人気のマネー誌ZAiが作った家を買いたくなったら読む本

著者 : 小迎裕美子 ダイヤモンド・ザイ編集部

• ダイヤモンド社 (2012年12月14日発売)

感想・レビュー・書評

[KTさんの感想 · 2022年10月10日]

基本的な考え方は身につくように感じる。2012年発刊なので、住宅市場に関して割と冷めた感じで書いていて、これはこれで勉強になった。

[macmarryさんの感想 · 2020年8月12日]

３
２０１２年発刊。賃貸vs購入の議論から、マンションPBR、ハザードマップ・古地図などのポイント、不動産業者の甘言、中古などについても言及。古い情報もあると思われるが、基礎的な知識はつく。買うなら、価値の落ちない家を。未来の街はコンパクトシティになると予測されるので、その周辺を買う。断熱性が高いなど省エネ性の高い家。建築士の劣化判断を利用するのもよい。

そもそも論として、賃貸vs購入から。持ち家優遇が続くとは限らない、人口減少による家余り、社宅のある人や老後に住む家が確保できている人以外は購入検討もあり。
それでも家を買うなら価値の落ちない家を買おう。マンションPBRも参考に。未来の街はコンパクトシティになると予測されるので、その周辺を買う。断熱性が高いなど省エネ性の高い家。ハザードマップポータルサイトhttps://disaportal.gsi.go.jp/などでチェック。グーグルアースの古地図で重ね合わせて昔海や川だったかも大事。
中古は築１５年以上ならその後は値下がりしにくい。不動産を買う買わないの最終段階で、建築士などに劣化判断をしてもらうのは安心。
リフォームはクロスの張替えなど部分補修すること。リノベーションとは、間取り変更、配管の新設など住まいの性能や機能をアップさせること。

著者プロフィール

愛知県名古屋市生まれ。広告デザイン事務所勤務を経てフリーイラストレーターに。雑誌を中心に、テレビ、広告、ＷＥＢなどで活躍中。著書に『新編　本日もいとをかし!!　枕草子』（KADOKAWA）、『脱力道場』（小学館）、『だいこくばしズム』（朝日新聞出版）など。

「2023年 『新編　人生はあはれなり…　紫式部日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」