なぜあの人は勉強が続くのか

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478014905

感想・レビュー・書評

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  • 勉強が目的ではない。自分の好きなことをするためにするのがベスト。

    私が英語を勉強する目的は、外国にいったときなどに外人とコミュニケーションを十分とって楽しみたいから。

  • 結局、続かないヒトは、始めないヒト

    本のタイトル通り
    「なぜ、あの人は勉強が続くのか」
    と思う人は、読むべき本です。

    逆に
    「なぜ、あの人は勉強が続かないのか」
    と思う人は、読むべきではありません。

    だって既に「続かない」に
    フォーカスしようとしているから。

    この場合、
    「続かない」と決めているのは
    「あの人」であり
    「あなた」ではないのです。


    私は、受験で結果を残し
    仕事で成果を出すにつれ
    こんな台詞を耳にしてきました。

    「どうやったら
    あなたみたいになれますか?」

    私は、その方に
    やり方を丁寧に教えてきました。

    しかしながら
    教わったやり方を聞いて
    実際に素直に始めたヒトは
    ほんの一握りでした。

    むしろ尋ねておきながら
    「なるほどね、でも、
    それは私にはできない。だって…だし」
    「いやいや、そこまではしたくない」
    「それは君だからできて
    僕には無理だよ」

    ヒトに尋ねておいて
    「いかに自分ができないのか」
    できない理由を一生懸命語るのです。


    結局、そういう方々は、
    「何かを始めたい」のではなく
    「いかにして、何も始めなくてよいか」
    その理由を探しているのです。

    当の本人は気がついていません。
    「自分を変える気マンマン!」

    そこが非常に残念なところ…
    無自覚なのです。悪気さえないのです。

    かく言う私もそうでした。

    「今日はもう疲れたから明日にしよう」

    「今忙しいから、今度やろう」

    「明日」や「今度」は永遠に来ない。
    そもそも始めないから続かないのだ。

    こんな当たり前の事に気づくのに
    非常に時間がかかりました。

    本書は、私が気づきを得るのに寄与した数ある本の一冊です。

    具体的な事例を通して、根底に流れる本質に触れることができます。
    ただし、
    なかには理解できない部分もあるかもしれません。
    それどころか気づけない人には
    一つも気づけないかもしれません。

    著者の多く本はそのような構成です。
    何故なら
    「覚える」よりも「気づく」に
    重きを置いているから。


    続ける、続けないのもその人の次第。

    ヒトは
    「気づく」と既に始めています。
    既に始めたヒトは、
    気がつくと「継続」しています。

    気付いていなかった過去の自分には
    勿体無くて戻れないのです。

    あなたはいま、何かを始めていますか?
    それともまた
    昨日の自分の繰り返しですか?

    選んでいるのは、いったい誰か?

    大切な気づきを与えてくれる一冊です。

  • 大人の勉強は一生続けるもの。
    勉強することが最終目標ではない。
    勉強を続けることで妄想はもっと広がっていく。
    常にどうしたらできるのかということを問いかけていく。
    大人になるとだれも教えてくれないことを学んでいきます。
    自分なりの仮設が出せないのは、自分で考えていないということです。
    聞く前に自分なるの答えを持つ。
    あらゆる行為をどうしたら歯磨きのようにできるか。すべて習慣化する。
    正しい本の読み方をしている人は何を読んでも自分の仕事に関係づけられる。
    変なプライドを捨てること。それが勉強。

  • 迷わず勉強したくなった。

  • 著者と書名に惹かれて読んでみた本。
    「勉強が続く人の77の具体例」がほんの最初にあり、この例を説明する形で書かれている。

    この手の本は、自分に合いそうな内容を取捨選択することにしているが、この本では以下の6つ。
    「覚えるより、感じよう」「気づきを、書いてみよう」「生活の中に、組み込もう」「毎日1つ、納得する」「歯磨きのように、勉強しよう」「相手の10倍、納得しよう」

    「覚えたことは使えない。気づいたことだけが、使える」。
    ただ覚えるだけだとすぐに忘れてしまうが、気づくと定着してくれるのは確かである。
    「気づく」「納得する」ということを意識して勉強していくことが大切であうのは、今まで勉強してきてもしっくりくる考え方である。
    どうしても勉強をしていると、次へ進みたい気持ちが強く、とりあえず覚えたと思い込んでしまうが、効率的に勉強するためには「気づき」は重要である。


    また習慣化して無意識的に勉強を続けられるようになることも重要。
    「さぁ勉強するぞ!」と意気込むと力が入ってしまい、そのうち続けることが苦痛になってくる。
    当たり前に勉強を続けられるような環境作りなり、習慣化することが大切である。

    今後もいろいろな勉強を続けていくであろう私にとって、勉強への考え方を再確認できる本となった。

  • 勉強法・勉強術の本ではなく、習慣の大切さについて説いている本。
    筆者ならではのユニークな説明で面白い本だった。

  • ・一生続けるのが勉強。
    ・好きなことを学ぶのが、勉強。
    ・勉強の最小単位は、10年。
    ・「楽しんでいたら、50年経っていた」のがベスト。

  • 竹井さんご紹介

  • 一言に凝縮する。

    妄想を持ち、姿勢を正しく、歯磨きをするように。

  • ハウツー本では無く、思想の部分が大きい本。

    でも、ハウツーより何故か説得力があり、自分に置き換えて考えれる良い機会となる。

    さすが、中谷さんの著書。

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著者プロフィール

1959年大阪府生まれ、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。
84年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。91年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。公式サイト:http://www.an-web.com/

「2023年 『楽しそうな大人になろう。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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