- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478022856
作品紹介・あらすじ
「カエル」とは一番大きく重要なこと。一番重要でやっかいな事からすませなさい!!
感想・レビュー・書評
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基本的なことが多く書かれているが、基本を実践するのが難しいと改めて感じる。
まずはすぐ仕事に取り掛かること、一番大変な仕事を後回しにせずすぐ対処すること、80対20の法則から実践してみた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すべき事に真っ先に取り掛かる重要性を説く。こういう本を読むと自分の仕事への取り組みにも弾みがつく。
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自分にとって重要な仕事=カエル
タスクの優先順位を見極めて、ぐずぐずせずにとりかかり効率よく片づける方法についてまとめられている
文章が簡潔で短くまとめられているので読みやすい。 -
極めて良質な読書体験ができた。
短い章立てで書かれており、冗長になりすぎず、かと言って短過ぎもしない絶妙な長さで書かれています。
1つ1つの章単体でも有用ですが、いくつかを組み合わせることで更に強力なシナジーを生み出すことも可能です。
気軽に実践可能かつ、効果が実感できやすいものばかりですので、読んでみることを是非オススメします。わたしも友人におすすめしてみます。 -
目標をはっきりさせる。
計画を立てる。
優先順位をつける。
大変なものからやる。
常に勉強し続ける。
書き出すと当たり前におもえるけど、当たり前にはできていないこと。
なぜできないかというと、「やらなきゃいけない」とおもっていることがあまりにも多いから。
ここを、やっかいなもの、つまりカエルから食べようぜ、というのが主旨。
抽象度が高く「結局どうしたらいいのよ」という感想を抱く人もいそうだが、それだけ汎用的だということでもある。 -
一番重要な事から始めろ、という話。
15年以上前の本ですが、書かれている内容は今でも十分通用します。
というより情報社会の今だからこそ自分がすべきことの何が重要で何が重要でないかを選別できる能力は必須かもしれません。 -
先輩に紹介されて読んだ
働く上での心構えがわかりやすくまとまっている
醜いカエルから食べよう
よくある自己啓発本みたいに
分厚すぎず、エモすぎず、という感じなので良い -
1月
請求記号:159/Tr 図書ID:10047817 -
タイトルから想像できる通りの内容。千円札は〜、餃子とフレンチ〜的な、タイトルでだいたい予想がつく人は、中身まで読む必要なし。
組織のリーダーとして成果(結果)を上げるために必要な事は何か。マネジメントとしてはあまりに当たり前のようで、しかし実践できてるかと問われると一番の難問が本書のテーマでした。本書によれば、その答えは3つ。一つ目は『目的をはっきりと表す』こと。マネジメントは組織の目標と個人の目標を定義し、伝え、動かす。これが意外な程に難しい。できてるつもりでできていない。伝えるとは、言うとは違う。話す、とも違う。旧日本海軍の山本五十六大将は、鷹山公の言葉を引用して『やってみせ、言ってきかせてさせてみて褒めてやらねば人は動かず』と言ったといわれますが、絶対服従の軍人の世界でそうなら、いまの企業のマネジメントでは『それでも人は動かず』と考え、指し示す必要があります。正しいゴールが定義できなければチームは迷い、成果に導けませんので、手を変え品を変え、どう認識共有していくかが第一関門です。
二つ目は、『自分の課題(私にしかできないこと)に集中する』こと。優先順位をつけてランク付けをする。段取り8分で自分にしかできないことに集中する。苦手を認めて重要でないことはやめる。これも成果を上げるためには重要ですが、実践は難しい。ここで考えなければならないのは、組織にマネジメントが必要な理由。すべての仕事が定型化され、標準化された世界ではマネジメントは必要ありません。マニュアルに従い、決まった手順を全て実行できる程度の仕事しか任されないチームがあるとすれば、そもそも組織自体に問題があると言えます。むしろ正常な組織のリーダーには、全てをやる時間など与えられていないはずであり、自分の課題、やりたいことではなくやるべき事に集中して行けなければ成果を上げることはできない。分かっていながら中々実践できないのは、このあたりの認識に齟齬があるように感じます。そして三つ目が、『自分をコントロールする』こと。達成の足を引っぱるものを明らかにし、自分に言い聞かせて追込みながらも十分な休息でベストな結果をだす。常に学習して得意を生かす。いわゆるセルフコントロールが成果に最適化できているか、という問いは最初の二つを実践する上でも、最も重要。それでいて、ついつい手を抜いてしまいがちです。過度な残業や休日出勤、体調不良の結果は、一つ目の課題であるチームへの目標の明示を妨げ、集中力の欠如は第二の課題を妨げる結果となります。結局は、万全の体調で頭からカエルを食べてしまうしかない、ということになります。