未来は言葉でつくられる 突破する1行の戦略

  • ダイヤモンド社 (2013年7月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784478024195

みんなの感想まとめ

希望と未来を言葉で形作ることの重要性が描かれた本書は、日常の言葉が持つ力を再認識させてくれます。言葉は単なる音や文字の集合ではなく、成し遂げたい想いを反映するものとして捉えられます。特に「ビジョナリー...

感想・レビュー・書評

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  • 「未来を予測する最良の方法は、それを発明してしまうことだ」(The best way to predict the future is to invent it)- アラン・ケイ p34

    任天堂の元開発者・横井軍平「枯れた技術の水平思考」:
    枯れた技術とは「散々使われて安くなった技術」
    水平思考とは「違う目的に置き換えること」p134

    【機能するビジョナリー・ワード3つの条件】p172
    ①解像度
    ②目的地までの距離
    ③風景の魅力

    why?は一つの鉱脈を掘り下げる。if?は新しい鉱脈を掘り当てる。p193

    <言葉をつくる5つの技法>p202
    ①呼び名を変える
    ②ひっくり返す
    ③喩える
    ④ずらす
    ⑤反対を組み合わせる

    元東京大学総長・小宮山宏は一般的な日本の「課題山積みの国」というイメージを反転させ、「課題先進国」という新しいビジョンを示した。
    少子高齢化などの問題は、やがて他の先進国も直面せざるをえなくなる。それをいちばん危機的な状況にあると考えるのではなく、世界でいちばん初めに解決することで、その手法とアイデアを世界に輸出できるのではないか、という提案。
    課題先進国という言葉は、ネガティブな事象をポジティブに捉えなおすきっかけになった。

    不満をひっくり返すと、希望が生まれる。

    【3にんの経営者の比喩】p228
    ・パナソニック松下幸之助「水道哲学」
    ・京セラ稲盛和夫「アメーバ経営」
    ・ザッポスのトニー・シェイ「ポーカー経営」

    言葉は未来の骨格。肉づけされて初めて命が吹き込まれるもの。p250

    【計画立案には2つの方法がある】p251
    ①フォアキャスティング
    ②バックキャスティング:未来を起点にして、現在を鑑みる。目的地に到達した視点から、現在地を見つめる思考法。

  • すごいよかったー。
    コンセプトワード。ビジョンワード。

  • 一つのキーセンテンスが、希望と未来を導いてくれる。毎日何気ない会話や文書も、もちろん言葉の集合体だ。勇気を沸き立たせる言葉もあれば、悪意に満ち足り、ネガティブになる言葉もある。しかし、言葉は単に言葉である。未来ある言葉には、成し遂げたい自分の想いが言葉にのっている。その想いが、どれだけ成し遂げようとする自分に対しての覚悟が強いほど、未来がみえる言葉になるのだろう。
     この本は、そのキーセンテンスをいかに創り上げるかの事例を紹介し、分析した書である。ビジョナリーワードと呼び方を定め、1.解像度2. ほどよく設定された目標までの距離3.明確な風景イメージの魅力としている。スタッフにより分かりやすければ、同じベクトルを見る事ができるうる観点がこの3点であろう。そして、その達成する着地点も見えそうだと、やる意欲も挑戦しがいがある。また、ビジョナリーワードの作り方は、現状分析をし〈なぜ?なぜ?なぜ?〉を、もしかの可能性を見出し思考する。問題を解決する思考パターンと似ている。私も何か起きた時には、このなぜ?なぜ?なぜ?を繰り返すと、顕在化した分部から潜在した箇所が見え、物事の本質が理解出来、解決する可能がある。もちろん過去の経験に基づいてでしか導き出せないので、多くの体験と人と人との携わりが必要不可欠ではあるが、、、
     しかし、導き出されたのは所詮〈言葉〉である。その想いを共有し、行動し続けた者だけが、この言葉がビジョナリーワードとなりえると思う。言葉が全てては有るが、言葉だけでは未来は描けない。  

  • 疑う→もしも、を考える→つまり、を言葉にする→計画する
    めっちゃ勉強になる、メモメモ

  • 最初から、惹きつけられる文章で、さすがコピーライターと思った。
    未来は言葉でつくられるという抽象的な言葉から具体例、実践法まで書いてくれたので、わかりやすかった。

