伝説の外資トップが説く リーダーの教科書

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478024669

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  • ・ 逆境こそ、会社を、人をのばすのである。
    ・ 願望+次元設定+行動計画=目標
    ・ 我以外、皆わが師
    ・ のびる人というのは、「自責」な人だ。自責が最初、他責が最後という順番が肝要なのだ。
    ・ 結果が出ない理由はそもそも3つしかない。正しいことをやっていない、正しいことをやっているけれどもやり方が間違っている、正しいことを正しくやっているが徹底的でない、の3つだ。
    ・ マネジャーが考えるのは改善であり、リスクはできるだけ回避する。それに対して、リーダーは改善を行いつつも、革新も目指す。改善は基本的に現状維持。だが、革新とは現状を否定するガラガラポンのことである。
    ・ 「我が社の理念、方向性はどうなんだ」と、わからないときには、まずは自分の地頭で考え、それでもわからない時は聞けばいいのだ。ないとあきらめるのが三流の人。自分で作るのが二流の人。上司や部下を巻き込んで作るのが一流の人である。
    ・ ストレッチ納得目標:Challenging but attainable 現在の力量の15〜20%ストレッチする必要のある目標
    ・ 管理者とは理(ロジック)の管(パイプ)の人のこと
    ・ 人を育てる最も効果的な方法は、任せることである(ドラッカー)
    ・ リーダーは必要なものやことを決める前に、不必要なものやことを勇気を持って決めなければならない
    ・ 毎朝職場に行く前に、今日やるべきことを全部、紙に書いてください。それから、そのやるべきことに優先順位付けをして番号を振ってください。
    ・ やるかやらないかは「会社が潰れるかどうか」「顧客満足に結びつくかどうか」といった基準で判断するといい。
    ・ 部下の心に火をつける「やらなければならないからやる」ではなく「やりたいからやる」という気持ちにさせる
    ・ 会社で働く人間はどういうときに仕合せな気持ちになれるか①やりたい仕事をやっている②人から評価、感謝される③それなりの収入に結びつく
    ・ 振り返りを楽しみな日にする。改善のための示唆と激励を与える場にする
    ・ 優れた人間は自分の強みを知っているが、同時に、自分の弱みも知っている。そして自分の弱みを補う人を周りに配する
    ・ 眼に「光」があるかどうかを見よ
    ・ 上司は客観的な複眼を持つ必要があるが、基本姿勢としては部下のいい点を見てやる、というスタンスであってほしい。弱みの修正を強制するよりは、強みをのばした方が人はのびるからである。
    ・ コミュニケーションには3つの基本的目的がある。「インフォーム「エンターテイン」「インスパイア」
    ・ 感情が交じりそうな時は紙に書いてみる

  • 若手のリーダー、これからリーダーになっていく人に向けて書かれている。著者のその他の本と内容は共通する部分は多い。
    リーダーが持つべき人間性、考え方や部下への向き合い方がそれぞれ実際の著者の体験から描かれている。

著者プロフィール

株式会社国際ビジネスブレイン代表取締役社長。
1936年東京生まれ。早稲田大学卒。シェル石油、日本コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップスなどグローバル・エクセレント・カンパニー6社で社長職を3社、副社長職を1社経験。2003年から2011年3月まで住友商事株式会社のアドバイザリー・ボード・メンバー。2014年7月より株式会社ティーガイアの非常勤取締役を務め、「伝説の外資系トップ」と称される日本のビジネスリーダー。
主な著書に『経営者が絶対に「するべきこと」「してはいけないこと」』『仕事と人生を劇的に変える100の言葉』『他人力のリーダーシップ論』(いずれもアルファポリス)、『経営の教科書』『王道経営』(いずれもダイヤモンド社)など多岐にわたる。

「2017年 『自分と会社を成長させる7つの力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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