「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.09
  • (1)
  • (3)
  • (4)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 63
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478024157

作品紹介・あらすじ

「死後の生」があるからこそ、逝く人にも、送る人にも、なすべき大事なことがある。医師として大勢の死に逝く場面に立ち会い、ときに他界の存在をかいま見て理解した、生と死の意義。死は終わりでない。新しい生命への旅立ちである。旅立つ魂を見送る臨床医の温かいまなざしの書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本人が戦後、いかに〝科学主義偏重”な価値観に自らを押し込めてしまってきたのか

    説明のつかない不可思議な現象に触れた時に一番いいのは、「なるほど、不思議だけれど、そういうこともあるかもしれないな」と素直に感じられる態度

    死は門出です。この世を卒業してあの世へ還る、「里帰り」です。
    看取るとは、人生、どうもお疲れさま、と声をかけて、亡くなった方に首(こうべ)を垂れる行事であると同時に、旅立った方を祝う儀式でもあるのです。私たちの人生は、この世限りではありません。あの世も存在し、輪廻転生もあるのですから、まだまだ続きます。その長い旅路の中で、「今回の人生」を卒業したということで、祝いの儀式なのです。
    その意味では、命日はもう一つの誕生日かもしれません。魂や霊性の根源的な仕組みを理解することで、死後もまだまだ続く旅が意義深いものになります。

    人間は、人の間と書くように、人と人との間で生き、そして死ぬ

  • これと「人は死なない」で、矢作さんの説は完結。
    素直な驚きを大切に。
    リビングウィルが大事なことを再認識した。

  • ■2014.09 新聞広告

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1956年、神奈川県生まれ。81年、金沢大学医学部卒業。その後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、内科、手術部などを経験。99年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。2001年、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長となり、15年にわたり東大病院の総合救急診療体制の確立に尽力する。16年3 月に任期満了退官。
著書に、『人は死なない』(バジリコ)、『天皇』(扶桑社)、『おかげさまで生きる』(幻冬舎)、『悩まない』(ダイヤモンド社)、『天皇の国 譲位に想う』(青林堂)、『身軽に生きる』(海竜社)、『自分を休ませる練習』(文響社)などがある。

「2019年 『長生きにこだわらない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

矢作直樹の作品

ツイートする