ブルー・オーシャン戦略――競争のない世界を創造する (Harvard business school press)

制作 : 有賀 裕子 
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 377
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478024676

作品紹介・あらすじ

本書は、T型フォードからCNN、セメックス、ニューヨーク市警察、シルク・ドゥ・ソレイユまで、過去120年間30以上の業界で生み出されてきたブルー・オーシャンの調査結果をもとに、未知の市場空間を創造し、差別化と低コストを同時に実現するための戦略を説き明かした画期的な書である。

感想・レビュー・書評

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  • 大学で学ぶ経営学の理論としてとってもメジャー。授業だけじゃなくて本でも読んでおくと深いところまで理解できる。知ってて損はない戦略・理論

  • ブルーオーシャンと言う言葉自体は古くから耳にし、その意味するところも概ね理解していたが、原典も読まずに語るのもいかがなものかと思い、今さらながら読んでみた。著者の言わんとすることは明快で、既存事業分野で血みどろの競争するのをやめて、早めに新規事業に打って出ろという月並みなもの。その方法論も目からウロコという程でもない。もっと凄いことが書かれているのかと期待したのだが、少々期待はずれ。ただその視点が従来のメーカー的発想の新事業開拓とは異なるのが特徴か。
     多くの場合既存事業や技術のベースから”何を売りたいか?”という供給者目線で事業開発を行いがちだが、徹底的に”何が売れそうか?”という消費者目線で貫かれている。価格を先に決めてからコストを考える、と言うのが象徴的だ。この部分は大いに参考になる。
     ブルーオーシャン戦略の要となる戦略キャンバスの有効性はちょっと微妙。横軸の差別化要素として何を選ぶかでバリュー曲線の形は全く異なってくる。消費者が重きを置く要素でなければバリューを高めたところで意味はないが、それは多くの場合販売してみるまで判らない。結局これも売れてからその要因を分析するための後知恵理論だと感じる。またブルーオーシャンはニッチを目指すのではなく未開拓の大きな市場を狙うとのことだが、ある特徴だけを際立たせた商品開発は逆にニッチに行きがちであり、その両立は本質的に矛盾があると思われる。

  • 今更ながら、、、読んでみました。

    概念的には全く疑う余地もなく、企業の事例も含め、参考になる部分が多かった。一見、市場も飽和しており、衰退期に差し掛かっているようにみえても、市場をミクロでみて、アンメットニーズを見つけることができれば、そこはまだブルーオーシャンである。
    市場は長い目でみれば一定であることはなく、人の価値観は移り変わるものなので、ちょっとした技術の進歩や、メディアを活用することで、まだまだブルーオーシャンを見出すことができる。

    戦略キャンバスと、アクションマトリクスという分析ツールを用いることで、顧客の要求と、既存製品・サービスの提供価値とのギャップを見つけるための、大きな参考となった。

    実行面でのTIPSにも触れられており、抜け漏れなく、考え方のベーシックを抑えらていると思う。最大の敵は社内政治、、、その通り。

  • 05年発行以来、いまだに大手書店では平積みされている本。発売当初より、シュリンクした今の日本に、必要なのでしょう。

  • 考え方に共感。新しいビジネスモデルを作りたい

  • 四つのアクション
    Q1 業界常識としての製品やサービスに備わっている要素のうち、取り除くべきものは何か
    Q2 業界標準とくらべて思い切り減らすべき要素は何か
    Q3 業界標準と比べて大胆に増やすべき要素は何か
    Q4 行化でこれまで提供されていない、今後は付け加えるべき要素は何か

    優れた戦略に共通する三つの特徴
    1. メリハリ
    2. 高い独自性
    3. 訴求力のあるキャッチフレーズ

    レッドオーシャンから抜け出せない企業(の特徴)
    1. 利益につながらない過剰奉仕
    2. 一貫性に欠けた戦略
    3. 内向きの企業

    とても具体的で分かりやすい。企業が戦略を立てるときには実践的に役立つと思われる。図書館などの非営利の場合、参考にするには一工夫が必要かも。

  • 結局のところ、ブルーオーシャンであり続けることはできないわけで、事業を始めたりするタイミングで読むには良いか?というレベルな気がする。ただ、参考になる方法論の部分はあった。

  • レッドオーシャンとブルーオーシャン
    どちらで 商品を売るのがいいのか
    と言えば、視覚的に ブルーオーシャンがいいと言える。

    この戦略論のよさは、わかりやすいことだった。
    それで、時々 ブルーオーシャンという言葉を使っていた。
    しかし、どうも 原典 をよまないで
    ブルーオーシャンという言葉を使うのは 浅いなぁ
    と思って、読み始めたのだ。
    いわれている内容は、そんなに目新しくないが
    ブルーオーシャンに向かう手法が わかりやすい。

    戦略キャンパスとアクションマトリクス
    この二つを武器にすると ブルーオーシャンが見えてくる。
    戦略キャンパスに なにを選ぶかが 重要な意味を持っている。
    また そこから 違う何かがあれば それがブルーオーシャンとなる。
    つまりは 視点を変えることに他ならない。
    イノベーションは 要求しないというより、
    イノベーションは 競合相手もおなじように享受されるからだ。

    アクションマトリクスは
    削減する 減らす 増やす つけ加える の4つの手法で
    みごとに、特徴を浮かび上がらせる。

    そして、この手法は 永遠ではなく 常に変化させていくことが
    大切なのだ。ブルーオーシャンを 常に夢見て 仕事を続ける。
    何となく、表現が 文学的で気持ちがいいね。
    ビジネスの楽しさを教えてくれる。

  • 授業教えるときにきちんと押さえておきたいけど、ちゃんと読んだことなかったので。ポーターの競争しない競争戦略を具体的に書いている感じ。

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著者プロフィール

W・チャン・キム(W. Chan Kim)
韓国出身。INSEADブルー・オーシャン戦略研究所(IBOSI)の共同ディレクター。主な著作に『ブルー・オーシャン戦略』、『ブルー・オーシャン・シフト』。
米ミシガン大教授などを経て現職。欧米、欧州連合(EU)諮問委員、世界経済フォーラムのフェローなどを務めており、“Thinkers 50”(世界で最も影響力のある経営思想家)の第2位に選ばれている。

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