自分のアタマで考えよう

著者 :
制作 : 良知高行 
  • ダイヤモンド社
3.96
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本棚登録 : 6214
レビュー : 875
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478017036

感想・レビュー・書評

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  • 頭の良い人って、知識を沢山持っている人じゃないんだな。
    インプットした知識を、自分のアタマでしっかり考え、アウトプットしなければ、意味のないものになってしまうのだ。
    つい批評家、評論家の意見は正しいものと信じ、自分で考えることもなく肯定してしまうことのほうが多い。
    情報に振り回されるのもこの手の人達なのだ。
    多くの人が情報操作に乗っかってしまうのは怖ろしいことである。
    ちきりんさんのように、思考する習慣を身につけるよう頑張ろうと思った。

  • 「なぜ?」「だからなんなの?」っていうのが難しかった。
    正確にいうと、「なぜ?」はイメージできるけど、「だからなんなの?」がピンとこなかった。

    あとは、試験は手段だと考えられるようになってとても楽になった私は、
    解法は暗記でいいじゃん とは思うけれども。

    1 グラフをもとにして考えを発表してください の例題
      すでに持っている知識をグラフに当てはめて、それを意見として発表していないか?(しかもその結果が必ずしも間違っていないから厄介)

    2 はじめにきちんと考えれば、無駄な時間を過ごさなくて済む
      考えずに「作業」をして、翌日上司から それやらなくて良くなったよーとか言われる例

    3 なぜ会議が終わらないか?
      決定するのに必要な情報だけ見ればよい。

    4 お互いの話のレベルを揃える
      相手の意見に反論するときは、相手の意見を細かく要素ごとに区切って、または分けて、それぞれを検討する。
      ここでは、「レベル」とは頭の良さの高低とかの意味でなく、階層のことをいう。

    以上、残しておきたい部分!
    偶然、10月28日のほぼ日手帳の下の部分に
     日本人は 目の前の仕事だけを見て最高レベルに持ってくのは得意
     だが そのために本当にやるべきことをわからなくなっている
    っていう趣旨のことが書いてあって、
    この本にもそんなことが書いてあって、
    なんか落ち込みました。

  • 昨年買っておいてずっと積読していた本。伊賀泰代氏の『採用基準』を読んで、その裏の顔であるちきりんの本も読みたいなということで積読から解放。
    一言で言えば、グロービスで教わったクリティカル・シンキングをもっとわかりやすい実例と表を用いて解説した内容。
    今まで「自分の頭で考えている!」と思っていたことは、ほとんど知識や受け売りや経験から来るもので実はほとんど自分の頭で考えてなんかいなかったということがよくわかる。
    誰かが「無知の知」と説いたように、まずは「自分はたいして考えていない」と認識することが、「自分の頭で考える」ための第一歩。

  • ・意思決定するためのプロセスを最初に決める
    ・判断基準はシンプルに
    ・xxがわかればyyがわかる,というように自分の思考の状態を整理しておく
    ・知識と思考は別物

  • 以前から読むか読むまいか悩んでいた本。kindleを買って、つい購入してしまった。ただ、結果的にはシンプルで良本。この人は本当に頭が良いんだな、と思う。本当に頭の良い人の書いた文章は、シンプルでとても読みやすい。かつ、漠然と頭の中で行っている思考整理を、これだけ分かりやすく説明できるんだから、舌を巻くしかない。まだ、自分の思考形式が凝り固まっていない部下に読ませたい。

  • 「知っている」と「考える」はまったく別モノ
    「思考」は「知識」にだまされる。
    「知識」は過去、「思考」は未来!
    「意思決定」のプロセスは超具体的に
    「考える」とはインプットをオウトプットに変換すること
    考える時間を「見える化」する。
    「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと。
    「情報」と「思考」のバランス。

    「ありえるすべての可能性を検討する」
    すべての分析のはじまりは「比較」

    比較の基本は「縦と横」

    縦 時系列比較

    横 他者比較 国際的な視点でみる

    世界経済の縦横比較をする

    判断基準はシンプルが一番

    選んだ基準において、ものごとを”白黒”に明確に分ける

    「自分のフィルター」を身につける。

    自分のフィルターで勝負する。

    成長 支援 運営 再生 の仕事

  • 図書館で借りたのだけど、手元に残しておきたい一冊。

    自分のアタマで考えるためのは、どうしたらいいのか。
    グラフから何を読み取るのか。

    あらゆる事象の裏の裏の表かもしれないものを読み解いて
    自分の考え、意見を持ちましょうということ。
    自分の考えがない人なんてつまんないじゃん?

