自分のアタマで考えよう

著者 :
制作 : 良知高行 
  • ダイヤモンド社
3.96
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本棚登録 : 6217
レビュー : 875
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478017036

感想・レビュー・書評

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  • 頭の良い人って、知識を沢山持っている人じゃないんだな。
    インプットした知識を、自分のアタマでしっかり考え、アウトプットしなければ、意味のないものになってしまうのだ。
    つい批評家、評論家の意見は正しいものと信じ、自分で考えることもなく肯定してしまうことのほうが多い。
    情報に振り回されるのもこの手の人達なのだ。
    多くの人が情報操作に乗っかってしまうのは怖ろしいことである。
    ちきりんさんのように、思考する習慣を身につけるよう頑張ろうと思った。

  • 「なぜ?」「だからなんなの?」っていうのが難しかった。
    正確にいうと、「なぜ?」はイメージできるけど、「だからなんなの?」がピンとこなかった。

    あとは、試験は手段だと考えられるようになってとても楽になった私は、
    解法は暗記でいいじゃん とは思うけれども。

    1 グラフをもとにして考えを発表してください の例題
      すでに持っている知識をグラフに当てはめて、それを意見として発表していないか?(しかもその結果が必ずしも間違っていないから厄介)

    2 はじめにきちんと考えれば、無駄な時間を過ごさなくて済む
      考えずに「作業」をして、翌日上司から それやらなくて良くなったよーとか言われる例

    3 なぜ会議が終わらないか?
      決定するのに必要な情報だけ見ればよい。

    4 お互いの話のレベルを揃える
      相手の意見に反論するときは、相手の意見を細かく要素ごとに区切って、または分けて、それぞれを検討する。
      ここでは、「レベル」とは頭の良さの高低とかの意味でなく、階層のことをいう。

    以上、残しておきたい部分!
    偶然、10月28日のほぼ日手帳の下の部分に
     日本人は 目の前の仕事だけを見て最高レベルに持ってくのは得意
     だが そのために本当にやるべきことをわからなくなっている
    っていう趣旨のことが書いてあって、
    この本にもそんなことが書いてあって、
    なんか落ち込みました。

  • 昨年買っておいてずっと積読していた本。伊賀泰代氏の『採用基準』を読んで、その裏の顔であるちきりんの本も読みたいなということで積読から解放。
    一言で言えば、グロービスで教わったクリティカル・シンキングをもっとわかりやすい実例と表を用いて解説した内容。
    今まで「自分の頭で考えている!」と思っていたことは、ほとんど知識や受け売りや経験から来るもので実はほとんど自分の頭で考えてなんかいなかったということがよくわかる。
    誰かが「無知の知」と説いたように、まずは「自分はたいして考えていない」と認識することが、「自分の頭で考える」ための第一歩。

  • ・意思決定するためのプロセスを最初に決める
    ・判断基準はシンプルに
    ・xxがわかればyyがわかる,というように自分の思考の状態を整理しておく
    ・知識と思考は別物

  • 以前から読むか読むまいか悩んでいた本。kindleを買って、つい購入してしまった。ただ、結果的にはシンプルで良本。この人は本当に頭が良いんだな、と思う。本当に頭の良い人の書いた文章は、シンプルでとても読みやすい。かつ、漠然と頭の中で行っている思考整理を、これだけ分かりやすく説明できるんだから、舌を巻くしかない。まだ、自分の思考形式が凝り固まっていない部下に読ませたい。

  • 「知っている」と「考える」はまったく別モノ
    「思考」は「知識」にだまされる。
    「知識」は過去、「思考」は未来!
    「意思決定」のプロセスは超具体的に
    「考える」とはインプットをオウトプットに変換すること
    考える時間を「見える化」する。
    「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと。
    「情報」と「思考」のバランス。

    「ありえるすべての可能性を検討する」
    すべての分析のはじまりは「比較」

    比較の基本は「縦と横」

    縦 時系列比較

    横 他者比較 国際的な視点でみる

    世界経済の縦横比較をする

    判断基準はシンプルが一番

    選んだ基準において、ものごとを”白黒”に明確に分ける

    「自分のフィルター」を身につける。

    自分のフィルターで勝負する。

    成長 支援 運営 再生 の仕事

  • 図書館で借りたのだけど、手元に残しておきたい一冊。

    自分のアタマで考えるためのは、どうしたらいいのか。
    グラフから何を読み取るのか。

    あらゆる事象の裏の裏の表かもしれないものを読み解いて
    自分の考え、意見を持ちましょうということ。
    自分の考えがない人なんてつまんないじゃん?

