部下育成の教科書

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • ダイヤモンド社 (2012年3月8日発売)
4.03
  • (21)
  • (24)
  • (10)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 242
感想 : 26
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784478020449

みんなの感想まとめ

部下の育成やマネージャーとしての成長をテーマにした本は、実践的な視点から人材育成の重要性を明確に伝えています。著者たちがプロとしての経験を基に、部下を効果的に成長させるための具体的な方法や考え方を凝縮...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • マネージャーからどのようなことを期待されているのかを知るために読んだ本でした。そういう意味ではこの本が期待するような読者の視点では読んでいないけれども、非常にためになった本でした。
    チーム内のリーディングプレーヤーとしてどのようなことをしていくべきなのか、まさに自分自身”トランジション”の段階だったので、非常にためになった。また、部下育成のとどまらず、マネージャー自身の成長についても書かれている、5章”マネージャー自身の「この先」のステージ”は目からうろこの内容でした。

  • 「部下育成の教科書」とありますが、内容はプレイヤーが自分の仕事の進め方を
    振り返る目的でも効果的なもの。これを機会に、自分も今の仕事を棚卸し、
    今後、どういう種類の仕事を積極的に引き受けていくべきかのイメージが
    湧いてきました。

    特に優れているのは、ステージ毎に、次のステージへの転換が求められる際に
    発生する「予兆」を整理し、ステージ転換を進める上での「伸ばす」要素と、
    これが重要だと思うのですが、「抑える」要素を明確にしている点。


    Ⅰビジネスパーソンにおける10のステージ

    ビジネスパーソンには10のステージが存在。
    これは、業種によって各ステージの滞留年数に違いはあるものの、
    各業種にとって共通の内容。

    ■一般社員
    ①スターター
    ②プレイヤー
    ③メインプレイヤー
    ④リーディングプレイヤー

    ■マネージャー
    ⑤マネージャー
    ⑥ダイレクター
    ⑦ビジネスオフィサー
    ⑧コーポレートオフィサー

    ■スペシャリスト
    ⑨エキスパート
    ⑩プロフェッショナル

    ①→④は、業種/人によって長短はあるが、必ずこの順序で成長(飛び級なし)。
    マネージャーは①→④を手助けする(手助けする環境を整備する)ことが仕事。
    初級マネージャーはそれを行う一方、自分が⑤~⑧のマネージャーに向かうのか、
    それとも⑨~⑩のスペシャリストに向かうための自己成長に取り組む。


    Ⅱステージの変わり目=トラジションが成長のチャンス

    ステージの転換は、仕事のやり方自体の転換を求められる大きな変化だが、
    多くの人が今までの延長と見てしまい、トラジション上手くいかないことに。

    トラジション促進のためには、各人にチャレンジ的な要素を任せ、
    まずは至らない自分自身の姿を受け止めてもらうことが重要。

    仕事を任せる側は、各人を自身のトラジションに向き合わせる一方、
    以下3点のサポートを行う必要がある。

    ①チャレンジへの安心感:日頃から相談に乗る、褒める、認める
    ②視野を広げる助言・指摘:気づいていない観点の指摘、根拠を問う質問
    ③体験の意味づけ:トラジションの進展を客観的に評価
    (③例:苦手と言っていた、他部署の人を巻き込んだ仕事の仕方が身についたね)

    ポイントは、各ステージにおける「伸ばす」要素と「抑える」要素を踏まえ、
    各人の動きがそれに合った内容であるかをフィードバックすること。

    ①スターター
    抑える:待ちの姿勢
    伸ばす:自分の言動が相手にどう伝わるかを意識

    ②プレイヤー
    抑える:できない理由ばかり並べる
    伸ばす:相手の言わんとすることを汲み取り、把握する

    ③メインプレイヤー
    抑える:自分の仕事に集中する
    伸ばす:関係者に働きかけ、協力を引き出せる関係を築く

    ④リーディングレプレイヤー
    抑える:自分で直接手を動かしてしまう
    伸ばす:チームの成果最大化のために自分に必要なことが何かを考える


    Ⅲトラジションを促進させる4つの方法

    ①マネージャーが直接育成
    ②マネージャーとリーディングレプレイヤーによる共同育成
    ③メンバー同士が1対1でトラジションを促進
    ④メンバー同士が複数対複数でトラジションを促進

