自分のアタマで考えよう

著者 :
制作 : 良知高行 
  • ダイヤモンド社
3.96
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本棚登録 : 6204
レビュー : 875
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478017036

感想・レビュー・書評

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  • 「知っていること」と「考えること」がいかに違うのかということを考えさせられました。それから、自分がほとんど考えていなかったということも・・・
    少しずつでも、自分のアタマで考える癖をつけていきたいの思います!
    まずは「なぜ?」と「だからなんなの?」を問うことからはじめます!

  • データ解析とかコンサルティングとかそういう仕事を日々していた人なんだろうなぁ、と。知識を溜め込んでよしとしてしまいがちな自分に自戒。でもなかなか難しいよね、考えなくても生きていけるしさ。

  • ロジカルシンキングを極力平易に解説。また著者自身の独自の視点も垣間見える。新人や若手に進めたい1冊

  • 思考とは、知識の引き出しから知識を取り出すことではない。現実を見るとき、考えているようで、実は先人が創りだした知識体系から考えを借りているだけになりがちだということが、本の初めで述べられている、なるほど、と思った。
    『自分の頭で考えること、それは「知識と思考をはっきりと区別する」ことからはじまります。「自分で考えなさい!」と言われたら、頭の中から知識を取り出してくるのではなく、むしろ知識をいったん「思考の舞台の外」に分離することが重要です。』(p21)

    日頃、仕事で頭を使っている気になっていても、振り返ると実は、(思考の時間)<(作業の時間)となっていることが多い、ということも書いてある。確かにそうかもしれない。でも、作業に裏付けられるものもたくさんあるから(プレゼントかだと、アイデアが素晴らしくても表現方法が稚拙だと効果が落ちる)、偏りがあってしかるべきな気もする。

    2章では「なぜ?」「だからなんなの?」という問いから結論や予想を導いていくやり方を紹介している。シンプルで使いやすそうなフレームワークだと思う。

    途中で、「もっともらしいデータ」は「疑わしいデータ」より危険であるとも言える、と書いている。どこかで見た台詞だと思った。仕事でデータを分析したりしている人はよく感じるのだろうなあ。

    「思考の棚」、と書いていたが、これが知識の棚でないのは、自分で処理した知識や、自分から生まれた考えを保管しておいて、いつでも手を伸ばして取れるようにしておく、という意味合いだと解釈したのだけど、合ってるのだろうか。

    最後に知識はネットなどで簡単に検索できるようになったいま、もはや単純な知識の記憶は大して意味のある行為ではない(p138)と述べられている。前提条件ではあると思うけど…そうなのかもしれない。

  • ・なにかを選ぶとき、選択肢が多いと悩みますよね。どこのマンションに住むべきか、どこの学校に子供を進ませるべきか、どんな職業を目指すべきか。こういうとき、私たちは「選択肢が多すぎる!」と思います。「選択肢が多いから、迷ってしまって決められない」と感じるのです。けれどじつはそれは間違いです。
    決められないのは選択肢が多すぎるからではありません。決められないのは、「判断基準が多すぎるから」なんです。
    > /> 確かに。判断基準と選択肢をまず分けないと。

    ・ちきりんの独断と偏見で決めつければ、日本の大組織で成功するために重要な条件はずばり、「我慢する力」と「空気を読む力」でしょう。大企業は最初から正直にそうぶっちゃけ、このふたつの条件で学生を採用すればいいのです。
    > /> ぶっちゃけた!本書では「我慢する力」×「空気を読む力」それぞれ「有る」、「無い」で四象限作って分析までするから、徹底している(笑

    ・たとえば最近、消費市場としてアフリカ大陸の可能性を高く評価する意見を聞くようになりました。そしてその中でよく「アフリカには9億人以上の市場がある」という言い方がされています。
    この9億人とはアフリカ全土の合計人口のことです。けれどなぜアフリカだけ「大陸全体の合計人口」が取りざたされるのでしょう?
    アフリカについて「9億人の市場だ!巨大だ!有望だ!」というのなら、アジアなんて35億人以上の市場です。インドには一国で11億人以上の人口がいるのです。
    > /> アフリカ9億、鵜呑みしてました。。

