日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 699
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478024379

作品紹介・あらすじ

恐れる必要はない、しかし、備える必要はある。たった3つの金融商品で「国家破産」は怖くない/経済的リスクを"奇跡"に変える。

感想・レビュー・書評

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  • 「リアルすぎて怖い」そんな近未来小説から物語がはじまります
    その最悪の状況(ミニ)を考え、その中で最善の行動(マックス)を提案しているのが今回の内容です

    「あとがき」には本書のメッセージが書かれています

    ①日本の財政がたとえ破綻に向かっているにしても、当分は金融資産は普通預金で持っていればいい。

    ②日本の財政が破綻したとしても、手近にある金融商品だけで資産のかなりの部分を守ることができる。

    ③たとえ「海外投資」をする必要があるとしても、ネット銀行の外貨預金でじゅうぶんだ。

    今回の作品も橘玲ワールドが満載で著者の言葉の使い方がたまらなく好きで文中で書かれている投資手法を真似することはなくとも関心ある中身です
    コラムではわかりづらい金融の話題も難しい言葉や難解な数式を用いない著者の解説は頭に入ってきます

    疑問点をいくつか・・・。
    文中では「国債ベアファンド」が登場していますが[長期的に減価していく仕組み]のリスクを書かれていますがもうひとつ[高コスト]という問題もあります
    右肩下がりのファンドを買い待ちするのはまったくおすすめ出来ません
    文中にもあるように宝くじを当てに行くようなものです

    もうひとつコラム9では世界市場に効率的に分散投資する方法として「上場MSCI世界株」を紹介していますが説明のところで
    『「上場MSCI世界株」は円建てで取引されていても、すべての資産が外国株で構成されています。』
    ・・・とありますが実際の「上場MSCI世界株」は投資対象の大半が現物株ではなく指数先物中心の運用を行なっています
    新たに登場するiシェアーズのETFがJDR(日本型預託証券)形式で東証に上場したのでそちらも大きな選択肢となりそうです
    つくづく金融商品は日進月歩なんだな・・・と思い知らせれます

  • 【知識として必要】
    日本が国家として破産することが、ありえなくもないような状態になってきたと感じます。知識として、知っておく必要のあることが書かれています。

    本書の中で株式等の「売り」から入る説明はすばらしいです。いままで「売り」から入るイメージがつかめていませんでしたが、すーと胃の中に入るような感じで理解できました!

    今、アベノミクスでインフレ策が講じられています。しかし、経済はどうしてもやり過ぎてしまいます。ちょうどいいところでは終わらないものです。
    株価も○○ショックが発生したら、必要以上に下がります。下がり過ぎます。それが買い時ではあるのですが。。。
    インフレもちょうどいいところでやめることができません。行き過ぎてしまいます。経済は基本的に効率的に動いているのですが、ときどき集団心理的な感情的な動きを見せます。不思議です。

    だからヘッジをしておく必要があるのですね。(←自分で納得)

  • 後半のくだりは過去に読んだ内容と同じような感じがしたが、前半部分のデフレになるから円高になっていくという他国との為替の関連がすごくよく分かった。
    金利と為替がよく分かる本だと思う。

  • 巻頭の小説が、あまりに現実にありそうで怖いです。
    金融の知識がなくても大丈夫なようにといろいろ解説がついていますが、まったく知識がない人には厳しいかと。知識があると面白く読めます。

    ただし、著者の言っていることがすべて正しい訳ではなく、自己判断・自己責任が必要か。

  • 日本の財政破綻をテーマにした本は多いけどこの本は、それに対してどう防衛すべきか、具体的な投資商品を挙げて説明しているのでその点かなり役立つ。

  • 「あらゆる経済的リスクは、金融市場でヘッジする(保険をかける)ことが可能です。資産に対して最適なヘッジをかけさえすれば、「国家破産」は何も怖くありません。」(まえがきより)
    本書では、もし日本が国家破産するような事態に進んでいったとしても資産を守るためにどのような金融資産を保有すればいいかを解説している。要点は、あとがきから引用すると、
    1.日本の財政がたとえ破綻に向かっているとしても、当分は金融資産は普通預金で持っていればいい。
    2.日本の財政が破綻したとしても、手近にある金融商品だけで資産のかなりの部分を守ることができる。
    3.たとえ「海外投資」をする必要があるとしても、ネット銀行の外貨預金で十分だ。
    ……ということ。
    株式投資や投資信託の本は何冊か読んできたけれど、物価連動国債ファンドなる金融商品の存在を初めて知った。

  • タイトルはおどろおどろしいが中身はまとも。
    1.国家破綻は急には起きない。ゆっくりと進む。
    2.当面は普通預金で十分。
    3.破綻が進んできても、手近な金融商品(国債ベアファンドなど国債の下落をスワップする商品、FXなど円安をヘッジする商品、日経平均オプションなど株価下落をヘッジする商品)で十分
    4.海外投資をするとしても、ネット銀行の外貨預金で十分

  • 国家破産がどのようにくるかは分からないが、明日突然くるわけではないから備えができる。必要な備えは、高金利対策=国債ベアファンド、円安対策=外貨預金、インフレ対策=物価連動国債ファンド。

  • お金

  • アベノミクスによって景気は回復していると言われるが、見通しは不明。
    デフレは「良いデフレ」「悪いデフレ」はなく皆「デフレ」。
    インフレは経済セ成長を伴う「良いインフレ」と伴わない「悪いインフレ」がある。
    インフレになっても経済成長を伴っているかは別で、ここでアベノミクスの評価が分かれる。

    国家破産(ハイパーインフレ)になった時に起こるのは、
    1金利の上昇
    2円安
    3インフレ

    最初の時期は預貯金で十分だが、さらに進めば
    1国債ベアファンド
    2外貨預金
    3物価連動国債ファンド

    *世界市場に投資 上場MSCI世界株

    さらにさらにすすめば、
    FX、金融先物オプション取引、株の信用取り引き
    で辛酸を守るとともに、利益を得る。                             

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著者プロフィール

1959年生まれ。作家。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎)でデビュー。同年、「新世紀の資本論」と称された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部を超えるベストセラーに。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(新潮新書)で2017年新書大賞受賞。近著に『上級国民/下級国民』(小学館新書)、『2億円と専業主婦』(マガジンハウス)、『人生は攻略できる』(ポプラ社)、『女と男 なぜわかりあえないのか』(文春新書)など

「2020年 『マンガ 投資のことはなにもわかりませんが、 素人でも株でお金持ちになる方法を教えてください』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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