- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478017623
感想・レビュー・書評
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世界経済で第2グループと言われるBRICSの次にくる世界の国々にフォーカスした書籍。
その理由も明確。
政治や宗教の問題、国民性なども経済活動に影響を与えることがよく分かる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
成長著しいBRICs。
国の選定から、その言葉を作った著者が、
今後の経済大国候補について、また、そことのつきあい方について論じる。
実数値を入れてもらえると、より理解できたと思うが、
GES(成長環境スコア)をベースとして、各国を分析している内容は、
わかりやすく、興味をそそる内容であり、
改めて、成長が見込まれる国を自国・自社の成長に取り込む必要性を感じる。
BRICs等成長国市場とつきあうのに必要感じた必要な素養は、下記の2点。
・英語力
・証拠に注意を払い、感情に左右されないこと
自分はもちろんのこと、日本もこの辺りは欠如しているであろう。
自身の先見性を褒めるようなやや著者の自慢が入っている感は否めないが、
ボーダレスがますます進展すると予測される今、
注意を払っておくべき国がどこであるのかよく分かる本。 -
BRICsの枠組みを作った著者にやるその動向を追った本。もはや『新興国』ではなく『成長国』として表現し、先進国とBRICsがどう関わっているのかを説明しています。一つ一つの章は難しいが終章でうまくまとめられていて本のコンセプトが伝わってきます。