歩き続ければ、大丈夫。---アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 162
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478022382

作品紹介・あらすじ

35歳で始めたナッツ・カンパニーを一大ビジネスに育て上げ、70歳を超えた今も新ビジネスに挑戦し続けるスゴイ日本人起業家。

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤さんのいきざま、人生観がいい。
    舞台はアフリカのケニヤ、ルワンダ。
    この前読んだ今のアフリカの本はleapfrog で、
    一足飛びの技術や経済発展がテーマだっだけど、
    佐藤さんはそれとは正反対の昔のやり方でアフリカに根をおろして成功した人。
    苗を植えて、毎日地道にそだてて、人に騙されたり、酷い目にもあうこともあるけど、徐々に事業を大きくした。
    でもナッツで成功する前はいくつも商売で失敗してる。leapfrog も佐藤さんも、フットファーストは共通してるのかな。
    客観的に見て50%の成功見込みなら迷わずやったほうがいい。やって失敗しても後悔しないから、と。
    今のビジネスは狩猟民族的ですぐに利益を出さないと評価されない。そんなの金を右から左に転がす投資とかで、本物じゃないなあという感じ。
    佐藤さんは農業だから儲けが出るのは7年後とか。
    でもそこにはホンモノの何かが残る。

    ほんとにその通りだなと思った。
    俺もこっちの方が好きだな。
    理解よりも共感。これも納得。

    アフリカビジネス面白そうだな。

  • 2014年121冊目。

    ケニアで「ケニア・ナッツ・カンパニー」を起業して、25万人の生活に影響を与えたと言われている佐藤芳之さんが、特に若い人たちに向けたメッセージ。
    「本当にやりたいことはすぐには見つからない」「ゆっくりでも消えない情熱を」「目標はぼんやりでもいい」などの等身大でいいんだと思わせてくれる言葉と、「“ヘッドファースト”より“フットファースト”でまずは動いてしまえ」「“自分のため”を越えろ」「失敗がないのは何もやっていない証拠」など焚き付ける言葉が共存している。
    全体を統合すると、急かすでもなければ甘えさせるでもない不思議な感じにパワーもらう。

  • タイトルに興味を持ち、表紙の綺麗な青に惹かれ、
    それだけで読んでみたのですが、
    この著者の佐藤さんには不思議なパワーを感じました。ギラギラしたパワーというよりも、やりたいことに夢中になっていることがごく自然な状態で、それが読者の自分にとって心地よくて、1回も会ったことのない佐藤さんが本の向こうで微笑んでいる絵が浮かびました。
    そしてこの壮絶な人生の前では、自分が予測してるであろう恐怖、失敗なんて全然大丈夫だなって背中を押してくれます。
    やらない後悔ではなく、
    やってする後悔でもなく、
    やって後悔することはない。素晴らしいですね!

  • 20230128

    先日読んだ『超加速経済アフリカ』でも少し触れられていたので、改めて読んでみた!

    ヘッドファーストの私にとっては、やっぱり学ぶことが多い一冊。
    明確な目標を描けていなくても、やりたいことを言葉にして行動に移す。たとえ失敗したとしても行動したことに意味がある、と改めて教えられた。

    「普段いてもいなくてもいいけど、いないとなんとなく組織がバラバラになってしまうような」、そんないいリーダーに私もなりたいな♡

  • アフリカでナッツ産業を起業し成功をおさめた筆者の半生と今思うことを描いた一冊。

    私は少し歳を重ねたけれども、年齢に関係なく響く一冊だと感じた。
    読むタイミングによっては★4になったかも。

  • 2016年に読んだ本。
    「あなたたちに我々黒人の気持ちは分からない」と言った黒人の話から、他人を理解することへの無謀さを語った部分が印象的。
    代わりに筆者は「今日は風が気持ちいいね」という一瞬の共感があればいいと述べている。

    共感によって他者とつながる瞬間は、心を豊かにしてくれる。少し大げさに言うと、生きる力になる。そこに「その人のことを理解しているかどうか」は重要ではない。

    そんなことを考えながらこの本のことを時々思い出す。

  • 必死でやらない、夢中でやる!

    何かを成し遂げるには、
    シンプルに夢中でやる。

    そして、何かを成し遂げるのに、
    早いも遅いも無い。

    今、最初の一歩を踏み出すだけていい。

  • Yotsuya

  • 夢はおぼろげでも、ゆっくり持続的に行動していれば叶うよ。人生あっという間なんだから、やりたいことをやりなさいという温かい先輩からのメッセージという感じ。アフリカのおおらかさ、シンプルさが文章からも伝わってくる。

  • 二十代、三十代は破片を拾う時代。若い頃は自分のアンテナが反応するのに任せれば良い。

    『オーナーシップ』があれば仕事は楽しくてしかたないはず。46

    人は楽しそうに働く時1番良い仕事をする。51

    見て、触れて、聞いて、五感から引き起こされる感動には、どんなことがあっても前進していけるエネルギーがある。60

    いったん走り出せば『偶然』の方から歩み寄ってきてくれる。それがやがて『必然』に変わっていく。70

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