成功はすべてコンセプトから始まる

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 525
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478021576

作品紹介・あらすじ

世の中のヒット商品はすべて、コンセプトが光っています。アイデアと、それをおカネにする力、仲間をつくる力、これらがつながったとき、強烈なインパクトが生まれます。本書では、そうした「コンセプト立案力」の身につけ方を紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 「実現可能性から、ではなく、ワクワクするコンセプトから事業を創ろう」という一言を、うすっぺらな情報で肉付けしただけのゴミのような一冊。

  • コンセプト作りに行き詰まっていたのですが、とても明快でたくさんのヒントのある本でした。
    実例が多くてわかりやすいです。

    コンセプト・ドリブン思考
    オリジナルを狙わないクリエイティブ思考
    持続可能性をもたらすビジネスモデル発想法

    特に、ビジネスモデル発想法として挙げられていた、「顧客」、「提供価値」、「その根拠」の三本柱発想法が、最も足りていなかったところなので、取り入れていきたいです。
    まずは、「ニーズを持ち、いろいろと解決策をトライしたことがある人」をターゲットに考えるというのも、当たり前のようで抜けていた視点。

    いろいろと考え直そうと思えるし、考えなおしたらできるかもと勇気づけられる本です。
    何度も読み返す本になりそう。

  • 書いてある事はいい事なんだけど、読んでてワクワクしなかった。

  • ◆思考法
    ・実現可能性から考えていくと現在の延長線上で考えてしまう
    →コンセプトをまず考えるべき
    (ex.トヨタのカイゼンは普通の改善活動の延長線上ではなく、在庫0という現実離れしたコンセプト達成のために、世界のトヨタ生産システムが生み出された)

    ◆クリエイティブとは?
    ・創造とは、異なるものを組み合わせること
    (ex.グーグルの検索システムは、当時学術論文の引用回数が多いものが上位にくるシステムをそのままとりいれた)
    ・一瞬でイメージが伝わることが大事
    ・発想の段階では、実現可能性よりも自分がわくわくするかどうか

    ◆ビジネスにするには?
    ・コンセプトを達成するには、計画の細部がつまっていることではなく「持続可能性」が大事
    =お金がまわり続けて仕事の質もあがってコストが下がっていくという良循環がまわること
    ・ビジネスモデルとは、
    ①顧客(誰に)
    ②提供価値(何を約束するか)
    ③その理由(その根拠)
    ・MBA的発想との違いは、
    MBA:細かくつめていく思考(内部資産重視、他社との協業は考えない)
    ・製品開発より、顧客開発が先!
    (作った製品を売る相手がいない、というのは企業によくありがち。)
    →顧客は技術に金を払うのではなく、コンセプトに金を払う
    ・顧客セグメントは、強くコンセプトに共感してくれる1人を見つけ出すべし
    (みんながいいねと言ってくれるものではなく、一部の人が熱狂的におしてくれるものの方が成功する。その人がどんな人かを掘り下げたり、その人にニーズを聞けばよい)

    ◆仲間をつくる
    ①理解してもらう
    理解してもらうには、一行でコンセプトを説明できなきゃだめ
    (ex.youtubeはビデオ版のフリッカー)
    →オリジナリティにこだわらない。こだわると簡単にイメージのつく説明ができない
    ②共感してもらう
    共感には、ストーリー仕立てで協力を呼びかける
    ③資料をつくる
     ・現在の切実なニーズをかく
     ・必要最低限の情報だけにとどめる(シンプルなほうが伝わりやすい)
    ・コンセプトを売るとは楽観論を売ること
    =会社内で楽観論が通用しなくなったら終わり

    ◆実現に必要な意志
    ・「断片的にさまざまな仕事を片付けている一日が、実は最も怠惰な一日」 (ハイケ・ブルック、スマントラ・ゴシャール著『意志力革命』より)
    =メールチェックしてー、会議でてーetcは生産性0
    =本当に達成したいこと1点に集中すべき
    ・アクティブ・ノンアクションの罠
    =やたら活動量を増やしても、大きな成果はあげられない
    ・何かを始めるにあたってベストなタイミングは、自分のコンセプトと意志が同時に備わったとき

  • 米コンサル会社として有名なマッキンゼー・アンド・カンパニー出身の著者によるコンセプト立案について書かれた書籍です。面白かったですね。旧来の日本的な情緒的コンセプト主観とは対照的に、非常に現実的にロジカルに分析されています。特に印象的なことが2点あって、まず何よりもインパクトを重視してチャレンジしがいのあるコンセプトを立案する「コンセプト・ドリブン」方式というものと、スティーブ・ジョブズの“クリエイティビティとは組み合わせにす
    ぎない”という言葉に象徴されるように、まず発想の引き出しを増やして、それらを組み合わせていくことで物事を創造していくという「組み合わせ能力」というものですね。日本ではまず第一に実現可能性を考えるところから多くのことが出発していたり、個性というワードが先行して個々人のオリジナリティを追求するような風潮が多く見られますが、そういったものは全て根本的に間違っていることが分かります。こういった視点で世の中を見ていくと、何故日本からiPhoneが生まれなかったのかという理由が鮮明に理解出来ますね。これはデザインなどに関しても同じことが言えると思いますね。ビジュアルが優先される日本的なクリエイティブが世界的な支持を得ないという現実にも直結してくるのかと思います。コンセプトというものをインパクトを保持しつつロジカルに構成していく手法は、どのような業種の方にでも重要な考え方なのかと思います。とても興味深い内容でした。

