- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478025055
感想・レビュー・書評
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夫が図書館で借りてきたので私も読んでみました。
平日は東京で、週末は南房総の里山で暮らすという二地域居住生活に至るまでの過程と、現在の心境を綴った奮闘記です。
夫のサーフィン仲間の中に実際にデュアルライフを送っている友人が何人かいるので、「週末田舎暮らし」は意外と身近に感じていました。
が、8700坪の農地の管理するような地域に根差した生活をしている人はもちろん一人もいません。
なので、土地を管理して初めてわかる苦労や喜び、楽しさはとても新鮮だったし、なにより子供のために始めた田舎暮らしを子供と同じ目線で子供以上に楽しむ著者が眩しく、頑張っている姿が本当に輝いていました。
フルタイムで働きながらさらに3人の 子育てもし、そのうえで粘り強く妥協のない土地探しをする様など、同世代だと思うと余計に著者を尊敬してしまうのですが、なかでも一番は金曜夜から毎週いそいそと房総に向かうことに本当に感銘を受けてしまいました!凄すぎる!
「好き」と「義務感」があっても、実際に続けることができる人はなかなかいないと思うんですよね。
さらにNPO法人も立ち上げて・・・
そんな疲れ知らずの生活を送る著者にはただただ尊敬しかありません。
元気はもらえたけど、私も頑張ろう、と思えるレベルは超えてました(笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実行する勇気だけなんだよな!
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都会での暮らしと田舎での暮らしの良い所も辛い所も享受して生きる。
まさに憧れです。そして、ただの憧れです。
草むしりは親戚の畑で経験してますが1時間だけでも辛かったです。しかし、その小休憩のときに水分補給で食べる畑のプチトマトとか激うまでした。
お金があったらやりたいなぁ。そんな暮らしを。 -
将来の生活拠点について真剣に考えるきっかけとなった本です。
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平日は都内で暮らし、週末は千葉の南房総で家族5人で暮らす著者の体験記。
実際の生活での苦労や移住してみて分かったことなどが書かれている。
移住ノウハウ的なものは少な目。 -
現実的に週末だけ田舎暮らしをするとなるとこうなるのかという体験談がまとめられた本。東京と南房総の往復となるとやはり夫婦のどちらかが週末にかなりの時間をかける必要がありやはり一筋縄ではいかないなという感想。軽い気持ちで考えていたが読んで参考になった。
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田舎との二重生活の魅力と苦労が伝わってくる
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東京生まれ東京育ち共働きの夫婦が田舎のセカンドハウスを求めて、探し、買い、週末の田舎暮らしを楽しんでますという本
ノウハウ的な本というよりエッセイ色がつよい
家探しはまさに不動産のゲテモノ物件探し。探しながらノウハウを蓄積しているのがわかる。
農地は農地法により農家同士でしか売買できない -
なんとなく東京から脱出して自然の中でスローな生活をしてみたい。そんな気持ちを持ちつつも全く実行に移せてない中、週末くらいの別邸とかもいいなあと妄想してたときに見つけた一冊。
(当時で)8年間も週末田舎暮らしを続けている自然を愛する家族の田舎暮らしレポは本当に貴重でなるほど~と思うことがとても多かった!
仕事や学校が東京にある中で、毎週末南房総って外見だけ考えると結構大変だなあって思う。でも充実してそれを続けられる根本の理由は多分、子供たちや週末田舎の地域の方々が家族の週末田舎暮らしを心から歓迎してくれていることに尽きるんじゃないかなあって思った。田舎暮らしは求めてくれる人がいてなんぼって思いました!
著者の週末田舎暮らしを始めたことでの気づきや思いとかも色々書いてくれてて、それも色々共感できました。
そして単純に不可欠なことが「自宅をトリートメントし続けること」、それがすごく大事ってことが読んで身に沁みました。 -
二地域居住の悲喜こもごもが生き生きと伝わってくる。