ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.74
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本棚登録 : 7827
感想 : 727
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478020999

作品紹介・あらすじ

A4の紙に1件1ページで書く。ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な「考える力」を鍛えられる。深く考えることができるだけでなく、「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける。

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    ビジネス系YouTuberのルーティンを視ていると、高確率で出てくる「ゼロ秒思考」。
    「朝イチに、一体みんなノートに何を書いてるんだろう?」と興味が湧いたので読んでみました。
    感想として、もちろん本の中身も面白かったのですが、この「ゼロ秒思考」というテクニックそのものがとても効果的で、今すぐ使うべきだな~と思いました。

    ゼロ秒思考の目的は、頭の中の情報の整理や思考の棚卸し、そして思考をより深くしてその質を高めることにあるみたいです。
    やり方は、テーマを設け、それについて頭に浮かぶことを、1分以内に次々とメモに書くだけ。
    頭の中に飛び交っている様々な考えや思いを紙に書き出す事で一旦整理し、「見える化」することでさらに深い思考に移る事ができるといった利点があるようです。
    また、もう1つの利点として、常日頃からそのような思考を言語化する訓練を積むことで、言葉を自由に瞬時に的確に使えるようになるとの事。
    うん、こりゃ確かに、ゼロ秒思考をビジネス系YouTuberの皆さんはされているわけですね!!

    いつもは実践に移す事が遅い僕ですが、ゼロ秒思考に関してはすぐにチャレンジしました!
    しかし・・・・中々1分というリミットだと、思っている事を紙に書き出せない!!
    考えているうちに時間が刻一刻と過ぎていく!!
    文章書いている途中で1分が経過してしまう!!
    そう、1分という時間が僕には短すぎる!!!笑
    これは訓練し続ける必要大ですね・・・
    ただ、とても楽しい!!!
    確かに書き出すことで自身の思考が少し整理されたように感じましたし、自分の頭の中をサルベージしているようでとてもハマりました♪

    1つ、ゼロ秒思考の注意点について。
    ゼロ秒思考の目的は、「自身の思考の質を高める事」、「思考や解決法を生み出すスピードを速める事」、そして何より「その能力を仕事に存分に活かす事」だと思います。
    実際にゼロ秒思考を試してみて効果が期待され、これは本当に素晴らしい手法だ!ゼロ秒思考を習慣化しよう!と思ったのは言うまでもありません。
    ただ、どれだけゼロ秒思考を行なったとしても、大元は結局は自分自身の思考です。そこからしか何かを生み出す事はできません。
    「深く考える能力」は確かに必要ですが、基本となる材料がなくては、"思考法"もへったくれもありませんよね・・・

    要するに僕が言いたいのは、「思考材料を増やす為、インプットも日頃からしっかりと行なう事!」でございます。
    日頃から知識の収集(インプット)を行ない、それをゼロ秒思考によってしっかりと咀嚼して腹オチさせ、自身の知恵として活用(アウトプット)していくこと。
    そういったインプットとアウトプットの間の”手段”として、ゼロ秒思考を最大限に活かせば良いのではと思う、今日この頃でした。


    【内容まとめ】
    0.ゼロ秒思考のやり方
    ⇒頭に浮かぶことを、次々とメモに書くだけ。
    ・A4の紙に1件1ページで書く。
    ・ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページ1分以内にさっと書く。
    ・毎日10ページ書き、それをフォルディングするだけ。

    1.究極は「ゼロ秒思考」
    そもそも大半の人は、どうすれば「深く考える」ことができるのかがよくわかっていない。
    心の整理をし、考えをまとめ、深める方法があったら、誰でも別人のように成長できる。
    究極は「ゼロ秒思考」である。
    思考の質とスピード、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ。
    瞬時に現状認識し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できる。

    2.言葉を自由に、的確に使うことを目指す。
    イメージや感覚を言語化するのに慣れると、ストレスが減り、またよりスムーズに表現でき、自分や相手もリラックスして理解力が上がるなど、良いスパイラルが生まれる。

    3.ゼロ秒思考の読み直し
    3ヶ月に一度フォルダを整理し、ざっと眺める。
    カテゴリーごとに分けたメモは、一々見直さなくても空で書き続けることで、頭は急激に良くなる。
    ただし、自分の成長過程を確認するためにも、3ヶ月に一度さっと見ると良い。流し読みで結構だ。
    そしてさらに3ヶ月後に、また追加された分も整理してもう一度見直す。
    そうすると、大半がしっかり頭に入ることに驚くはずだ。


    【引用】
    頭の整理、思考の棚卸し


    そもそも大半の人は、どうすれば「深く考える」ことができるのかがよくわかっていない。
    心の整理をし、考えをまとめ、深める方法があったら、誰でも別人のように成長できる。
    仕事ができるようになる。
    不要な苦しみから少なからず解放されて生きていくことができる。


    ・ゼロ秒思考
    頭に浮かぶことを、次々とメモに書くだけ。
    A4の紙に1件1ページで書く。
    ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページ1分以内にさっと書く。
    毎日10ページ書き、フォルディングするだけ。

    それだけで「考える力」を鍛えられる。
    心のコントロールの達人にもなり、ストレスや不安、恐怖が軽減される。
    前向きに明るく生きることができるようになる。
    わずか3週間ほどでかなりの効果を体感できるはずだ。



    p19
    ・言葉を自由に、的確に使うことを目指す。
    イメージや感覚を言語化するのに慣れると、ストレスが減り、またよりスムーズに表現でき、自分や相手もリラックスして理解力が上がるなど、良いスパイラルが生まれる。


    p45
    ごく一部の優れた人は、高速で動き大きな結果をだす。ただ、そういう人はごく一部だ。
    どうしてこういう差が生まれるのか?