    いつまでも誰かと一緒だと、
    気がついたら淘汰されちゃうよ。

  • 最近本を読んでいて不安に感じていたことが解消された感じです。
    ハウツー本や自己啓発の本、著者があるテーマについて自分の意見を書いている本などを読んだ時に感じる、なるほどという気持ちと、これでいいのか?という焦燥感。つまり、専門家が長い思考の末に出した結論(答えに近い)を知ってしまうことで、自分で考える力が衰えるんじゃないかという不安感。(実際衰えている)

    この本は自分で考える際のポイントを10に分けて説明してます。

    こういう本こそ今の若い学生の人たちが読むべき本じゃないかな〜と思う。
    なぜなら、学校で学ぶことは考える科目ではなくて知識を覚える科目だから。問題の解法を暗記すればテストの点はとれる。反面、初めて見る問題には手も足もでなくなってしまう。そして現実の社会には、誰かがあらかじめ用意した解法が存在しないことが多い。(著書から引用してます)

    もっと価格設定高くてもいいんじゃないかと思うくらいいい本です。

    そして、知識にだまされずに自分で考えることが大事だという結論をこの本で教えてもらったというパラドックス(笑)。
    本来は自分でこの答えを見つるべきなんでしょうね。

  • ▼全体的な感想
    ・すごく読みやすい
    ➡これはちきりんさんの文章全般的に言えることですが、とても読みやすい印象があり、一日でさくさくと読み終わって快感でした。

    ・データを基に自分で考察を続けようと思った
    ➡この本は、ちきりんさんの思考のプロセスが書かれているだけで、それはよくも悪くも”世の中の正解”を提示しているわけではなく、”いかに正解に近づくか”を表しています。その中で僕が一番思ったのが、まず自分でしっかり考察してみようということでした。その後にもう一度これを読んだらまた違う発見があるような気がします。

    ▼その他知ったこと、思ったこと、考えたこと
    ・"自殺の例"に見る、世間の情報にはびこる”誤解”
    ➡データも少し見方を間違えると、全く本質を捉えない議論をしてしまうようです。この例はその一つではありましたが、きっと世の中のニュースとかで言われていることも、元のデータを突き詰めると違った側面が見えてくるのでしょうか。

    ・思考の基本はMECE,そして"why so?"と"so what?"
    ➡これは特に就活をしているとよく聞く言葉なような気がしますが、ちきりんさんの言う”考える”も、基本的にMECEにまず要素を洗い出し、各要素ごとに縦の論理を考える。と言ったことなようです。

    ・僕はきっと今まで全然何も考えてなかった
    ➡最後の方にある”グラフ”に関する話で、”すごくしっかり考えられないとvisualに物事を説明することはできない”と書いてありました。ああその通りだ。。。と思ってしまったのですが、僕はすごくvisualに物事を説明するのが苦手で、それはきっと自分の中で思考が中途半端なままどんどん次にいってしまっていることなんだろーなーと

    以上!

  • 「自分のアタマで考える」ということが、どんなことを指すのかが分かった。
    何か新しい情報に触れた時、「知識」があることで、無意識的にそれに基づいた判断を下してしまう。ゆえに、「知識と思考をはっきり分ける」必要がある。
    だからといって知識を得ることは無駄なわけではない。知識は、自分の頭の中に、「思考の棚」を作るために必要なものなのだ。

  • 社会派ブロガーちきりんの第2弾の著作だ。思考の方法論を述べている。本を書くに至ったきっかけは、社会人になりたてのころ上司から、「考えが浅い」「もっと考えろ」と言われたものの、「これ以上どう考えたらいいの?!」という状況で、この本だけ読んでいれば最低限は考えたといえるというものが当時あればどれだけ楽だったか、と思ったことらしい。ブロガーとして、考えること書くことを生業とし名を馳せているちきりんの、思考の秘訣が知れるとあれば、読まない手はない。

    冒頭から、知っていると考えるは別物、と看破する。一見もっともそうなデータを見た時に一般的に出そうな結論を上げ、それはもともと知っていた知識ではないかと問いかける。常にゼロから考え、いい面悪い面両方を比較し最良と思われる結論を出すのが思考をするということという。次に、最初に考えるべきは決めるプロセス、だと述べる。レシピを決めてからスーパーに行くのとそうでない場合では、買うものが違ってくるという身近な例を上げつつ、考えるとはインプットをアウトプットに変換することであるという。エクセルに向かっている時間を考えていると思うという、作業を考えることと思い込むワナは、多くの人に思い当たるふしがあるのではないか?

