采配

著者 :
  • ダイヤモンド社
4.07
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本棚登録 : 2933
レビュー : 501
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478016268

作品紹介・あらすじ

邪念を振り払い、今この一瞬に最善を尽くす。監督の采配とは、ひと言で言えば、そういうものだと思う。孤独に勝たなければ勝負に勝てない-勝利を引き寄せる66の言葉。

感想・レビュー・書評

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  • 色々な書評で高い評価を得ていた本。

    期待通りの高いパフォーマンス。

    言葉の定義や意味を大事に考える人だと伝わってくる文章。

    プロとしての厳しさを自分にも部下(選手)にも課す人だと思う。

    この本を読む前は、何か物事を斜めから見る人だという印象だったが、周りに流されずに正面から自分で考えた結果、責任を持って発信していたことがよくわかる。

    評価が高いのがうなづける一冊。

    良い本に出会えた。

  • 出張に向かう新幹線の中で読破。

    この人のすごいところって、いつでも自分の考えがブレないところなんだよなぁ…っていうことを再確認。

    人と違う感覚を持ってて、常識にとらわれない。

    だからこそ、あれだけの大記録を残せたんだろうと思う。

    真似はできないけど、色々と考えさせられた本でした。

  • 落合さんがどんな人か知らず、話題の本というだけで読み始めた。オーソドックスでシンプルな落合さんの哲学がよくわかる本で、野球で得た真理をサラリーマンに置き換えて説明されている点もすごくわかりやすい。時折何度も読み返したい一冊。特に、『成長速度には個人差がある。時間がかかっても辛抱強く、段階を踏んで教えていく。育成は守るべき順番を守り、必要な時間はかけなければならない。』といった内容が育児中の私の胸に残った。

  • やはり引寄せる。
    昨晩のNHKサンデースポーツのゲストは落合博満だった。
    落合がテレビに出るのは本当に久しぶりだと思う。容貌も変わって、だいぶ毒気が失せたような感じもしたけれど、彼の口から言葉が出ると、昔と変わらず「何を言いだすのかわからないゾ」と期待してしまう。(大越キャスターはドキドキだったと思う)
    この放送が始まる2時間前にこの本を読み終わった。この本が書かれてからの時間の経過、落合氏の境遇の変化も微かに感じられたが、やはり自信に満ちて世の中を風切って歩いてる姿は健在で、現役の頃からの軸のブレのなさは野球への姿勢だけでなく、生きる姿勢にも投影されている。

    落合氏を見ていて、こちらが言ったことに絶対協調しない捻くれ者のイメージを抱く人も多い事と思うが、苦労人や、苦境に陥ったことのある人、なんとかこの世の中で這い上がって生きてる証を得たいと思っている人が、彼の考えや信念に触れると本当の『優しさ』を感じとることだろう。

    荒野のなかで生き抜いてきた人はこういう優しさを身に付ける。
    『嫌われっ子世に憚る』
    「嫌われる勇気」を当たり前のように身に付けていた人だ落合博満。

    そんな彼が選手を育てるときの想いの視線にこんなフレーズがあった。

    活躍したいと思うなら
    ①できないことをできるようになるまで努力し、
    ②できるようになったら、その確率を高める工夫をし、
    ③高い確率でできることは、その質をさらに高めていく。

    なんか、地味で果てしなく感じるけど、これを読んだとき、何故かイチローの姿が浮かんできた。

    能力のある人がこんな地道なことをやっていたら、凡人はまともには闘う意欲を失ってしまう。

  • 何故か人気のなかった落合監督、我慢強いいい監督だと思ってました。
    この本は昔の種明かしはあるものの基本的にはサラリーマンに向けたビジネス書です。
    簡単に目次と小見出しの一部のみ紹介。

    1章 「自分で育つ人になる」
    明日の「予習」ではなく、今日経験したことの「復習」がすべて
    2章 勝つということ
    すべての仕事は契約を優先する。
    3章 どうやって才能を育て、伸ばすのか
    相手の気持ちに寄り添いながら、自分の考えを伝える
    4章本物のリーダーとは
    任せるところは、1ミリも残らず任せきる
    5章 常勝チームの作り方
    オレ流ではない。すべては堂々たる模倣である。
    6章 次世代リーダーの見つけ方、育て方。
    誰をリーダーにするか。尊重すべきは愛情と情熱。

    色々言いたいこともあったろうに、チームの勝利をすべてに優先して何も言わなかった落合監督でした。

  • 原理原則を確実に実行していた落合監督や野村監督の著書を読むのが好きです。
    今回は、前から読んでみたかった落合監督の本を紹介します。

    ・前向きにもがき苦しむ経験は、すぐに結果に結びつかなくても、必ず自分の生きる力になっていく

    ・達成不可能に思える目標こそ設定する

    ・ミスは叱らない、だが手抜きは叱る。

    ・最初に部下に示すのは、「やればできるんだ」という成果

    ・チーム作りの基本は「今いる選手をどう鍛えるか」

    ・自分がいいと思うものを模倣し、反復練習で自分の形にしていくのが技術

    ・リーダーが明らかにすべきなのは、自分がリーダーになった組織は何を目指し、そこまでどういうプロセスで到達しようと考えているか

    ・仕事で目立つ成果を上げようとすることと、人生を幸せに生きていこうとすることは、まったく別物

    私は30年近く千葉ロッテのファンですが、ぜひ落合さんにはロッテの采配を担って欲しいです。

  • 仕事の成果と幸せに生きることは別軸で考えるという言葉は非常に意外に感じた。
    でも、偉大な実績を持つ男だからこそ、説得力があるな

  • 裏話が盛り込まれており、報道のされ型での誤解と、本人が考えて行動していることとのGAPが多く、とても楽しく参考になる。はやり、リーダーとなる人は考えて行動しているな〜。

    •一流には自力でなれる、超一流には協力者が必要
    •邪念を振り払い、今、この一瞬に最善を尽くす
    •仕事の場面において契約はすべてに優先する

  • 仕事で困ったとき、この本を読んで頑張りたいと思いました。

  • ビジネス書、実は嫌いです。だってなんですかあの上から目線的な。
    「コレ読んで成功したら苦労しねえよボケェ」って感じ…いや、天邪鬼全開ですみません。
    というのと、無駄にポジティブ?な感じとか「やってみれば君も成功者!」みたいな視点に、どうも食いつけなくて。

    という私がジャンルとしてはビジネス書になるこちらを手にとったのは、落合氏が書いた本だから、という部分が大きかったのです。
    ただ、今まで私が流し読み立ち読み込みで触れてきたビジネス書と違った点は、書かれていることは非常にシンプルだということ。
    野球という視点で書かれてはいますが、日々の仕事や生活の中につながってくることだということ。
    野球であろうが会社生活であろうが、やっていることは変わらないこと。
    事例がわかりやすいだけあって、スッと入り込めました。

    コレやってみよう、という本でもありません。
    でも、心の片隅において、思い出して、そして噛み締める。
    私にとってはそんな感じの本。

    20代、30代、40代…それぞれのステージでこの本に触れたら、きっと感じ方は変わるでしょう。
    そして、これからリーダーになる人。
    リーダーというものはということについて、触れておきたい人。
    そんな人におすすめ。

    私も20代の頃、この本に出会っていたら、なにか変わったかもしれません。
    ただ、その頃はいろんな意味で自分がいっぱいいっぱいだったので、読んでも投げ捨ててしまっていたかもしれませんが…。

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