人生を創る

  • ダイヤモンド社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478017098

感想・レビュー・書評

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  • ❤︎自分に正直に
    ❤︎どう思われるかで一喜一憂しない
    ❤︎幸せはひとそれぞれ
    ❤︎今あるものを、ただそっと、大事にありがたく思う。

    お二人の、ユーモラスな中にも慈愛に溢れたトークが沁みた。
    虐待された動物を助けるボランティアや乳児院でのボランティアなど、
    自分にも出来ることがあるんじゃないかと思えた。

  • 感情移入しやすい私にはとてもいい本でした。
    ほんとうの思いやりと感情移入は、別のもの。

  • 基本的にはお二人がほめたたえあっているという美しい本です。

    私はウィリアム・レーネンさんのすごさをあまり理解していないので、ばななさんが、ほんとに彼はすごい人なのにとても普通なんだよ、と強調しているので、普通であることってすごいことなんだな、と思いました。

    すごく良いと思ったのが、ばななさんが、「私はいつもきちんとしていて、感じよく、誰からも好かれるという人にはなりたくないのです。」といった意のことを仰っていたこと。肩から重しががくんと外れるように衝撃的でした。
    私たちは、いつも、「感じよくいよう」「失言はしないでいよう」「人から好かれよう」と、無意識のうちに、他人から評価されようとしていると思います。でもそんな必要はないのだということ。失敗しても、感じが悪くても、失礼でも、そのままを生きていればいいのだと思いました。

    お二人がこの世の中のことを真剣に考えて、これからの生き方どうすればいいのかということを、とても優しい語り口で話し合われています。

    付属のアファメーションCDが、思いのほかとても良くて。

    始めは、ぼそ、ぼそ、ぼそ、と声がするので、宗教ちっくで怖いな~と思っていたのですが。2回目、3回目と聞いていくうちに、不思議と心が安らぎだしました。いつも流しっぱなしにして寝ています。

    CDは好みが分かれるところですが、これからの生き方について悩んでいる方や、ばななさんが好きなかたには大切な一冊となると思います。

著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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