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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784478021835
みんなの感想まとめ
勉強法を科学的な視点から再考察した本であり、従来の経験則にとらわれない新たなアプローチを提示しています。多くの読者が無意識に実践している勉強法を明らかにし、場所を変えたり複数の事を同時に学ぶことの意義...
感想・レビュー・書評
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今までの勉強法を覆す本…かも?
ただ意外と人はその勉強法を無意識に実践している気がした。
場所を変えたり、いくつもの事を同時に勉強したり…。
人間の本能は間違っていないのだと感じた。
またこの勉強法にあたり、いくつかの研究、実験について詳しく書かれており、中には助長的で不要というレビューもよく見るが、個人的にはわかりやすく面白かった。
意外に単純な研究こそが発見なんだと思った。
なかなか世の中でどんな研究がなされてきたか…なんて知る機会ないじゃないか。
そういった視点からも多くの発見があった。
作者の目線も低くしているのか、大した脳味噌のない自分でも十分理解できた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大脳生理学から、学習を考察した書。 ブームのはしりだったような。闇雲に経験則をふりまわすのではなく、科学的に実証された方法論で学習を進めていくことは、時代にあっていると思います。
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難しかったです。
スラスラ読めなくて途中で終わってしまいました。
翻訳された本は表現が入ってきにくくて難しい。
ただ,実験や理論を詳細に説明されていたので,ちゃんと読めればすごく有益な本だと思いました。 -
一度覚えたことを忘れる。しかし一度忘れたことを思い出す傾向もある。
映像、写真、絵、風景などと結びついていると、数日後に浮かび上がってくる。
2回目に思い出したほうが、よく思い出せる。
音があったほうが、記憶しやすい。
分散学習または分散効果。一度に学習するより、少しずつ勉強するほうが脳にとどまりやすい。
ジェームズメソッド=英語の学習法・五感を使って覚える。
二ヶ月空けた復習のほうが良く覚えられる。毎回が新鮮な記憶になるほうがいい。一度、思い出すために忘れる。
間隔をあけて復習する。
ふ化段階にひらめきが出る。
完了していない目標は、長く記憶に残る=ツイニガル効果。
チャンスは、それに意識を向けること。
何回も繰り返して練習しない。練習するなら、いろいろなことを練習する。人は対応を覚える。
同じ種類の問題を解くのではだめ。復習を兼ねてかつての問題もいっしょにやる。 -
たくさんのエビデンスや具体例がある脳科学本。要点だけ拾って30分かからず読めてしまうような勉強法ハウツーがあふれている中ではややアカデミックか。の割には要点はあまりはっきりしていないので、結論だけ教えて!で読むと意外と時間がかかる。
「事前テストを行うことで学習内容に意識がいく」「アクシデントを起こすことでその対策を学習できる」「どんな条件下でも力を出せるようにするのが勉強」など、学習の姿勢の根幹について再考するポイントもいくつかあるので、複数学習本を読んだ人が読むと、自分の学習スタイル構築に厚みが出せるかもしれない。 -
勉強の仕方でその効果が変わることがわかったら、だれもがその方法を知り、そして実践したいと思うだろう。
この本で行っているのは効果が高い勉強法は復習をすること。そして自分自身の理解を確認するテストをする事。
また復習や自己テストを実施する感覚によっても効果が違う事などを各種の実験の結果をもとに紹介している。
本書は主に4つのパートからできており。
・脳細胞がどのように形成され、新しい情報をどう保存すかの説明
・情報を保持する力を高めるテクニックの紹介
・問題解決力の向上にいかせるテクニック
・テクニックの効果を高めるために無意識を活用する方法
特に2つ目の情報を保持するテクニックの紹介は今後自分や子供の学習に取り入れたいと思った。
分散学習:一気に集中して勉強するのと、勉強時間を分散するのとでは、覚える量は同じでも脳にとどまる時間はずっと長くなる。
試験までの期間によって最適な学習間隔は違うが、学習した翌日と1週間後に復習すると脳の情報保持の効果が高い事が理解できた。
そして切羽詰まった時の一夜漬けは、翌日の試験当日の記憶という点では分散学習と効果は同じだが、その記憶は長くとどまらないので長い目で見ると効果的な方法とは言えないことが理解できた。