  • コンセプトを提示する際の大事なこと、簡単に解説。
    簡単なので、読みやすくて、つかみやすい。


    同時期に「コンセプトのつくりかた」(玉樹真一郎)も読んだ。玉樹氏は任天堂Wiiの企画をした人で、こちらの本は具体的な事例にそって、コンセプトの作り方や実現の仕方が書かれてある。ちょっと細かいので、先にこちらの木谷氏の本を読んで、概念をつかむといいかなと思った。(で、実践で使う前に玉樹氏の本を読む)。


    以下、印象に残った内容--------------------

    ・インパクトと実現可能性は、トレードオフの関係。
    ・実現可能ドリブンと、コンセプトドリブンは異なる。
    ・面白いけれど、かなりむずかしい。でもやってみたいと思うようなわくわくするような感じ。そして、「できる」と言い続ける。人は楽観についてくる。
    ・良いコンセプトの条件: ①面白さ ②説得力 ③生き生きとイメージできること ④焦点が絞れていること
    ・誰に(顧客)、何を約束するか(提供価値・お約束)、なぜそれができるのか(根拠) が大事。コンセプトは、その3つで伝えられようになっていること。根拠=自社の強みではない。強みを活かすのではなく、どうやったら勝てるか?の発想をする。
    ・MVP( 最低限必要なもの)に絞る。
    ・将来の最終形・あるべき姿が描かれており、持続可能性があることが大事。
    ・事業コンセプトの本質はサスティナビリティ。
    ・「つくる」能力と「疑う」能力は異なる。疑うことがなければ、精神論に過ぎない陳腐な常識に邪魔されて自由に発想できない。
    ・組織は戦略に従うのであって、戦略を組織に従わせると失敗する。

  • 「コンセプト」とは何なのか?その本質的理解をしたくて読んだのだけれど、まだよくわからない。
    コンセプトの重要性、コンセプトを作るにあたっての方法論、そんなようなものをなんとなく理解するも、「そもそもコンセプトとは?」がしっくりきていないから、表面的理解にすぎない。
    他にもインプットしつつ、自分なりの理解をアウトプットすることで腹落ちさせたい。

  • 勘違いの本。
    成功したプロジェクトを後から見なおしたらコンセプトが見つかる、というのが実態でしょう。最初から斬新なコンセプトを立てて始めた場合に、そうでない場合に比べて成功の確率が高まるということを実証するようなデータが有るわけじゃない。

  • 『成功はすべてコンセプトから始まる』(木谷哲夫著/ダイヤモンド社)vol.294
    http://shirayu.com/blog/topstory/idea/4258.html

  • 困難だけども、やり抜けばすばらしい未来や状況が描けること。
    それがコンセプト。プロセスには批判や端からの諦めが伴うが、
    実現後の世界は皆が共感してくれるものでなければコンセプトとは言わないのかもしれない。

    成功はすべてコンセプトから始まる
    ・多くの人が世の中にまったく存在しない、自分だけの新しいものをつくろうとして、過剰にオリジナリティを追求し、自らハードルを上げすぎて失敗している。
    ・アイデアのオリジナリティにこだわるのは、失敗の第一歩
    ・大きなインパクトをもたらす将来像に焦点を当て、それをできるだけカラフルにイメージする。
    ・朝から晩までどっぷり社交的な人は実は機械的に多忙なだけで創造的になれない。物事を深く考える人ほど「ネクラ」になるのは当然のこと。
    ・創造性アップ10
     1)青色を使う
     2)ふらふらの状態
     3)昼間から夢想する
     4)子どものように考える
     5)笑う
     6)自分が遠くにいると想像する
     7)より一般的なことばを使う 
     8)ワークスペースの外に出る
     9)世界を見る
     10)大都市に出る
    ・事業コンセプトの本質は継続性=サステナビリティ
     1)顧客
       ・顧客との関係をどうするか
       ・チャネルをどうするか
       ・顧客をどうセグメントするか
       ・収入
     2)提供価値
       ・最も大事な活動は何か
       ・最も重要な資源は何か
       ・誰と組むべきか
       ・支出
     3)根拠
    ・顧客へのインタビューはサービスや製品を開発し始める前に行わないといけない。つまり「ポンチ絵と言葉のみ」で行う必要がある。
    ・イメージを換気する言葉を使うのはパクリではなく、クリエイティビティの証
     →大阪都構想=東京都を連想したからイメージ、コンセプトが伝わった
    ・本気度を示す場合、あなた自信が真剣に惚れ込んでいることを、徹底して、一分の隙もなく表さなければならない。
    ・断片的にさまざまな仕事を片付けている一日が、実は最も怠惰な一日

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