グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • レビュー :32
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478023358

作品紹介・あらすじ

なぜ、優秀な人材が「教師」を就職先に選ぶのか?ベンチャー志望、キャリアに悩む若者から、教育関係者、人材育成担当者、チームリーダー、そして親にも読んで欲しい、新しい「働き方」と「成長できるしくみ」。

感想・レビュー・書評

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  • TFAという団体を初めて知った。
    それを日本に導入したという。
    教員しながらハーバードって本当に行けるんだと感心するばかり。
    教員になったから社会に出てもらって、ビジネスの面から学校を支える人が増えたら、本当に素晴らしいと思う。

  • 経済による教育格差を是正しようと活動するNPO法人、TFA(ティーチ・フォー・アメリカ)の日本法人TFJ代表である筆者が綴った手記です。淡々とした筆致の中に漂わせる深い『自信』が窺えました。

    僕がTFA(ティーチ・フォー・アメリカ)の存在を知ったのはテレビの深夜帯ニュースの特集で、
    「こういう取り組みをしている人たちがいるんだ!?」
    という新鮮な驚きとともに、その走者であるウェンディ・コップ女史の自叙伝を読んでいたことがあるのですが、本書は彼女の理念に共感し、日本でその現地法人、TFJ(ティーチ・フォー・ジャパン)を立ち上げ、その代表となっている方の手記です。表紙に写っている彼の顔を見ていると『嵐』の櫻井翔君に少し似ているような気がしました。

    筆者が教師を志すようになったのは自身をいじめと暴力から救ってくれた教師との出会いがきっかけであったそうで、このときの出会いは後の人生に大きな影響を与えるなということをつくづく感じました。長じて筆者は必死の勉強の末、日大文理学部体育学科と早稲田大学商学部に合格するのです。体育教師になりたいという志から、彼は日大理学部体育学科へと進学します。

    そこで彼は中学2年生を対象とした無料の塾をやったり、ピザーラのアルバイトを極めていったりするわけですが、自分の夢のためにハーバード大学に留学を決意することになるのです。大学受験時庭をかけたような壮絶な受験勉強の末にハーバード大学に合格し、そこでのウェンディ・コップ女史との運命的な出会いをきっかけに彼はTFAの日本法人を志すようになります。

    最初はコンサルディングファームとの『二束のわらじ』であったので、暗礁に乗り上げる部分も会ったのですが、筆者が専従になったことをきっかけに持ち直し、TFJが発足されたそうです。しかし、寄付文化が根付かない日本という土壌ではなかなか運営、維持が大変なのだそうです。筆者のように志の高い人の事業が少しでも多く、また長く継続できればなと、心から願ってやみません。

  • ほんとうにすごい本だ。

    僕が最初にTeach For Japanを知ってから、その活動、代表の松田さんの想いに魅了され続けているが、この本でもものすごく心が揺さぶられた。

    内容的には、Teach For Japanの設立に至る松田さんの歴史や想い、設立後の活動や教育問題などを説明している。
    知ってることもかなり多かったが、松田さんの留学前後の話は聞いたことがそんななかったので新鮮だった。

    次の言葉に、私は衝撃を受けた。
    今年からネクストティーチャープログラムで派遣されている人が言ったらしい言葉

    「海外では学校に行きたくても行けない子を支援する。けれど、日本では学校があるのに行きたくない子がたくさんいる。僕はそれをなんとかしたい。」

    日本の教育の問題点に気づかされた。本来学ぶことは、楽しく、人生を豊かにするものであるはずで、それは希望に満ち溢れたものになるはずだ。当然、夢も生まれる。
    だが、日本では、夢を持つことが下手するとバカにされるようなことがあったり、陰口を言われたりするような文化がある。
    みんなが前を向き、夢や希望を持てる世界にしていくためには、教育が必要不可欠だ。僕も、Teach For Japanの目指す世界に少しでも貢献し、自分もその周りの人々も、もっとこの世界での生活を楽しめるようにがんばりたいと改めて思った。

    現在、中学教師という立場だが、子どもたちのどんな些細な頑張りでも、一生懸命応援し、サポートしていきたいと思った。

  • 全米で就職ランキング第位になったTFAの日本版TFJティーチ・フォー・ジャパンの創設代表者である筆者が書いた本。
     教育に携わる者として、共感する部分もあり、所々引っかかる部分もありながら読んだ冊。
     子供達に教師側が答えを与えすぎてはいけない、自分で歩き出せるようになるように道を照らすという部分に非常に共感。
     私のモットー「日々成長し続ける子供達と共に一緒に取り組む」を実現するためにも、まずは子供達がワクワクするような仕掛けを授業やホームルームで伝えなければいけないと再認識。そのためにも、チャレンジし続ける大人であり続けよう。

  • タイトルを見て何気なく購入。
    一日で一気に読み終えた。
    ティーチ・フォー・ジャパンというNPOも知らなかったが、
    松田氏の熱いエネルギーが感じられる良書だった。

    ただ、書名タイトルに期待して読むと、ちょっと違うような・・・
    正直、裏切られた感が強い・・・
    これは、出版社の責任だと思うが、
    書名タイトルは、ちょっと狙いすぎ。

    グーグル、ディズニーは、ほとんど関係ない「教育」の話です。

  • ティーチ・フォー・アメリカの日本版を立ち上げに至る経緯と著者の思いが書かれています。

  • 素晴らしいアイデアと、行動力!学校も、外圧によってよくなることがたくさんあると思う。最近こういった活動系の人が増えている気がする。偉いです!

    筆者の半生の伝記みたいになっているので、読みやすい。個人的には、もっとデータとか、実践について知りたかったので、次はそういった内容について書いて欲しい。

  • 何気なく手にとって読んだけれど、とても興味深かった。Teach for Japanの事業についてもだけれど、著者が悩みながら道を切り開いていくプロセス自体がとても刺激的。

  • Teach For Japan創設者。

    著者が体育教師というので、脳みそが筋肉でできている人かと思ったら、そんなことはない。

    学生時代から教師に憧れ、低所得家庭のこどもに無料で学習塾(というより家庭教師?)を開くなど、素晴らしい行動力。

    ビジネススクールのよいところは、様々な職種や立場の人が出会い、同じ時間を共有して学ぶことで、予期しない融合反応を期待できるところかもしれない。

    これまで出会ってきた教師たち。
    彼らがなぜ教師になろうと思ったのか、聞いてみたくなった。

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