漂白される社会

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 520
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478021743

感想・レビュー・書評

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  • 裏社会のルポ
    売春島、ホームレスギャル、シェアハウス、ヤミ金に飼われる生活保護受給者、デリヘルスカウトマン、
    5章まで読んで時間切れ

    2014.01に続きを読む
    違法ギャンブル、脱法ドラッグ、右翼、左翼、偽装結婚で入国するフィリピン人、酒に溺れたサッカー留学生崩れのブラジル人、中国人エステのママ

    社会の断層をとらえたという意味

  • 興味深い本でした。
    「平和」で「自由」に見える日本に、まださまざまな問題があることがわかりました。

  • この手の「調査」はいかようにしてなせるのか。丹念な参与観察をもとに綴った上で学問的な考察を付す。恣意的かつ積極的な「見て見ぬふり」を「漂白」と表現したわけだが、むしろもっとたちの悪い「不考」で「無思考」な営みがそうさせたのではと、紡がれた問いを受け止める。持て囃されながらも、やはりどこかで「漂白」されつつある地において思う。

  • なかなか読む気になれなかったけれど、読み出したら早かった。日本にいる限り、何とか生きていくことは可能なんだと心強くも思ったが、果たしてそれで生きていると言えるのだろうかとも思った。

  • 日常を何気無く過ごしていると気付くことのない周縁の人達

  • 開沼博『漂白される社会』ダイヤモンド社、読了。本書は日本のアンダーグラウンドな世界についてのルポルタージュとその考察。「周辺的な存在」を見ないことで欺瞞の虚構は構成される(漂白される社会)が、著者は敢えて切り結ぶ。見て見ぬとは見落とすではなく、意識的に避けていることなのだ、と。

    開沼博さんについては、議論が中心-周縁という二元論的表象という点、脱原発推進しの上では、結局のところ、現状容認では?という懸念から批判が多いが、僕自身は、その認識枠組みが典型的なものであったとしても受け止める必要性は充分にあると思うし、足をひっぱてるわけではないと思う。

    これは、何をするにしても同じなんだけど、それがどのように完璧な「錦の御旗」なるものであっても、とにかくいてまえ!では、同じような問題は形を変えて再生産されることは必須なんだから、いけいけどんどんで、「とにかくやればいい」式ですすめてしまうとろくなことはないと思う。出発点なんだと。

    なにかを進めていくと言うことは、とにかく全否定してしまえば、それが獲得できると考えたり、それを成就するためには、何をやってもよいという訳ではないんだけど、時間の経過がものすごいスピードで進む現在は、そんな悠長なことはやってられないというけど、それは必要だとは思う。

    ぐだぐだいわずに、とにかくやっちまえばいい、というのもある種の思考麻痺であるし、結局の所は、とにかくやっちまえばいいとして否定の対象とされるものが禍いしたことと、それは結局の所、同じ災禍を形をかえて招来させてしまうのだろうと思う。

  • なんかもうゲームみたい。

    現実と想像の世界の境目がことごとく取り払われて、あとに何が残るんだろう。

  • アイデアの萌芽といった小論が10本余り。フクシマ論に比較すると正直、完成度は劣るが、今後どう展開していくかが興味深い。

著者プロフィール

1984年福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。専攻は社会学。現在、立命館大学衣笠総合研究機構准教授(2016-)。東日本国際大学客員教授(2016-)。福島大学客員研究員(2016-)。
著書に『福島第一原発廃炉図鑑』『はじめての福島学』『漂白される社会』他。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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