  • 事例集として面白い



  • ・目指すべき具体的な姿が思い浮かばない言葉は頑張れ以上の意味を持たない。
    ・ビジョナリーな人とは、未来を予測するのではなく、作り出す人
    The best way to predict the future is to invent it. By アランケイ

    ・reuse, reduce, recycle の考え方を一言で業種できる「もったいない」を世界へ広めたいケやニア出身のマータイさん
    ・ディズニーランドの「キャスト」の圧倒的なホスピタリティ
    ・77年にアランケイが出した「パーソナルコンピューター」dynabook は現代のタブレットそのもの。
    ・女性のからだを(ファッションで)自由にする ココシャネル
    ・まねされる商品をつくれ。 早川徳次(シャープ)
    シャーペン、テレビ、太陽電池などなど

    ◯ビジョナリーワードの作り方
    ・よくできたビジョナリーワードは「未来からの絵はがき」
    1. 解像度の高い具体性
    2. 行ってみたい、行けるかもしれない、という絶妙な距離感
    3. 魅力的な風景

  • -http://naokis.doorblog.jp/archives/word_creates_future.html【書評】『未来は言葉でつくられる』〜つまり一言で言うと?〜
    -http://naokis.doorblog.jp/archives/my_best18_books_2015.html【読書】2015年読了マイベスト

    <目次>
    はじめに
    PART1 言葉は未来を発明する道具
    PART2 「時代」を発明した言葉
    PART3 「組織」を発明した言葉
    PART4 「商品・サービス」を発明した言葉
    PART5 ビジョナリーワードをつくる四ステップ
    PART6 未来への入り口を探求
     ステップ1 現状を疑う
     ステップ2 未来を探る
    PART7 言葉をつくる五つの技法
     ステップ3 言葉をつくる
      技法1 呼び名を変える
      技法2 ひっくり返す
      技法3 喩える
      技法4 ずらす
      技法5 反対を組み合わせる
    PART8 旅程表をつくるバックキャスティング
     ステップ4 計画をつくる
    おわりに
    参考文献

    2014.01.30 ビブリオバトルで見つける。
    2015.01.25 読書開始
    2015.02.04 読了

  • 献本にて頂く。

  • ビジョナリーワードをつくる4ステップ

    よく出来たビジョナリーワードは、「未来からの絵ハガキ」に喩えられる

    機能するビジョナリーワードの条件

    1.解像度
    S 具体的である
    M 定量化できる
    A 達成可能である
    R 現実的である
    T 期限が決められている

    2.目的地までの距離
    3.風景の魅力

    ビジョナリーワードの設計
    1.現状を疑う →本当にそう?
    2.未来を探る →もしも?
    3.言葉をつくる →つまり?
    4.計画をつくる →その為に?

  • フェラーリ「一台少なく作れ」
    各有名企業のキャッチフレーズやコンセプトワードから、言葉の可能性を示唆する本。

  • 新しい視点をくれる本。ココシャネルの女のからだを自由にする、通過する駅から集う駅へ変えたecuteなど、具体例が分かりやすかった。whyを3回は、現在起きていることの本質を見抜くのには適しているが、未来の可能性を探るのにはifが必要!言葉を作る五つの技法、呼び名を変える、ひっくり返す、例える、ずらす、反対を組み合わせる!

  • 前半はビジネスの名言集、後半は発想法のような書籍。キャッチフレーズから有名なビジネスの成り立ちを勉強するには良い書籍。簡単に読めます

  • 先日、お話にきてくれた方が書いたものですね。身近な実例が題材になっているので、「言葉が未来を作る」ということが実感できる。人を動かす時に、いやむしろマインドを動かすときに、このような適度な解像度や距離にあるヴィジョナリーな言葉があるからこそ、目線が揃って、良いアウトプットが生まれる源泉になるのでしょう。組織のトップでなくても、自分が頑張ってる範囲でも、こういう目線はとても大切だと思う。実践しないと。

  • 言葉の重要性をMBAでの学びや読書、仕事を通じて感じていた時にぱっと読んだ1冊。タイトルの通りの書。

    【言葉の限界は思考の限界】
    「私の言語の限界が私の世界の限界を意味する」 by 哲学者ヴィトゲンシュタイン
    言葉にならないものについては、思考する術を持たない。