流暢性:情報が最適に素早く処理し出力する能力の事。
その時言えた公式などは翌日以降も思い出せると信じてしまうが、人は忘れるという事実を忘れてしまい、これ以上勉強する必要はないと思い込む。
記憶は、受動的に繰り返されたことよりも、受動的に繰り返したことの方が強く脳に刻まれる。
例えば、何かを暗記しようとしてほぼ覚えたとき、時間をおいてから記憶をたどって思い出す方が、もう一度本を開くよりも効果が高い。
覚える時間と練習する時間(暗唱する時間)の理想的な比率は1:3
テストという形で勉強したことをすぐに思い返すことは、学んだことを記憶にとどめ易くするために効果的。
問題解決の4つのプロセス
1.準備:論理的思考または創造性が必要となる問題に奮闘している時間
2.孵化(インキュベーション):問題を一時的にわきに置いたときにはじまる。無意識な知的活動。問題そのものを一度構成する要素まで分解し再度組み立てるなど。
3.ひらめき:アハ体験を得る瞬間。解決策が突如現れる。
4.検証:ひらめいた問題が本当に問題解決に繋がるかを確かめる。
学習効果を高めるQ&A(興味があったものを抜粋)P336
・勉強のルールを設ける必要はあるのか?(勉強する場所を決めるなど)
決める必要はない
・勉強や練習に適量は存在するのか
どれくらい勉強するかよりも、どのように勉強時間を配分するかの方が重要
・詰め込みはいけないのか
必ずしもそうとは限らないが、詰め込みで覚えたことはあとから思い出すことが難しいという事を理解する必要がある。
・自分で自分にテストをすることは役に立つのか?
非常に役に立つ。自分の理解を試す自己テストは最も効果の高い学習テクニックの1つ
・授業で取ったノートの復習はどれくらい役に立つのか
復習の仕方によって変わる。ただノートを見返す受動的な方法ではなく、自己テストを実施するなど能動的な方法を実施する。 -
出版年の時系列的にみて、最近出版されている多くの勉強本のタネ本のひとつ。
現在の急激なAIの発展により、若干、通用しなくなった記述もあるが、ずいぶん勉強になった。 -
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面白かった
勉強モチベも上がるし、改めて科学っておもれえってなった
いろんな実験してて楽しそうだなぁ -
この本を読んでると“簡単な”問題しか解いてこなかったんだなと思った。得た知識を応用し、使うなんてそんなことを意識したことはない。
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正直まねしづらい。
できたらそれをやるやり方が知りたいと読んでいて思ってしまう。自分には合わなかった -
本書は、脳科学的に実証された勉強法について解説した本である。
大きく、
1 脳はいかに学ぶか
2 記憶力を高める
3 解決力を高める
4 無意識を活用する
の4つに別れていて、各2〜3の論点が述べられています。
個人的に興味を持ったのは、
・記憶力を高めるための時間分散と自己テスト
・反復学習におけるインターリーブの活用
・睡眠の力を活用する
あたりでしょうか。
【時間分散学習と自己テスト】
・定義や語彙については学習後、翌日、翌週、翌月に復習する
・まとめて学習+まとめて復習よりは、分散して学習(少し学習したらすぐ復習)の方が良い
・暗記を20回より、暗記+暗唱を10回の方が良い
【インターリーブ】
・インターリーブとは学習中に関連性はあるが違う何かを混ぜること
・インターリーブ学習では、一つのことを繰り返し練習することより、個々の項目、スキル、理念の違い、個々の特徴をより鮮明につかめるようになる
【睡眠の力を活用する】
・レム睡眠は、パターン認識を強化する
レム睡眠の時間が長くなるのは早朝なので、夜更かししたほうがよい
・段階(深度)2の睡眠は、運動に関する学習にとって重要
段階2睡眠の時間が長くなるのは目覚める少し前なので、早起きより夜更かしがよい
・段階(深度)3・4の睡眠は、記憶が最も定着する期間
段階3・4睡眠の時間が長くなるのは睡眠の前半なので、普段の時間に就寝、早起きして復習
つまり記憶したいなら早寝早起きがよい -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00559185
最新の科学研究によれば、これまで定説とされてきた勉強法は多くの場合に間違っているという。では、どうすれば脳は最も効率よく学べるのか。米三大紙『ニューヨーク・タイムズ』の人気サイエンスレポーターが、著名科学者らへの取材をもとに、脳をフルパワーで働かせる記憶法・勉強法を徹底解明。全米で話題の一冊!