    さらに、情報を得た時に、なぜ?だからなんなの?との2つをまず考えるべきという。なぜ、は背景を問う。だからなんなの、は次に何が起こるのか。それに対して自分はどうするのかを問いかける。その際、留意点としてデータを調べた時間と同じくらいはそれに向き合い考える時間が必要だという。

    そして、「そういう可能性もあったよね。なんで思いつかなかったかな?」という抜け漏れを防ぐため、あらゆる可能性を考える方法論を説く。分解図を使う、構成要素を組み合わせるということが大事だそうだ。考えるための方法論でもっとも役立つ分析方法として、比較をあげる。まず、比較の対象と比較の項目を決める。その際、縦と横で比較する。

    思考の秘訣はまだまだある。判断基準を絞る、レベルを揃えて考えよう、情報ではなくフィルターが大事、データをとことん追い詰めよう、グラフの使い方が思考の生産性を左右する、知識は思考の棚に整理しよう。どの方法論も有益だ。

    学んだことを知識にせず、まずは思考の棚に整理して、実際に使えるようにしたい。そして、常に実践していくことが習得するためには必要だ。考えるということができていない。得た知識をさも自分が考えたかのようにいう。そんな思考の習性を直すには、日々の習慣を変えないといけない。情報に触れるたびに、この10の方法を使い、自分のアタマで考えれるようになりたい。

  • 自分で考えてるのか不安になり、読んだ本。
    知ってることと考えることの違いについては、
    理解出来てたし、実践も出来てるかなと思う。

    本書では明確には定義されていないが、
    仮説思考って作業効率を上げる意味でも大事
    だなあと改めて感じる。

    連携してもらった資料を見てどう感じるか、
    もらった資料を何に役立てることが出来そうか、
    資料作成者はどんな意図で作ったのか、
    それを考え感じることが大事なんだと思う。

    もらったまま、見たままで終わりにせず、
    自分だったらって視点で考えることを忘れずに。

    【勉強になったこと】
    ・世の中の事象には必ず良い面と悪い面がある。
     どちらか一方の視点だけでとらえるのではなく、
     両方の視点から物事を整理することが大事で、
     それが出来る人=考えることが出来る人である。

    ・考えることは、インプットをアウトプットに
     変換する作業のことで、腕を組んで悩むこととは
     似て非なるもの。
     アウトプットが無い=考えていないと言ってよく、
     アウトプットにひねりなく出てくる場合も、
     なーんにも考えてない証拠である。

    ・考える力をつけるには、毎日考えた時間を
     振り返って記録することが一番の近道。
     意外と考えている時間が短いことを知る。

    ・情報を見たら、「なぜ?」「だからなんなの?」
     と疑問を抱くこと。これが考える第一歩。

    ・比較とは、縦軸と横軸を作って比較すること。
     同じ断面で比較したり、時系列で比較したり
     と色んな比較方法がある。

    ・過去の知見よりも先に考える時間を作ったほうが、
     結果的に考える力は伸びる。
     過去の知見を探すのは、考えてからでも遅くはない。

    ・考えるときは図で表現すると良い。
     同じことを言っていても図で表すと、
     全く違う意見だったりする。
     逆に図解力が無い=考える力が無い
     と言ってるのと同義。

    ・次に知りたい情報を整理することが出来る人は、
     情報感度が高く、色んなことを吸収出来る。
     いわゆる好奇心旺盛な人とかが該当する。

    ・情報収集にいきなり入るのではなく、
     その情報を得て何がしたいか・出来るか
     を考えることが大切。何のため?が大事で、
     それによっては時間をかける必要が無い、
     お金をかける意味が無いといった判断も出来る。

    ・まとめると考えるとは、以下の活動を実践すること
     準備編:
      ①知識とは異なることを知ること
      ②意思決定のプロセスを自分の中に構築すること
     実践編:
      ③常に「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと
      ④他にないかと必ず問いかけること
      ⑤他と比較、時系列で比較すること
      ⑥判断基準を定義すること
      ⑦検討時のレベル感を統一すること
      ⑧データを追及・深堀すること
      ⑨図で表現してみること
      ⑩自分が持つフィルターを意識すること