    マネージャーは、まず自身のパートナーとなるリーディングプレイヤーを育て、
    然る後に、②そして、チーム状況によって③となる仕事配分を行う。
    (③例:メインプレイヤーにスターターを指導を任せる)
    最終的に、④にまでなれば、自分がいなくても問題ない状態。
    (自分は次のステージを目指す)

    トラジション状態のメンバーがいないチームは、足許成果の創出には強いが、
    中長期的な各人の成長を考えると、メンバー半分程度までは、
    トラジション状態に持ち込み、全体の底上げを継続的に進めることが望ましい。

  • 人材育成や組織開発を職務とする著者3人がプロの視点から部下の育成について要所の説明をしています。
    流石プロだけあって読みやすく、その内容も必要な内容を凝縮して記されていると感じました。
    つまるところ「マネージャー」という立場にある以上部下を「成長」させること、ただ漠然と思うがままに育成しているだけではうまくいかない、ではどうすればいいのか
    と言うような疑問についてピンポイントの回答が書かれています、そして分かりやすい。
    いつか再読したい本だと感じました。

  • 会社の人事評価の等級のスタンスが大変わかりづらくて困惑してたので、すごく頭の中が整理された!抽象的だった、一人前までのステップが具体的になった。

  • いわゆるグレード制度をわかりやすく解説した本。

    プレイヤー育成には限定しているが、それぞれのグレードの内容、成長課題、育成のやり方などがわかりやすくまとまっています。

  • 【読了メモ】自分がどの段階にいるか確かめるのにも役立つ本。自己研鑽と育成の両面向け。

  • 古くからある大企業に勤めているような人なら一読の価値はあると思う。

    特にビジネスパーソンを4つのステージに分けて考えるところがわかりやすい。
    そしてその4つについて、それぞれ何を求められてるのか明確な記載があるので、会社の人や自分がどこに位置してるのかを具体化することで、上司が言わなくても自分に何を求めてるのかを理解できた。

  • いまの自分に合う内容ではなかった…。

  • 自分にはまだ部下はいないけれど、自分がビジネスパーソンとしてどの位置に立っているか、今後レベルアップするために何が必要かを考える良いきっかけを与えてくれる本だった!
    上司になったら再読したい。

  • kindle版もあり

  • 階層別に、やるべきスキル、やめるスキルがかかれている。現在の部下に何の能力をつけるべき、何が足りないかがわかりやすく記載されている。

  • モノサシとして参考になる。
    最後の付録から本編を振り返ることは今後もありそう。

  • 仕事における、ある種のストーリー、
    成長のステップの型をわかりやすく学べます。
    現在地を知り、伸ばす点、抑える点を
    本人が把握し、トラジションを契機に
    次のステップへ。

  • 部下を育成していく為に必要な原理原則が、分かりやすく書かれていてとても面白く読める。物差しの考えは、部下の育成と指導に今後生かせると感じた。抑えると伸ばす、ステージ別の指導方法、明日から直ぐに使える。部下の指導で悩んでいるリーダーにおすすめの一冊でした。

  • とてもためになりました

  • 部下育成の、ものさし。トランジションこそ、育成のチャンス。明快な解説で、これは使える。

  • フレームワークが整理されているのは便利

  • 管理職になる前の段階でも従業員にはステップがあって、
    「そのステップに気づき、乗り越えるためには周囲のサポートが必要だ」
    という考え方に則してまとめられた人材育成の本。