(出版社HPより) -
なんでこの本を買ったのか忘れてしまったのだが、ずっと本棚にあって放置されていたのを最近になって読み始め、ゆっくり読み進めてようやく読了。
タイトルがあまりにもなんていうか「あやしい自己啓発本」っぽい邦題なのでちょっと警戒していたのだが(じゃ何で買ったんだw)、これは面白かった!
原題の「How We Learn」、つまり「われわれはどのようにして学習するのか」の通り、学習に関するさまざまな研究や理論を紹介している極めて真面目で実は硬派な本だ。
楽して頭がよくなる!勉強ができる裏ワザ!みたいなのを期待するとつまらないかもしれないが、実はよく読むと「学習の研究結果から理に適った、効率的な記憶や勉強法」がふんだんに書かれていることがわかる。
忘却曲線、分散学習、ツァイガルニク効果、などなど「これ受験前に読んでおけばよかった…」という内容がもりもり。睡眠相と学習内容の関係などは、理論上はそうかもしれないけどそこまでコントロールするのは難しいでしょ、というツッコミを入れたくなったりはするものの読んでいて楽しい。
集中してひとつのことを繰り返すよりはいろんなことを折り混ぜて練習する方が獲得にはよい、とか生活の中で実感することも書いてあったりして、なるほどなあと思う(私の場合、ひとつの曲を覚えるのに何度も繰り返し聴くより別の曲も混ぜて聴く方が覚えやすい気がしていたので)。
著者はベテランのサイエンスライターとのこと。
翻訳もよいのだろうが、原文も読みやすい、読者に親切な文章なのだろうなと推測できる、わかりやすくて興味深い一冊だった。
技能の習得などにも有用なので、何かを学ぶ機会のある人にはお勧めの本。 -
同じ場所で出来るようになるまで集中して反復演習するという勉強法が実は間違いであった。一度忘れる、時間を分ける、テストの前にテストをする、場所を変える、騒がしい場所が良い、中断する、一つのことをしない、別のことをやる、寝る。これが記憶の研究から分かった正しい勉強法である。
こうやって並べると、よくないとされていたことが実は正しかったということになる。ところで、行き詰ったときに気分転換でコーヒーを飲んだり、あきらめて寝たりした後、悩んでいたことが嘘のように理解できるようになったという経験があるのではないかと思う。これは「中断」した後も脳は考え続けており、しかも無意識のうちにさまざまな検討をしているからだという。また、思い出すときに記憶が定着しやすいということも分かっており、それが「一度忘れる」「時間を分ける」ということであり、強制的に思い出す状態を作り出すのが「テストの前にテストをする」ということになる。「場所を変える」「騒がしい場所」は思い出すための取っ掛かりを増やすことにつながる。
従来の勉強法である反復演習も間違ってはいないが、これは0を1にするのには適しているが1を10にするのには向いていないということである。また、同じ場所で同じことを繰り返すと「その場所」でなければできなくなってしまう。場所によらず、さらに応用力を身に付けるためには「場所を変える」「一つのことをしない」「別のことをやる」必要があるということである。
科学的な裏付けによってこれまで勉強のときにやってはいけないとされていたことが、実はやった方が良いものであったというのは非常に興味深い。中断してコーヒーを飲む、敢えて寝てしまうなどは無意識のうちに正しいことをやっていたことになる。「さあやるぞ」といって机に向かうよりも成り行きに任せるような勉強の方が案外うまくいくのかもしれない。 -
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