    一つは、「訓練の欠如」だ。
    準備に情報を把握すること、問題点を整理すること、解決策を考えることなど、「考える」という基本作業に関しては殆どトレーニングされていない。

    もう一つは、「生産性という概念の欠如」だ。
    どれだけ速く考えているか、どれだけ早く決断しているか、どれほど凄まじく頭が回転しているかどうかについて、それほど問われていない。
    残念ながら、多くの人にとって、考える時間の長さとアウトプットの量・質は殆ど比例しないのである。


    p50★
    ・究極は「ゼロ秒思考」
    思考の質とスピード、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ。
    瞬時に現状認識し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できる。


    p60★
    ・やり方
    A4用紙を横置きにし、タイトルを設け、そのタイトルに沿った内容を1分以内に4~6行書いていく。
    それを毎日10ページ書く。


    p74
    ・メモを書くと、急成長できる
    メモを書くと、頭の整理ができるようになる。
    それは、今何が大切で大切でないか、今何をすべきかしなくて良いか、常に明確にわかるようになる。
    色々な問題が同時に起きても、慌てず騒がず、必要な情報を収集し、順次解決していくことができる。


    p87
    ・タイトルを貯めておく


    p89★
    タイトルに沿った本文は、頭に浮かぶまま、余計なことを考えず、言葉も選ばず、感じたままに書く。
    頑張って、1分以内に4~6行書く。
    ただ、各行を長めに書くこと。


    p114★
    メモは、思いついたその場ですぐに書くこと。
    朝起きてからや、夜寝る前にまとめて10ページではなく、原則思いついたその瞬間だ。
    何かが気になったその時、忘れる前に書き留めること。
    頭に何かがよぎったその時に、ゼロ秒思考トレーニングを行うこと。


    p167
    ・一つのテーマを多面的に書く
    重要テーマに対しては、1ページだけではなく色々な角度から多くのページを書くと、視野が大きく広がるのでお勧め。

    たとえば、
    「私はどうしてすぐやる気を失うのか」
    というテーマでまずはやってみて、
    次に
    「どういう時にやる気が続くのか?」
    「どういう時に特にやる気を失うのか?」
    「やる気とはそもそも何?」
    などなど、多面的に深掘りしてみる。


    p174
    ・メモの発展型
    A4横置きで4~6行のスタイルが基本であるが、習熟後の発展型として、
    「これまでの取り組み」
    「今後どうするか」
    といった現状と今後について書いてみるのも良い。


    p210★
    ・3ヶ月に一度フォルダを整理し、ざっと眺める。
    カテゴリーごとに分けたメモは、一々見直さなくても空で書き続けることで、頭は急激に良くなる。
    ただし、自分の成長過程を確認するためにも、3ヶ月に一度さっと見ると良い。流し読みで結構だ。

    そしてさらに3ヶ月後に、また追加された分も整理してもう一度見直す。
    そうすると、大半がしっかり頭に入ることに驚くはずだ。
    全てのメモは、3ヶ月後と6ヶ月後の二度読み返しで、後は原則として読み返す必要はない。

    →読書感想文もそうしよう!!

  •  シンプルなデザインに惹かれて購入しました。A4用紙にたったいくつかのルールを元に考えをアウトプットするだけで全て解決するという嘘のような内容になっています。

     私も読んでいる最中はこの程度のアウトプットで、生産性が向上し、アイデアが生まれ、悩みが解決するないと思っていました。


     しかし、実践してみるとみるみるやることは明確になり、いい考えが生まれ、悩みは減りました。まさしく魔法のような方法です。

     そして、A4用紙というどこにでもあるものを活用する方法は私個人としても、私が働いている会社としても好都合なシステムになっていました。
     仕事が忙しくてんやわんやの時は、手帳にタスクをまとめる時間すらもったいなく感じ、行き当たりばったりで業務をこなしていましたが、1分でも頭の中を紙に写すだけで、仕事は格段に楽になりました。


     ビジネス書は何冊も読んで来ましたが、本書が最もリアルなビジネスに活かしやすい本であると、個人的には感じました。

  • 紙に書くことで自分のアタマの中の思考の状態を整理し、まっさらな状態にする方法を紹介しています。

    これをすることで脳内に余計なストレスがたまることなく、物事を俯瞰してみる力を自然と付けられると思います。

    それに加えて、脳内でモヤモヤしていることを「お題形式」にして5w1hの形で問いかけたものを紙に走らせていくとするすると答えが見つかっていきます。

    今まで解決できなかった問題があっけなく解決したりするのでおすすめです。
    解決策は自分で気付かないだけで脳内の引き出しの中にあることが多いのだなと実感できて新しい発見でした。

