすじ
ロングセラー初の大改訂。グーグル、ネスレ、コカ・コーラ、ホンダ…企業事例も刷新。ビジネスプランニングの勘どころを戦略、財務、組織から考察。
感想・レビュー・書評
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起業/新規事業起ち上げの際のバイブル。
グロービスの他のMBAシリーズと同様、実践的ビジネス書としては群を抜いてすばらしい。新規事業系の書籍旗も購入したが、これ一つだけで十分な内容である。
まずはこの教科書の通り、ビジネスプランを詳細に書いてみたいと思う。
今後もプラニング、経営計画のバイブルとしてずっと使っていく本になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
書籍を直接読んだ訳ではなく、GLOBIS学び放題で下記を受講
・はじめてのビジネスプランニング -
・間が空きすぎてるのかな、考慮要素とかはもうネットで拾えてしまう
・感度分析は忘れてたのでプラス -
新規ビジネスの発案から説得、支援獲得、チーム編成、実行、修正まで、網羅的に詳しくバランス良くかつわかりやすく説明されていた良書。
印象的だったり勉強になったのは、
●ビジネスプランを提示する相手に応じて強調ポイントや詳述ポイントを変える(金融機関にはキャッシュフローを中心とした財務計画を、ベンチャーキャピタルにはイグジットプランを、社内経営者には全社の理念やミッションとの整合と既存事業への恩恵を、それぞれ強調するなど)。
●どうやってマネタイズするかのビジネスモデルの重要性と、競合に模倣されないような工夫(組織文化やコアな技術があれば良いが、それがなければ、サプライヤーチャネルや顧客の囲い込み、デファクトスタンダード化によるブランド構築とネットワーク外部性の獲得など)が重要。
●オペレーション設計の大切さ(ここで優位性が決まる)
●モデルや戦略と同等以上に大切なのが、チームリーダーとマネジメントチームの能力と構成(様々な価値観とスキルを揃え、イエスマンにせず議論を活発化させること。チームリーダーへの共鳴と事業のビジョンへの共感を全員が持つこと。事業が軌道に乗るまではメンバーを変えない。社内の支援体制として経営資源の獲得競争は高位の役員が調整する。など)である。
●投資判断にあたっての財務分析手法として、NPVがメインとなる、IRRはプロジェクト期間中の獲得キャッシュの再投資の収益率の前提が現実的になる担保がないという欠点を持っている、これを補完するため途中獲得キャッシュの運用率を別途定めてプロジェクト終了時点のキャッシュフローを見積り運用収益率を算定するMIRRという手法がある、など。
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形骸化しがちなビジネスプランについて必要な項目ごとの意義と実践の方法をバランスよく記載しており、実用的な一冊。
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おおつかみでビジネスプランのプロセス・how toを知るにはうってつけの一冊だと感じました。
教科書ですね。 -
済
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すぐ本に頼るのは悪い癖かも知れないが、、、
とりあえずフレームワークを、、、 -
新規事業立ち上げの際に、投資に対しての◯×の尺度で知らんことがあった。
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10年前に出たものを読んでいるが、今回のものよりも以前のものの方が内容としては適当であった。今回のものは事業のパターンが狭い、またチームマネージメントに話を費やしすぎている。