- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478016336
作品紹介・あらすじ
常識に逆らえばすべてがうまく回りだす。『男の品格』『「20代」でやっておきたいこと』の著者が説く逆転の人生法則。
感想・レビュー・書評
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メモ
結果を出せない人ほど努力を強調
「ゼロベース」あることをゼロにしてしまう(×省く)
失敗者の話を聞く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2011年に発行された本ですが2018年現在では常識になっている様な内容です。
ビジネス書、自己啓発書に書かれている様な内容のまとめ的な感じがします。
小見出し1つに対し2、3ページで書かれている短編集なので活字に慣れていない方は読みやすい本だと思います。
読書好きには少し物足りない内容かも知れません… -
・「悔やむ」とは、「好ましくない事態になった場合に、しなければよかった」と思うことで、「悔いる」とは「悪いと知りつつしたことを、後になって反省する」。反省はしてもよいが、後悔はしない方がいい。自分が悪いことをしたという意識を持っている「悔いる」に対し、自覚なくやってしまったことの結果が悪かったときに「しなければよかった」という気持ちになる「悔やむ」。悔やんでばかりいると自分自身がいやになってくる。「我が事において後悔せず」と残した宮本武蔵は後悔することで、自分の気持ちが弱体化するのを恐れた。後悔ばかりしていると、心が弱ってくる。後悔なんかするな。するなら反省のほうである。世の中に反省会はあっても後悔会はない。
・人間、欠点を気にし出したら、まず評価を誤る。そうではなく長所だけ見て、長所だけ伸ばすことを考えると、欠点は消えてしまう。少なくとも気にならなくなる。欠点とは裏返しの長所。
・幸運な偶然にめぐりあうセレンディピティといった類の幸運にめぐり合いやすい体質は熱中型、夢中で何かに取り組んでいる人。ノーベル賞受賞者には、このタイプがよくいる。運は案外正直で、その人の考えた通りに導いてくれる。だから、どんなときでも、自分の運のなさを嘆くことはやめよう。悪い出来事に遭ったとき「ああ、運が悪い」と嘆くのではなく「これが幸運のはじまりだ」と前向きに解釈すること。
・人は誰でも失敗する。失敗し、周囲が慰めてくれるということは、失敗をよいこととは思っていない証拠。成功者に話を聞くと失敗を喜ぶという。
仕事とはすべて失敗の連続であるby 本田宗一郎
何かを成し遂げた人間は数多くの失敗をしている。失敗をしてはいけないこと、避けるべきことと思うことがそもそもの間違い。
・成功したければ、失敗者の話を聞け。
・もし他人に抱く印象がよくないとしたら、まず自分自身の心を点検してみること。他人に抱く印象の多くは自分の心の反映だから、自分の心が伸びやか、晴れやかになれば、他人への印象も違ってくる。自分がイヤだなと思うと、相手も同じような感情を持っている。大切なのは自分の心の状態であり、相手の言動とか考え方はあまり関係ない。相手と会っても、自分の心の状態がよければ、お互いに関係もうまくいく。
・出世競争は出遅れたほうが有利。仮に同期に複数のライバルがいるなら、みんな先に行かせてもいい。これからの出世競争には、それくらいの度量をもって臨むべき。
・不本意なことがあるとき、何でも「今は〜〜つつある」と現在進行形で考えるくせをつけるとよい。どんなことにも、まずは「今は〜」を付加して考えてみる。「今は能力が乏しい」「今はお金がない」「今は自信がない」etc これで印象がガラッと変わるはず。今は〜の次は「〜つつある」を加える。この思考法を身につけることにより、よい自己像がもてるようになる。
・自分の仕事に役立てるために資格へむかうような発想は、何かに頼ろうとする従属的な生き方。資格に頼ろうとする発想は、人を弱くする。
・下手に勝つくらいなら上手に負けろ。名将と言われる人物は申し合わせたように「負け方」に心を砕いている。
勝つことばかり知りて、負くることを知らざれば害その身にいたる by 徳川家康
上手に負けるとは、次につながる負け方をすること。負けた悔しさよりも、納得が先にくるようなら上手に負けている。勝負をしていて、「負けるな」と思ったら、こういう負け方に切り替えるべき。
・成功体験は人も聞きたがり、自分も話したいから、広く伝播するが、ほとんどの成功体験は、美しい物語に変質している。人間には物語をつくる能力があるから、離すたびに脚色されて、いつの間にか別のものになってしまう。したがって成功体験からまなぶには、常にバイアスのかかっていることを織り込んで接する必要がある。成功体験になんて縛られるな。経験は大切だが、こだわりすぎてはいけない。そうでないと足を引っ張られる。
「人間が賢くなるのは、経験によるのではなく、経験に対処する能力に応じてである
by バーナードショー -
タイトルがよい。要はポジティブに生きろってことなんだけど。
☆「やる気」に相談するな
→やる気ほどアテにならないものはない、しなければならないことは、何も考えずにさっさと「始める」。
☆リバース・モーゲージ
*落ち込んだときこそ、陽気に振る舞え
震災→嫌なこと→陰気な生活→体調悪
*欠点は直すな、長所を伸ばせ
欠点と長所はコインの裏表。欠点は無視して長所を見るほうが人間関係はうまくいく。
*自分の目的が就職なら、目的を達するまでとことんその世界とつきあってみることだ。世の中の仕組みだの学歴だの格差だの論点すり替えない。
*人間関係は上手くいかないのが当たり前
*「怒りたいときに怒るな」
→怒って得することはない、むしろ損ばかり。 -
いつも同じことを考えさせられる
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常識に逆らえば すべてうまく回りだす。 ―
http://www.diamond.co.jp/book/9784478016336.html -
なるほど俺もそう思ってたと感じる時点で、「逆」を行って来たのかなと勘違い。今更、方向転換も難しい。「人間関係はうまくいかないのが当たり前」あたりが、身になる内容かもしれない。
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可もなく不可もなく
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・やる気に相談してはいけない。肝心なことは、思い切ってはじめることである。
・失敗したときこそ喜べ。
・大人になってからの勉強を怠るな。第二の人生を価値ある物するためには、社会人のときに幅広く勉強し人間として成長しておく必要がある。