    ・よくある失敗例のひとつは「勉強が好きだから」という理由で研究者への道(博士課程への進学)を選ぶパターンです。ちきりんの知人にも、そう考えていったんは研究者を目指したものの、途中で「やっぱりこの仕事は自分には向いていない」と気がつき進路変更をした人がたくさんいます。
    彼らが口々に言うのは、「狭い分野をひたすらに深く掘り下げる仕事より、幅広く世の中の事象を見たり聞いたりする仕事の方が好きだとわかった」ということです。また「自分には、1人で思索を続ける仕事より、大勢で話し合いながら進める仕事の方が合っていた」という人もいます。
    > /> ありがち。仕事の進行の仕方についてのフィルターが仕事の内容以上に社会人生活に重要になってくるそう。著者は仕事の結果が出るスパンが数ヶ月である事がモチベーションにとって大事で、デイリーに判断を重ねる(デイトレとか)や文筆でも詳細な調査を10年かけて作る超大作とかはやる気が続かないと分かったそう。ふむふむ。

    ・「収入以外のものを職業から得たい」と考える先進国の若者にとって、仕事選びは、数時間の会社説明会や数回の先輩訪問などで決められるほど簡単なものではないのです。複数の企業や組織で実際の職業経験を積むことにより、ようやく学生は「自分に向いた職業は、こういった条件でフィルタリングされたものだ」と理解することができるのです。
    > /> 平均か、平均以上の待遇とかコストパフォーマンス?を求める人も多そうですが。ブラックじゃなければ、仕事ならちゃんとやるよ?みたいな。遣り甲斐のある仕事を求めるような、やる気のある人はむしろ考えるべきかもしれません。

  • 知識ではなく、考えるとは?

    →知識とは過去の事実の積み重ねであり、思考とは未来に通用する論理の到達点、つまり情報と結論をつなぐのが思考
    意思決定プロセスは情報収集をはじめる前にすべき
    目標の姿を決めた上で、判断基準に優先順位をつけることで決断しやすくなる
    比較の基本は縦と横
    新たな情報は、
    1.知識は思考の棚の中に整理
    2.まだ入っていない知識を意識
    3.不足している知識が手にはいれば言えることを事前に考えておく

  • ちきりん流に書いたロジカルシンキングの本。
     
    中盤以降のロジックツリーの箇所や視覚化などの考える際のテクニックは特に目新しい内容ではないのだが、
    なぜ自分で考えることがムズカシイのか。知識と洞察はどう違うのか。
    といった、自ら考える事の重要性を説いている部分はなかなか面白い。

    社長直轄プロジェクトで分厚い知識・情報を集めたレポートが溜まっていくが、実は物事は何も決まっていない事例の話とか、
    うちの会社でも全く同じ話がありそうでうすら寒くなる。

    本書の言うとおり、
    答えばかり先に読むのではなく、自分で考える癖をつけて、
    「知識」と「思考」の分離を進めていきたい。

  • 普通。
    著者の「未来の働き方を考えよう」がおもしろくて一気に読み,著者のブログを愛読するようになってからこの本を手にした。
    が,途中で投げ出したくなった。ぶ厚すぎて。
    褒めるだけがレビューじゃないと思うので書きますと,前に読んだ方は面白かったのに今作は詰め込みすぎて冗長に見えたのだと思います。

  • 情報化が進みに進み、あらゆる「知識」が容易に手に入る現代社会において、改めて「考えること」の本質と大切さを記した本書。最近、頭を使ってないことを懸念していたわたしにとって戒めとも言える一冊となりました。

    特に第一章はそもそも「考えること」とは何かがテーマであり、この辺がわたしにとって本書の全てでした。

  • 大学生なら普通にやってること。
    でも大人になるとやらなくなるので思い出すのにいいかも。

    インプットはアウトプットするためにある、ってのはいろんなとこで言われるんだけど、いざやるとなかなかできないものですね。大学生の頃は論文やレポートという明確なアウトプットがあったので、簡単にできたのですが…。

著者プロフィール

【ちきりん】社会派ブログ「Chikirinの日記」運営者

「2013年 『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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