ストーリーでわかる財務3表超入門―お金の流れで会計の仕組みが見えてくる

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 875
感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478015612

作品紹介・あらすじ

会計の勉強は難しいと思われがちですが、お金の出入りを表すお小遣い帳や家計簿が理解できる人なら誰でも理解できます。この本では、会計知識ゼロの主人公あかねが、アクセサリー販売の会社をつくり、仕事の現場でさまざまな経験をしながら、会計の本質と全体像を学んでいきます。そこには、お金の流れから会計の仕組みをつかむ、そして、PL(損益計算書)・BS(貸借対照表)・CS(キャッシュフロー計算書)のつながりで会計を理解する、画期的な勉強法があったのです。

感想・レビュー・書評

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  • 初心者でも、一緒に頭で考えながら読める。簿記3級を昔勉強して断念したが、この本を読んだら、理解ができてない部分が苦手で断念したんだなと思った。

    もう1度、決算書やら読めるために、勉強し直すきっかけとなった本。

    難点をいうと、父の話が脱線しやすいこと。
    ストーリーで読むものだから、致し方ないとは思いますが。笑

  • 分かりやすい!楽しい!
    一緒に会社を作っているような気持ちになれた。
    まさに超入門。

  • ストーリーで書かれていて分かりやすい。
    一方でかなり枝葉の話から根本の話につなげて説明していったりの部分もあって、全体像の理解をするのであれば少し分かりにくいかも。先に大枠の理解はして読んだほうが良さそう。
    (それによってストーリーにつなげて面白く書かれているのでトレードオフだとは思いますが)

  • 財務諸表が読めるようにと入口を探していて前回読んだ本はあまりに難しくどうしようか思っていたところ、本書を発見。
    資本主義から会社とはなにかというところからスタートしており、そこから財務諸表がなぜ必要でそれぞれがどのようなつながりを持っているのかを分かりやすいストーリーに乗せて説明しているため、とても分かりやすい。
    知識の詰め込みではなく、理解するということにとても注力した良書だと思う。

  • 本当に分かりやすかった。物語仕立てになっているので、スイスイ読み進められる。
    大枠から理解を進めいていくというやり方なので、すんなり理解できた。
    これまでそれなりの数の決算書を見てきて、なんとなく分かっている気になっていた社会人には、ぴったりの内容だった。

  • ただ財務3表の説明を
    するのではなく、実際にどのように使っていくのか、3つのつながりは何かをタイトル通りひとつの物語として教えてくれます。

    あかねもまだ若く、アクセサリー販売機というのが、とても身近で登場人物も家族なのでイメージしやすい。

    起業したい人にも参考になる。
    どうやってお金を集めて、投資して、利益を作るか、その利益は誰のものか。
    BS.PL、収支計算書の特徴や違いが勉強になった
    図も所々にあり順をおって説明してくれるのは分かりやすく面白かった。

  • はじめて財務3表を学ぶ方にはこの本がおすすめです。文庫本で財務3表一体理解法があり、私は先にそちらを読みましたが、その本も他の本と比べてわかりやすいと感じた本でした。この本はさらに読みやすい本になっているので個人的にはおすすめです。

  • タイトルに超入門とあるように、初心者が財務3表を学ぶのにうってつけの書籍。主人公が起業した会社の収支を計算しながら財務について学んでいくストーリーが、非常にわかりやすく、面白い。

    ストーリー上の実例は単純なパターンであるため、知識がある人には物足りないかもしれない。

  • 非常にわかりやすいので入門書として最適だが、簿記の知識が少しでもあると理解が速いと思う。

  • 朝日新聞社版の新書を柔らかくした内容です。
    新書がわかる方は読まなくて良いかな。
    新書の方が通勤には楽なので、個人的には新書版がベター。

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著者プロフィール

ボナ・ヴィータ コーポレーション
1961年生まれ。83年東北大学工学部機械工学科卒業後、神戸製鋼入社。海外プラント輸出、人事、企画、海外事業計画に従事。96年米国ピーター・ドラッカー経営大学院にてMBA取得。2001年、経営コンサルティング会社を設立して独立。中小企業を中心に、企業の経営企画、人事、会計財務面をサポートしている

「2022年 『ドラッカーが教えてくれる「マネジメントの本質」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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