    ちなみに、この方法は筆者のように「時間制限は1分」や「毎日10枚」とか決めずにゆっくりやるのをおすすめします。

    なぜなら、ぼくの場合は、「5分で毎日1つの題目」といったペースのほうがオリジナルのやり方よりも効果が高かったからです。
    このやり方でも筆者の語るメリットはじゅうぶんに享受出来るのであまり自分でハードルを上げすぎないようにチャレンジするのをおすすめします。

    今では、「why」が浮かんだときに題目だけつけて他は白紙にして、気が向いたときにやっています。

  • 私の人生に、生きやすさと楽しさもたらしてくれた。これまでの生きづらさを変える、大きなきっかけになった本☺️

    というのも、私は頭の中に考えていることがたくさんありすぎる人だから。

    この本を紹介されるまでは、頭に分散する考えを整理する術を持っていないがために、20年間自分のたくさん考えるところを、割とマイナスに捉えていた。

    (特に大学1.2年の頃かな?周りの友人が、要領よく、紙とかにも書かないで、思考の体系化+言葉を操るのが上手だったから。)

    この本は、就活を始めて出会った社会人の方に論理的に考えるのが苦手なんですと悩み相談したら、教えていただいた。まずは体系化しなくても良いから、頭にあることを全部ノートに書き出すといいよ!って。

    今まで読んだ本は、はじめのメモの段階で構造化を求められたけど、その本は初めに頭の中にあることを発散することを許してくれた。

    このやり方は私にとっても合っていて、このおかげで、部活の企画も、就活の自己分析も納得いくものができるようになった。成長グラフ書いたらすごい伸び率!この本も手に取るとエネルギーをもらう!

  • この本ではなく「マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング」を読むことをおすすめ!
    同じ作者だし、この本の発売から2年後に発売している本なので、この本に書かれているメモ書きの有用性はもちろん、この本には書かれていないことも書かれている(笑)
    そのほかのロジカルシンキングのためのテクニックやテンプレートもあって参考になる。
    この本は、メモ書きだけに執着したせいで、内容はとても良いのだが1冊分ほどの情報量ではないため、尺を伸ばしすぎてダラダラしている感じがある。
    したがって「マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング」を読めば、この本のポイントはもちろん、そのほかのテクニックも効率的に学ぶことができるので、「マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング」をおすすめ!

  • メモ書きと言う超具体的かつ実行しやすい習慣の有用性を解説する本。
    1枚のメモを1分以内に書くトレーニングを大量に行うことで思考力を向上させるというもの。これだけ情報に溢れた世界で、敢えて検索することなく自身の思考のみで考える時間をもち、アウトプットすることは思考力向上につながる可能性が高いと思う。

  • A4の紙に1件1ページ書くということ、
    書き方などが書かれてた。

    0秒思考というタイトルだから
    思考法について書かれてるかなと
    思ったが、ほとんどメモの書き方で
    埋められてた。

    『メモの魔力』の前段階というイメージ。

    『メモの魔力』は、他のことにも転用できる
    ように書かれていたが、この本は
    とにかくメモすることに拘っているという
    印象を受けた。


  • 何か考えようとしたときにA4裏紙に4〜6項目を1分ぐらいでさっと書いてみたら自分で思っていたよりけっこう書けるなと思いました。手帳とかノートが好きなのでキレイにまとめたいと思う節があってスピードダウンしていたり、書くことの心理的ハードルを無意識に上げてしまっていたことに気づきました。ノートをキレイに纏めることも楽しいですが、どんどん思い浮かぶことを吐き出していったほうが仕事としては調子がいいのでしばらく実践してみたいと思います。

  • 「ゼロ秒思考」

    1.購読動機
    ①著者マッキンゼー14年間勤務
    ②著者曰く「考えている人」「考えていない人」の定義とは?
    ③著者曰く、「フレームワークは学べる。ただし、考え方は、学校、会社では教えてもらえない。」

    ------------
    2.こんな人にオススメ
    ①、②の内容に、たしかに!と共感する方むけ。

    ①日本語。
    がんばります。しっかり。
    発言者、そして受け手においても、言葉に「開き」があること。
    開きがあることは、正確な仕事が出来ないことを意味する。

    ②考え→行動のレベル。
    下記にレベルわけできる。
    1.考えていない人
    2.考えのみの人
    3.考えを文字にする人
    4.考えを文字にして、整理できる人
    5.考えを整理して、解決の行動をとる人。
    ※5.までステップアップしてみたいひと向け。

  • なかなかここまで専門的で奥深くまでは実践できないけれど、手帳や自分宛のLINEに感情や出来事を書き出すことで整理され、ちゃんと明文化出来るようになる。
    頭で考えても答えが浮かばない様なことも、書き出すと本当に止まらなくなるしちゃんと筋道立てて解決しようとするから、
    誰でも実践できる思考法。

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著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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