はじめてリーダーになる君へ

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 293
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478023082

感想・レビュー・書評

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  • 共感を得、部下の心を動かすためのヒントが記されており、リーダーという立場となる人が心得ておくと強みとなる一冊

  • この本と、あるFounderさんに相談してもらったことで団体の課題がクリアになった。
    全ての課題がチームビルディングに繋がってるなって思った。これから2ヶ月は短期間で集中して工夫して信頼構築していこ、、。次の世代に引き渡す前にできることはちゃんとして今より良い状態で、そして先輩がしてくれたみたいに今度は自分達が自分達の経験を下の世代に伝えていく形でサポートしていきたい。
    久しぶりに本読んだけど、やっぱり本を通してその著者から学べることって沢山。もっと本よもーっと!

  • 結果や業績ではなくプロセスに着目
    注意することでなく、やり方やシステムでやる気に火をつける

  • PM理論でいうM型リーダーのススメ。上司とはリーダーじゃなくて、マネージャーだということだと改めて感じる。

     リーダーっていうのは社長だけでいいんだろうな。組織のビジョンを持つもの。部長とかはマネージメントのプロであるべきだ。そのマネージャーとしてのマインドは、実働隊である部下がパフォーマンスを最大限発揮できるようマインドセットすることである。そういうことを言っている。


     この本でもたまに例に出てくる上から命令口調なリーダーシップ。そういう勘違いな引っ張るタイプのリーダーが日本の旧態依然なリーダー像なの、社会悪だよな。そういう輩は別にP型のリーダーでもなく、ただ傲慢チキな害悪上司でしかない。他者を恫喝によって動かそうとするのは、ただのヤーさんである。

     自分は教師としてこの本を読んだ。学校の先生も、この本で言う、部下に甘えられる存在であるべきなのだろう。生徒が主体的に行動してクラスを作っていく。教師が何でも管理しては、子どもたちは成長しないものね。

  • リーダーだからこそ部下に正直な姿を見せる事が重要。

  • JT勤務で管理職として良い成績を上げた筆者が語るリーダーのあり方。
    自身ができる人ではなく、支えたいと思われる人になることが大切。

  • JT(日本たばこ産業)に就職し、若くしてリーダーの立場に立った経験をもとに、リーダーとしての心構えや実践方法をわかりやすく解説した書。

    営業分野のみならず、多方面で応用できるリーダー論だと思う。

    ■リーダーに必要な5カ条
    ・自分にできることは懸命にやる
    ・できないことは部下に甘える
    ・自分の優秀さをアピールしない
    ・部下に誠実な関心を持つ
    ・事実に基づく

    著者自身の体験も例として挙げられているのだけども、著者はすぐに泣く(笑)。
    源博雅かよっ!と突っ込みを入れたくなるほどに涙を流す。

    リーダーのみの方法論を考えた書ではなく、チームの中でリーダーがどう振る舞うと良いかを考察した書で、とても勉強になった。

    各章の最終ページにはまとめも箇条書きされているので、読んだ後の振り返りが容易になっている。

    思うようにモノゴトが運ばないと思ったときには最良の書かな。
    よい反省になった。

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)】
    リーダーは「優秀さ」を捨てなさい。「リーダーは信用を失い、部下の心はバラバラに」。どん底状態のチームが、なぜ、日本一の称号を獲得できたのか?リーダーシップの真髄、ここに公開!
    ————————
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    浅井/浩一
    1958年生まれ。大学卒業後、JT(日本たばこ産業)に就職。「勤務地域限定」の地方採用として入社。2001年より日本生産性本部(経営アカデミー)で多くの企業幹部を指導。2013年4月、JAICフェローに就任。現在、「人の本質に根ざしたマネジメントの実践」をメインテーマに、業種を問わず、数多くの企業、大学、ビジネススクール、各種業界団体、NPO団体、行政機関等で幅広く講演、コンサルティング、学会での提言活動等を行う
    ————————
    【目次】
    はじめに


    第1章 利口になるより、バカになろう
    【心がまえ】
    ・「自分の優秀さ」をアピールしない
    ・リーダーが持つべき「2つの力」
    ・利口になるより、バカになろう
    ・「この人のためなら」と思われるリーダーの習慣
    ・部下が見ているのは、能力ではなく「仕事への姿勢」
    ・「自分より優秀な部下」とどう向き合うか
    ・部下の活躍はどんどんアピールしよう
    ・「評価」の難しさを知っておく
    ・思うような結果が出なくても、焦らない
    ・困ったことがあったら、正直に弱みを見せる
    まとめ