  • 知識と思考の違いを勘違いしている人が多い。
    この本でもそれを指摘している。
    知識:物知り:答えを知っている:どこかで得た誰かが言っていたことを話している→賢い人では決してなく、自分の思考を回し考えられる人が真に賢い人。
    知識を持っていても、過去とは環境の違う現在や未来に同じ答えが当てはまるとは限らない。正しい答えがない世の中では、正しい答えを作ることは出来ず、正しそうな答えを自分の頭で考え出せなくては生き残れない。
    でも自分の頭で考えるためのバックボーンとして色々な知識を持っていることも必要です・・・(本書でもそれはちゃんとコメントしています)

  • 知識と思考の違いと思考の出し方について書いてある。
    頭を使うきっかけになっていいと思う。
    これは料理やピアノの演奏などでのアレンジの効かせ方に使えると思うのでぜひ活用してみたい。

  • 考えるって、つまり何?ということを
    11個のルールで説明してくれる。

    自分自身、考えた気でいて
    何も考えていないことがすごく多い。
    そして稚拙な考えしか思い浮かばないのが
    恥ずかしく、意見も言えない。

    考える人になりたい。

  • 考える方法。考える時の癖にしよう。

  • 考えることについて知りたくて読書。

    著者2冊目の本。著者流ロジカルシンキングについて紹介している。

    自殺についての読み取り方、考え方については勉強になった。確かにニュースや新聞のサマリーだけ見ると、統計数の裏に隠れている要素や事実のかけらを見逃してしまう恐れがある。まさに思考停止と言っても過言ではない。

    あらゆることを考えるヒントを知ることができる。

    正直、現段階の私では難しく感じることが多い。修行不足を実感、大いに反省。

    読書時間:約1時間20分

    本書は知人からいただいています。有り難うございます。

    • だいさん
      ニュースや新聞

      やっぱり、毎日見ないとダメですかね?
      ニュースや新聞

      やっぱり、毎日見ないとダメですかね?
      2014/01/08
  • 考えることとはなにか、を考える本。
    考えるとは、結論を出すためのプロセスのことであり、その過程での情報収集の仕方や、集めた情報をどう処理したほうがいいかが記載されてる。
    面白いと思った点は、情報を見た時になぜそうなってるのか、それでなんなのかを考えるということ。
    特に、それでなんなのか、はそれぞれの読者が持ってるフィルターによって違うところであり、このフィルターをオリジナリティあるものにすることで、ビジネスシーンで抜きん出るための秘訣であり、自分のアタマで考えなければならないということ。

  • だんなさんの本棚より。
    ちょっと時間かかりましたが、ようやく読了。

    最近twitterでフォローさせてもらっているのもあって、
    とっても親近感があります。

    実はつい最近まで女性ということを知らずに読んでいました。
    それくらい、内容は極めて男っぽいのですが、
    よくよく読んでいくとその繊細さやしなやかさに、
    なんとなく女性を感じないわけでもなく。
    そういう意味ではとても新鮮な出会いでした。

    引用したいとことがたくさんある1冊でした。

    わたしが読み終わったことを告げると、なんとだんなさん、
    まだ読み終わってないとこのこと。
    買って安心する人がここにもひとり。
    (せっかく良書に出会ってるんだから読み終わろうよ(苦笑)

  • 思った以上にタイトルずばりの本。政治・経済・行政から自殺大国日本・超高齢化社会などの社会問題について、適性に視覚化された各種グラフが印象的。完璧な女性と婚活女子のマトリクスはかなり笑いました。
    小ネタというか、解り易く伝えるための例題としてお茶目なものが随所に入っていてグレート。
    個人的に思考本というより、売り込みたいものをどう視覚化すると伝わるかという観点で読んでいました。
    株価のチャートなども何故この形なのかと突き詰めると、なるべくしてこうなったと言わざるをえないし。
    営業さんが読むと凄く参考になる本だと思う。仕事を新人さんに教える時も、プロセスや知識ではなく、何に今困っているのか?一体何が解らないのか?を図解してあげるといいですね。

    何というかクリアで美しく潔い本ですね。おみそれしやした!

著者プロフィール

【ちきりん】社会派ブログ「Chikirinの日記」運営者

「2013年 『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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