「お金の流れ」はこう変わった! 松本大のお金の新法則

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478023549

感想・レビュー・書評

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  • 今後、やはり中国の存在感が際立っていることがわかります。中国の長期的な成長は約束されたようなものだと考えることが妥当かもしれません
    増え続ける人口はエネルギーや食料を干してやみません。事実、エネルギーや食料を持っているあるいは作っている国や人の元へ大量のお金が流れています
    お金は今この瞬間、実質金利が高い国行くだけです
    景気と株価とのあいだには、長期的な相関関係があります
    インフレと言うのは、実質的に、お金を家へ拘束する者へのペナルティーであり、お金を世の中に加入させるものへのサポートでもあるわけです
    お金の誕生によって場所と時間に関係なく、価値を交換できる

  • 他の本より松本氏のものの見方がまとまっていて良い。

  • 個人向けの投資の指南書
    著者のトレーダーとしての経験に基づいた
    情報の活用法や思考法など

  • マネックス証券代表取締役社長CEOで今チョット話題の松本大の著作です。
    「お金は欧米諸国から人口の多い中国・インドに流れる」という著者の意見の後は、株式投資に関する知識とかいう証券会社の社長の本としてはまっとうな内容でした。

    第1章では、欧米諸国から人口の多い中国・インドに流れる理由として、
    ・人口の多少=GDPの多少
    ・情報×人口が経済につながる
    という2点を上げています。
    それ以降は、投資のススメとそのための最低限の知識についての内容でした。

    ちなみに、同著者他書では中国・インドに資金が流入することを否定していたのだが、、、
    あと「情報×人口→経済」は、情報を制限している中国には当てはまらないのでは?

    といった感じで、疑問点などがあるものの、まあ証券会社の社長の書く本としては妥当でしょう。

    銘柄選びについて「10人の子どもを、どの会社に入れる?」と例えたのはなかなか面白かった。

  • お金に関する知識が全くなくても読めるくらい、平易な本。つまりそういう人を対象にして書いている本。お金の流れがどうかわったのか、たしかにそのことにも触れているが、最終的に私たちはお金とどのようにつき合っていくべきなのかを紹介している。読んで損はない。

  • マネックス証券の松本社長の著書です。
    マネックス証券でたまったポイントで入手しました。
    歴史的なGDPシェアからみるこれからのGDPシェアの話は、納得感がありました。投資手法の紹介もあり、参考にしたいと思います。

    1、もともと歴史的にGDPの分布は、人口に比例してシェアが決まっていたが、産業革命以降、現在の先進国に「富」が偏った状態になっているとのこと。今後は、人口をベースにしたGDPシェアに回帰していくことになる。それは、インターネットの普及により、情報の格差がなくなっていくためとあり、これは実感を伴ってそう感じます。

    2、この本は、アベノミクスの一つの政策である金融緩和による「デフレ・円高」→「インフレ・円安」に誘導することが日本経済の復活への道と述べています。2012年11月29日発行のため、現在の円安・株高の状況を予見しています。

    3、日本の個人投資家は、世界一の投資センスがあると述べています。バブルのピークで日本の個人は、売り越しており、それを機関投資家が買っていたと紹介しています。世界の歴史的なバブルの事例では、バブルのピークでは個人が買い越しているそうです。

    4、「情報」には、インフォメーションとインテリジェンスがあり、価値があるのはインテリジェンスであり、これは、膨大なインフォメーション必要とのこと。「みんなが知っていること」を知ることが大事だと感じます。

  • ドローバック。

    例)
    5%下落で損切り。15%上昇で利食い。
    利食いポイントに来たら、そのまま利食いするか、上昇分の20%の下落は許容してさらに上昇を狙う。

  • お金の流れ、経済のこと、投資について、楽しく読むことができました。興味を持って始めるということがとても大事ですね。ドローバックという手法については、とても参考になりました。

  • 少し初心者向き過ぎるかなと思ったが、大切な言葉も多く教えてもらえる。
    ・ドローバックで利益をできるだけ引っ張る
    ①株を10万円買う
    ②その株が15上昇し115000になる
    ③利食いでも良いが持つ
    ④利食いポイントを割り込んだ場合、それまでの最大の設け幅の20%(3000)までの押目は許容(112000までは持ち続ける)
    ⑤20%を割り込んだら利食い
    ⑥20%の範囲でもう一度反転したら持ち続ける
    ⑦例え14万まで到達したらそれまでの最大の設け幅20%までの押目は許容
    ⑧繰り返す
    ・リーマンショック後あらゆるアセットクラスの値動きが同じ相関性となった。資産クラスを分散させてもリスク軽減できない。ブラックスワンというリスクが潜んでいる。
    ・タフな環境で生き残る為に最も必要なことは好奇心

  • 基本的には東証主催の+youで松本社長がお話しになった事にそっている本。

    幅広く情報を集める大切さを再認識させられる。

    個人的に尊敬している方なので、★5つ。

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著者プロフィール

所属|Institution and Title
関西大学准教授 Associate Professor, Kansai University
専門分野|Area of expertise
日本中古文学 Classical Japanese literature
著書・論文|Publications
『源氏物語古注釈書の研究』(和泉書院、2018年)、『源氏物語を読むための25章』(共編著。武蔵野書院、2023年)など。

「2024年 『江戸の王朝文化復興』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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