われ日本海の橋とならん

著者 :
  • ダイヤモンド社
4.10
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本棚登録 : 539
レビュー : 107
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478016473

感想・レビュー・書評

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  • 中国で一番有名な日本人となった経緯と中国観について述べられている。
    尖閣問題のテレビの生放送でのコメントのすばらしさをきっかけに出演依頼が殺到した。
    中国語は人民日報の暗唱と積極的な会話。
    中国に対する考えは同意できるところが多い。

  • とても素晴らしい本で、日本では大げさに報道されることも多い中国の実情、そしてそこでの著者の活躍について驚きを感じながら読んだ。外国に対するメディアの情報はテレビやネット本問わず、ある程度政治的なバイアスがかかる。けれど、この本を読むといま中国を取り巻く空気を実感できるような感じがして、本の値段以上に内容の濃い読書体験だった。ただ、著者も言うように本当は、実際に若いうちに海外に出て、世界を体感するべきなのだろう。著者の人間性も含めて、自分にとってとても刺激的な本だった。

  • 中国に対して漠然と、あまりよいとは言えないイメージを抱いていた。だが、この本を読んで、それが変わった。

    「素晴らしいプレーをする選手たちに、国境も国籍も関係ないじゃないか」(P.50)
    このフレーズが印象的だった。人に限ったことではないが、ステレオタイプ的な考えを好まないのにもかかわらず、ふとした時にカテゴリに当てはめて考えがちな自分にとっては、改めてハッとさせられるものだったからだ。

    この他にも、語学に関してや、人と関わる上での考え方など、読んでいて学ぶものがあった。
    時間をおいて、また読みたいと思った。

  • ちょっと前に著者の評価は別れ始めたがそれでも読んだ方がいいと思う。現地にいる人間の経験や日本人として外に出ることで得られるものなど良いこと言ってると思う。

  • 本当の中国を知るための入門書であり、現在日本への警告書でもある。内存チャイナリスクになるほどと納得し、変化の無い(もう震災から2年経つのに!)日本に諦めの境地。まだ10代の知り合いに勧めたい一冊。

  • 中国を肌感覚で伝えてくれた本。

  • (カバー折り返しより)
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    人の波がぶつかりあい時代のエネルギーが炸裂する。アジアでいちばん激しく生命力があふれた国、中国。中国で「もっとも有名な日本人」となった著者が、内側から見た人にしかわからないリアルタイムの中国を語ります。
    そこから見えてくるのは、中国、日本、世界の現在。日本は、そして日本人は、これからいったいどこへ向かえばいいのか。
    私たちの課題も見えてきます。
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    高校卒業後に国費で北京大学に留学し、2005年の反日デモに関するテレビ出演から一躍"中国でもっとも有名な日本人"となった著者による、中国のいまを解釈する1冊。
    面白かった!
    実際の中国で起きている現象の解説がそれぞれ非常に納得的で、中国のロジックがよく分かります。
    また、著者自身について書いている部分が凄く面白いし感化させられる。ランナーとしてのストイックな一面と、外国語習得のための努力に脱帽です。

    以下、面白かったトピック
    ・日本の「空気」としてのタブー
    ・民主的手続きがないからこその、中国政治の成果主義
    ・広大な国土に13億人が暮らす多民族国家を統治するという至上命題
    ・日本の対中外交のカード「反日感情」
    ・面子が貨幣のように流通する
    ・面子とプライドを賭けた復興施策

    こういう若くして頭角を現す評者が出てくると、頼もしいですね
    ちょっと眉唾っぽい感じもするのですが、個人的には応援したいと思います

  • (チラ見!)
    Book TV '11/11

  • 中国に対する考えが変わります。いかに自分が知らず、中国に偏見を持っていたかを痛感しました。表紙のデザインが素敵で、手に取りたいと思う一冊でした。

  • 加藤さんの中で最初に読んだ本。

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著者プロフィール

米ニューヨーク・タイムズ中国語版コラムニスト。1984年静岡県生まれ。北京大学国際関係学院卒業。上海復旦大学新聞学院講座学者、米ハーバード大学ケネディースクール(公共政策大学院)・アジアセンターフェローなどを歴任。著書に『たった独りの外交録──中国・アメリカの狭間で、日本人として生きる』(晶文社)『われ日本海の橋とならん』『中国民主化研究──紅い皇帝・習近平が2021年に描く夢』(ともにダイヤモンド社)など。

「2018年 『日本夢 ジャパンドリーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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