    いつまでも誰かと一緒だと、
    気がついたら淘汰されちゃうよ。

  • 最近本を読んでいて不安に感じていたことが解消された感じです。
    ハウツー本や自己啓発の本、著者があるテーマについて自分の意見を書いている本などを読んだ時に感じる、なるほどという気持ちと、これでいいのか?という焦燥感。つまり、専門家が長い思考の末に出した結論(答えに近い)を知ってしまうことで、自分で考える力が衰えるんじゃないかという不安感。(実際衰えている)

    この本は自分で考える際のポイントを10に分けて説明してます。

    こういう本こそ今の若い学生の人たちが読むべき本じゃないかな〜と思う。
    なぜなら、学校で学ぶことは考える科目ではなくて知識を覚える科目だから。問題の解法を暗記すればテストの点はとれる。反面、初めて見る問題には手も足もでなくなってしまう。そして現実の社会には、誰かがあらかじめ用意した解法が存在しないことが多い。(著書から引用してます)

    もっと価格設定高くてもいいんじゃないかと思うくらいいい本です。

    そして、知識にだまされずに自分で考えることが大事だという結論をこの本で教えてもらったというパラドックス(笑)。
    本来は自分でこの答えを見つるべきなんでしょうね。

  • ▼全体的な感想
    ・すごく読みやすい
    ➡これはちきりんさんの文章全般的に言えることですが、とても読みやすい印象があり、一日でさくさくと読み終わって快感でした。

    ・データを基に自分で考察を続けようと思った
    ➡この本は、ちきりんさんの思考のプロセスが書かれているだけで、それはよくも悪くも”世の中の正解”を提示しているわけではなく、”いかに正解に近づくか”を表しています。その中で僕が一番思ったのが、まず自分でしっかり考察してみようということでした。その後にもう一度これを読んだらまた違う発見があるような気がします。

    ▼その他知ったこと、思ったこと、考えたこと
    ・"自殺の例"に見る、世間の情報にはびこる”誤解”
    ➡データも少し見方を間違えると、全く本質を捉えない議論をしてしまうようです。この例はその一つではありましたが、きっと世の中のニュースとかで言われていることも、元のデータを突き詰めると違った側面が見えてくるのでしょうか。

    ・思考の基本はMECE,そして"why so?"と"so what?"
    ➡これは特に就活をしているとよく聞く言葉なような気がしますが、ちきりんさんの言う”考える”も、基本的にMECEにまず要素を洗い出し、各要素ごとに縦の論理を考える。と言ったことなようです。

    ・僕はきっと今まで全然何も考えてなかった
    ➡最後の方にある”グラフ”に関する話で、”すごくしっかり考えられないとvisualに物事を説明することはできない”と書いてありました。ああその通りだ。。。と思ってしまったのですが、僕はすごくvisualに物事を説明するのが苦手で、それはきっと自分の中で思考が中途半端なままどんどん次にいってしまっていることなんだろーなーと

    以上!

  • 「自分のアタマで考える」ということが、どんなことを指すのかが分かった。
    何か新しい情報に触れた時、「知識」があることで、無意識的にそれに基づいた判断を下してしまう。ゆえに、「知識と思考をはっきり分ける」必要がある。
    だからといって知識を得ることは無駄なわけではない。知識は、自分の頭の中に、「思考の棚」を作るために必要なものなのだ。

著者プロフィール

【ちきりん】社会派ブログ「Chikirinの日記」運営者

「2013年 『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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