新版 今までで一番やさしい経済の教科書

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.50
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本棚登録 : 217
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478020272

作品紹介・あらすじ

未来のことなんて、わからないよ。そう感じている人は多いと思います。でも、経済の流れを知ると、ある程度予測することができます。「これから日本の景気が良くなるのか、悪くなるのか?」「これから自分の会社がどうなっていきそうか?」「これから自分の給料が増えそうか、減りそうか?」この本は、そんな疑問や不安を抱いている方たちのために、経済の前提知識がなくてもわかるように書きました。

感想・レビュー・書評

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  •  新聞を読もうにも、何から理解すればいいかわからなかった。筆者の「経済を知ることは、記事にある出来事を隅々まで理解することではなく、基本原則を理解して、おおまかに世の中の流れを把握すれば十分」という文章に、やるべき道を示してもらった。本書では、曖昧であった経済のワードをわかりやすく理解することができた。わかりやすすぎて、小暮太一さんの書籍をもっと読みたい思った。難しい言葉をわかりやすくかみ砕き、大きい字のフォントで、文章に気後れせずに読破できた。ただ、後半がほぼ「株」の話で、飽きてしまったところもちらほら。ただし飽きたのは、あくまで個人的な興味の違いである。経済の初心者向けの本としては、とても素晴らしい。

  • 経済について体系立てて書かれてあり
    基礎的なことを学びたかったので
    求めていた本だった。

    特に印象に残っているのは
    EU危機の経緯。
    物価とお金の価値の反比例的な関係。
    →株式と債券の関係に繋がることができた。
    自由貿易、TPPの影響。
    国の財政政策と財政支出の違い。

    etc

    国債の金利などについては
    一度読んだだけでは
    まだしっかり理解できていない部分もあるので
    また何度も読み返して見たい。

  • 分かりやすく経済学の基礎の基礎から学べた。

  • かなり簡単に書かれた本だと思う。
    中学社会と高校現代社会の復習にいいかもしれない

  • 非常に簡単に書かれていて、自分の知識の確認には良かった。
    また、散らばった知識をつなげて腹落ちさせてくれた。

  • 経済学2冊目として読んだ。
    株、投資は新しい情報が得られた
    基礎の基礎なので、1度で充分

  • TPP少し分かった。

  • 本書は、2009年に10万部を超えるヒットとなった、「今までで一番やさしい経済の教科書」の最新版です。





    前作同様「わかりやすさ」を基本として、この3年間の出来事を追加して書かれています。





    経済を知るということは、日本だけでなく世界と日本の関係を知ることであり、出来事の前後関係や背景、因果関係を理解することで、経済というものが少しずつ理解できるようになるのではないでしょうか。





    そして経済が分かることによって、今後起こるであろう未来をある程度予測できるようになると本書は教えてくれています。

  • 話し口調、対話形式で書かれているので親しみやすく、物価や国債、金利が、なぜ上がるのかが丁寧に説明され分りやすい。

    日銀の役割りも丁寧に説明され、政府の言いなりのデメリットも書かれて、経済対策中の、いま丁度いいときに読めた。

    投資のリスクについて「実際には『元手が減るかもしれない』ではなく、『もしかしたら元本が増えるかもしれない』と理解した方が現実に近いです。」(p.239)とあり、投資についてはかなり慎重。ちょっと考え直した。

  • 興味のある内容だった

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著者プロフィール

1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から複雑な物事を言語化し、シンプルに表現することに異常な執着を持ち、大学在学中に『資本論』の解説書を自作し学内で大ヒットさせる。リアルな現場と経済学の両面から、個人が幸せに生きるための働き方を分析し提言している。コミュニケーション、投資、個人ビジネスの立ち上げ手法を構造化・言語化し累計5万人以上に指導。また出版コンテンツへのコンサルティングも行い、延べ1000冊以上プロデュース。著書には、『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点』(講談社+α文庫)、『カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話』(サンマーク文庫)ほかがある。趣味はハワイ。


「2022年 『その働き方、あと何年できますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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