    【未来への入り口を探すステップ】
    1.現状を疑う(本当にそう?)
    通勤ラッシュは我慢するしかない、本当にそう?病院は待ち時間が長くて当然、本当にそう?
    2.未来を探る(もしも?)→「正解」ではなく「別解」を
    もしも、美しいコンピュータが作れたら。もしも、ここに行けば望む人と出会える場が出来たら。
    3.言葉をつくる(つまり?)
    まだ世の中に存在しない何かを言い当てるとき、それにふさわしい言葉もまだ世の中にはない。そんな新しい言語表現をつくるため「呼び名を変える」「ひっくり返す」「喩える」「ずらす」「反対を組み合わせる」という5技法がある。

    キーワード:言葉に敏感になる。「本当?」「もし…」「つまり?」

  • ビジョナリーワードの事例とつくりかた。ことばは重要。

    2倍の量でも読める。

    C0034

  • 人は想像出来るものは必ず創造できる。逆説的には想像出来ないものは創造できない。本書の訴える言葉の大切性を痛感する。的確なビジョナリーワードは未来を方向づけイメージの共有を促す。

    本書はビジョナリーワードの事例紹介だけではなく、ビジョナリーワードの作り方すなわち発想の展開に伴うイノベーションの起こし方も解説している。クリエイターは当然ながらリーダーシップを学ぶにもおすすめの本だ。

  • 新規事業やミッションを考える際にものすごく参考になった。
    頭のストレッチになる。

  • 全てのデスクとすべての家庭にコンピュータを。(マイクロソフト)
    世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする。(グーグル)
    ATMのように手軽に車が閊える世の中に(ジップカー)
    貧困は博物館へ(グラミン銀行)

  • 現在では知らない人がいない程の大企業が「ビジョナリーワード」を駆使して今の地位まで昇りつめたその歴史についてと、そういった言葉の作り方について書かれた本。SONYなど日系企業やGoogleやAppleなどの世界的企業からジョン・F・ケネディや金沢21世紀美術館など思っていたよりも広い分野についての話が載っていた。
    一番印象に残ったのは、広大な面積を誇るディズニーランドに入り口が1つしかない理由としてウォルト・ディズニーが挙げた「映画を途中から見たら、ストーリーが分からない」という言葉だ。ディズニーランドを「地上でいちばん幸せな場所」にするというビジョナリーワードを掲げていた彼のブレなさが素敵だと思った。

    ビジョナリーワードの作り方も分かりやすくて良かった。ポイントは解像度・目的地までの距離・風景の魅力。そしてバックキャスティングで計画を立てること。
    バックキャスティングとはトップダウンと同じで、ゴールを決めてそこから逆算していくこと。
    素敵な言葉がたくさん載っていてしかも実用的な本だった。

    「見たこともない風景には言葉が真っ先にたどり着く」
    「未来を予測する最良の方法は、それを発明してしまうことだ」
    「不可能に思えることはできるだけ無視の姿勢で」
    「「すばらしい」では足りない」
    「枯れた技術の水平思考」

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著者プロフィール

一橋大学卒業後、博報堂に入社。米国のクリエイティブエージェンシーTBWA /CHIAT /DAY を経て、TBWA /HAKUHODOに所属。2022年から同社のチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)を務める。これまで、コピーライター出身のクリエイティブディレクターとして企業のブランディングを担う一方、家電・モビリティ・アパレル・化粧品・飲料・金融などの商品コンセプトから、ビジョンやパーパスなど経営コンセプトまで広く開発を手がけてきた。また、企業研修を中心に「コンセプト・メイキング」や「ブランド・ストーリーテリング」などビジネスに必要な創造性を学ぶ実践的なプログラムを提供している。2016年と2018年に日韓をまたいでCampaign誌のクリエイター・オブ・ザ・イヤーに選出。アジアのクリエイティブ業界を代表する「40歳以下の40人」(40 UNDER40)や、AdAge による「注目すべき世界のクリエイター」のひとりに選ばれて特集が組まれるなど、国内外で注目されてきた。カンヌライオンズ金賞ほか受賞多数。著書に『未来は言葉でつくられる』 (ダイヤモンド社)などがある。

「2023年 『コンセプトの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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