    リクルートマネージメントソリューションズというリクルート系列の会社の企画であるため、
    汎用性のあるフレームワークに落とし込まれていて、
    非常に参考になりました。

    これは管理職を想定して書かれたものではありますが、
    職場の全員がこれを読んで、
    キャリアに対する共通認識を持つことができれば
    組織として強固なものになるのではないかと思います。

  • マネジャーが目指す道は、「部下に仕事をどんどん任せて育ってもらう」しかない。
    スターターの育て方
    お客様や他部署の視点に触れる機会を作る
    できるだけ多くの同僚・先輩と触れ合う機会を作る
    小さな前進を認める。どんな些細なことでも、「新たにできるようになったこと」を見つけたら、積極的にほめて認めるように心がけましょう。
    社会人として求められる「基準」を明示する
    こまめに声がけを行い、職場への安心感を醸成する
    他者視点で考えさせる
    プレイヤーの育て方
    担当業務を持たせる
    相談相手とセットで仕事を割り当てる。仕事を割り当てる際には、「誰に相談しながら進めればよいか」をアドバイスしておきましょう。
    自分の考えを持つことを求める。
    仕事の進め方についてのフィードバックを行う。報連相やPDCAについて、うるさいくらいの指摘をしておきましょう。週に1度、定例ミーティングを行い、一緒に仕事の進め方について確認するのもよいでしょう。
    プレイヤーが協力を得やすい状況を作っておく。プレイヤーが助けを求めやすいように、他の部下には、「○○が困ったら声をかけてくると思うから、助けてあげて」などと、根回しをしておきましょう。
    振り返り方を教えるプレイヤーの時期は、どうしてもうまくいかないことが多くなりがちです。失敗を振り返って、自分を客観視できるように「何が原因でうまくいかなかったのか?」「周囲にどんな相談をすればよかったか?」を考えさせるようにしましょう。
    メインプレイヤーの育て方
    1人ではやり遂げること難しい質・量の仕事を与える。同じ部署の上司や先輩だけでなく、他部署を巻き込み、協力を得なければ成果を出すことが難しい業務を思い切り任せるとよいでしょう。
    後輩指導を任せる
    抱え込んでいないか確認する。定期的に業務の進捗をチェックし、「遅れ始めたな」と感じたら、「あの件、どうなってる?」などと、抱え込みの状況をチェックし、指摘しましょう。
    仕事の判断基準を確認する。メインプレイヤーの判断に対して、OKなのかNGなのか、折に触れて伝えることが必要でしょう。相談を受ける際には、対処の妥当性だけでなく、「なぜ、そのように判断したのか?」という根拠を確認しましょう。
    直接は手を出さず、アドバイスだけ行う。
    仕事に対する考え方を語る。それぞれの業務で「何を判断基準にしているのか?」を共有するとよいでしょう。
    リーディングプレイヤの育て方
    プロジェクトやチームのリーダーに任命する。「自分のことだけ考えずに、全体のことを見て欲しい」というあなたのメッセージを伝えましょう。
    マネージャーのサポート役を任せる。職場の方針や部下への仕事の割り当て方について、リーディングプレイヤーに、一緒に考えるように求めましょう。
    自分で手を動かすことを戒める。仕事の成果についても、本人が手を動かしたものだけでなく、チームメンバーを動かして上げた成果を評価しましょう。
    職場全体を見た動きを評価する。「メンバーがこういうことを言ってきています」ということを伝えてくれた場合は、感謝の気持ちを表現しましょう。
    部下育成についての会話を交わす。メンバーそれぞれの特徴や、今後どんな風に育成していこうと考えているかを、話しましょう。
    意見を交換しやすい関係を作る。普段から、リーディングプレイヤーとコミュニケーションを積極的に取り、職場の状況について率直に話し合える関係を築いておきましょう。

全23件中 1 - 20件を表示

山田直人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×