自分を超える法

  • ダイヤモンド社
3.98
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  • Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478016534

作品紹介・あらすじ

考え方さえ変えればお金は必要ない。世界No.1コーチであるアンソニー・ロビンズの「史上最年少トレーナー」として活躍するピーター・セージ。22社の会社を経営し、1兆円ビジネスを手がける、ビジネス界の若き天才。その「世界初の著書」で語られる、自分を超える「5つの法則」とは。

感想・レビュー・書評

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  • 心を平らに成長するヒントを知りたくて読書。

    新型コロナは私の周りでテレビウイルスに侵食されたり陰謀論を傾倒する人などが去ったりして人間関係を整理した。

    コロナ禍の社会の空気の重さに敏感な私はメンタルヘルスが平ではない日が増えてきたなと実感している。

    そんなときほど原理原則に立ち戻り、学び直すことが重要。

    本書は500ページもあるが、巻末の格言から興味がある内容を読んだり、各章のまとめを最初に精読してからササッと読むなりできるので親切な構成になっている。

    500ページの本から3つでも氣づきがあればついてるものだ。元は取れたと言っていい。

    仕事に直結する最後のKey5が興味深く、Key1のマインドセットの重要性も再認識した。

    こんなときこそ相手主義を意識して、自分へ語りかけて、他人を喜ばせることを自分の目標にするなど意識して視線を外へ向けるようにしたい。

    すべての成功はアイディアから生まれる。
    と言うところだろう。そのためにもメンタルヘルスを平らにしておきたい。

    6つのニーズ、成長、貢献、不安定感、愛とつながり、安定感、重要感の上位ニーズを入れ替えてみる。

    顧客は感情で買う。

    感情へ訴えかけるセールスレター。

    ベネフィットを明確にする。保証、特典など。

    最後に改めて考えると本書の出版社と今、ビジネスをしていることが人生の不思議さを感じる。本書が発売された10年前、2011年には想像もできなかったから。

    読書時間:約1時間10分

  • 胡散臭さや、それは人それぞれでは??と思うところもあったが何度も読み返したくなる良書。
    お金vs戦略のくだりはワクワクしてインスピレーションが得られた。
    『お金は必要ない。必要なのはより良い戦略』→『どうすれば付加価値を生み出せるか?』
    付加価値を与えるという考え方は新鮮だった。付加価値の国全体の合計がGDPになるので、言われてみれば当たり前の話だが、多くの人がどうしたら稼げるのかという結果に捉われて盲点となっていると感じた。
    最後はコピーライティングの話だったが、内容がそこまでと大きく違うのでこれはこれだけで別の本にした方が良いのでは?と思った。

  • 120107
     「聞いただけでは何も変わらない。知っていても行動しないなら、知らないとの同じ」つまり「行動しなければ何も変わらない」し、「行動すれば何かが変わる」
     「人生が充足していると感じる心が伴ってこそ、真の成功といえる」
     進化しない生物はやがて滅びます
     自然界に「安定や確実性が保証されているところ」などどこにもない。
     人には、「不安定感」、変化、バラエティも必要なのです。
     人生の質は、居心地のよさを感じられる不安定の量に正比例する。「安定感」と「不安定感」は、両方同時に存在することはありません。片方が満たされたら、片方が満たされなくなる関係です。私たちは、常にこのバランスを取り続けながら生きているのです。

  • ビジネスに関する気づきがたくさん得られる。費用対効果が高い本。

  • ■マインド
    1.人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる、不安定感の量に比例する
    2.「不安定感」を積極的に受け入れると、まったく別次元の人生になる
    3.自分の「失敗や試練」を、世の中に役に立つものに転換させて「成長」し、自分の一生を超えた、永続的な「貢献」という名の財産を残すことこそが、真に満たされる人生なのです。
    4.現在、「お金が足りない」と不満を持っているなら、あなたが見るべきものは、銀行の通帳ではなく、鏡に映った自分の姿であり、やるべきなのは「私は今、どれぐらいの貢献を世の中にしているだろうか?」と問うことなのかもしれません。
    5.ビジネスでは「想定外」が当たり前、それを支えるのが「情熱」だ!
    6.「生きるのに必要なもの」ではなく、「感情的にほしいもの」が売れる
    7.「リーダーシップ」は育てたリーダーの数で決まる
    8.「自分のためではありません。他人にどんな貢献ができるのか、ということがモチベーションを高めるカギ」だったのです。
    9.「人生は、ほしいものを自動的に運んでくれるようなことは決してない」
    10.「人生で何が起こるかは重要ではないということ。そして、できごとに対して与える意味と、その結果どのような行動を選択するかだけが重要だ」
    11.歴史は常に「リスクをとる者の味方」をします。

  • 自己啓発本の良書。お金をかけずに起業する方法、ビジネスの方法の事例が印象的だった。

  • 起業家でありビジネスコーチでもある著者による初めての本。成功するための五つの法則についてまとめている。
    自己啓発本はどれもこれも似たりよったりな内容のことがあるが、この本に書かれていることは他ではあまり読んだことがない。また、今まで良かれと思っていた考え方が実は間違いだと指摘されていたりする。
    起業してビジネスで成功したい人は一度読んでおくべき。

  • 不安定に慣れろ。
    不安定=成長。

  • 自分を超える5つの法則、「成功の心理学」「お金の作り方」「リーダーシップ」「世界観をつくる」「文章の力」から成る。

    1.成功の心理学
    6つの欲求 安定感のニーズ、不安定感のニーズ、重要感のニーズ、愛とつながりのニーズ、成長のニーズ、貢献のニーズ

    安定感と不安定感、重要感と愛とつながりは両極端

    ちょうどいいバランスを求めることが重要なのではない

    安定感、重要感を特に大事にしている人は、狭い世界観になってしまう

    自分を愛する
    1,000円しか持ってなかったら、1,000円とられたとき絶望するが、1億持っていたら1,000円とられても大丈夫
    自分への愛を1億分持つ

    2.お金の作り方
    人は感情で物事を判断し、後から理屈をこじつける

    どうすればより付加価値をつけられるか。必要なのはお金ではなくより良い戦略

    全員が勝つ

    提案を受けた方が、断るよりも価値が高いと感じるような提案をする

    3.リーダーシップ
    3つの鍵 基準をあげる、信仰を持つ、ビジョンを持つ
    5つの柱 自分の価値観を知る、人間関係をマスターする、時間をマスターする、意味づけをマスターする、感情をマスターする

    健康 電車の中立とう!

    信念...確信がある 成功事例がある、とか
    信仰...ない 参考情報や経験ゼロ

    感情を感じる 感じ尽くす
    それを元に考えれば考えるほど、感情は力を持つ

    4.世界観
    大切な価値観を実感するハードルを下げ、無条件の愛を感じるルールを低く設定する
    感じたくない経験条件をあげ、感じたい経験は条件を下げる

    トライアド
    physiology、言葉、焦点と信念

  • この作者は初めてだが、アンソニー・ロビンズのトレーナーという事で、内容は池田貴将氏などと同様のトニーメソッドとなる。
    池田氏より内容が詳しくよりビジネス色が濃厚なので、これは読む人によって評価が変わるかもしれない。
    いずれにしろ、アンソニー・ロビンスの哲学に賛同できる人にはお気に入りの一冊となるはずで、私にとっても大切な一冊となった。

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