    第2章 本気で部下に甘えよう
    【コミュニケーション】
    ・部下から慕われるリーダーは、とことん「甘える」
    ・部下の本音を聞き出すたった1つの方法
    ・「報・連・相」は上司から
    ・「魔法の日報」で部下がどんどん正直に
    ・心から頼れる腹心を作る
    ・業績や数字ではなく、「人としての関心」を持つ
    ・「お前、本当に優しいヤツだな」。小さな工場で起こった奇跡
    ・難しく考えず、ごく自然に声をかける
    ・365日欠かさなかったある日課とは?
    ・「相談してくれてありがとう」精神を持つ
    ・苦手な部下と「プロ」としてつき合う方法
    まとめ

    第3章 「1人」との向き合い方を「みんな」が見ている
    【部下育成】
    ・「1人」との向き合い方を「みんな」が見ている
    ・部下には部下なりの「上司にして欲しいこと」がある
    ・部下育成に欠かせない「2つのスタンス」
    ・業績以外のほめポイントを見つけるコツ
    ・やる気をグングン引き出す「火のつけ方」
    ・この「質問」で、部下がどんどん動いてくれる
    ・「始めたこと」をほめる。「途中経過」をほめる
    ・ときには見守りつつ、じっと待つ。ぐっとこらえる
    ・「やる気のない部下」には必ず理由がある
    ・「契約がとれるまで帰ってくるな」と突き放した日
    ・「性弱説」に基づいて、人と向き合う
    まとめ

    第4章 結果よりも、プロセス(行動)を見る
    【マネジメント】
    ・チェックではなく、「ケア」を行う
    ・結果ではなく、プロセス(行動)がすべて
    ・「販売戦略が1人歩き」。そんなときこそリーダーは?
    ・強いチームは、この「視点」を持っている
    ・思考停止を起こすチーム、その原因は?
    ・大事にすべき「基本行動」を決める
    ・プロセス(行動)をどう見える化し、評価するか
    ・部下が言い訳を始めたら、最大のチャンス!
    ・リーダーに求められる「さりげなさ」とは?
    ・部下を正直にさせるちょっとしたコツ
    ・「誰の、何のために働いているか」を意識させる
    ・POPで売上が倍増! その理由は?
    まとめ

    第5章 正直で、助け合えるチームを作る
    【チーム作り】
    ・大事なことこそ、腹心に話してもらう
    ・「ちょっとしたサイン」を絶対に見逃さない
    ・チームの会話量を増やし、活性化させるには
    ・優秀な人だけにスポットライトをあてると、チームは弱くなる
    ・「縦」ではなく、「横」のチームワークを意識する
    ・ギスギスしたライバル関係は、必ず変えられる
    ・リーダーが甘えるからこそ、「助け合うチーム」が生まれる
    まとめ

    おわりに
    特別付録
    コミュニケーションシート
    ----------------

  • 目指すリーダー像はこれだな。

  • 今の課題を、私が納得する理想の
    策をもって、解決されていた。
    この先、ずっと手元にある書籍だと思う。

    リーダーの役回りは、部下の
    サポーターシップであること。
    結果より過程を。
    落ちこぼれはいない。

    全てが腑に落ち。
    それを実現した方がいる。
    感動しました。

  • 高校生の娘さんのことを題材に、チームでお互いに助け合うことの素晴らしさを描いたあとがきが秀逸!あとがきで感動した本は初めて。チームビルディングをどのように行って行くのか?リーダーにとって大切なものは何か?を学べる本。リーダーとしての仲間のモチベーションを上げる質問の仕方は必見。

著者プロフィール

1958年生まれ。JTに「勤務地域限定」の地方採用として入社。「どんなに頑張っても偉くなれない立場」から、キャリアスタート。営業経験がまったくない中で、全国最年少営業所長に大抜擢され、次々と職場を活性化させ、歴代最年少支店長に就任。「一人の落ちこぼれも作らず、組織一丸となるマネジメント手法」で職場再建のプロと称される。31支店中25位以上の成績をとったことがない支店を連続日本一に導き、激戦首都圏で会社史上初の外資系企業からのシェア奪還をはたす等、組織を数々の偉業達成に導く。
2001年(41歳)より、JTの現場マネジメントに携わると同時に、日本生産性本部・経営アカデミーで、数多くの企業幹部を指導。
現在、マネジメントケアリストとして、「人の本質に根ざしたマネジメント」の普及に、業種を問わず、数多くの企業、ビジネススクール、大学、各種業界団体、商工会、青年会議所、行政機関等で幅広く講演、セミナー、コンサルティング、学会での提言活動を行う。

「2018年 『目標を「達成するリーダー」と「達成しないリーダー」の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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