週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記

  • ダイヤモンド社 (2014年2月27日発売)
3.62
  • (13)
  • (42)
  • (30)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 290
感想 : 50
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784478025055

みんなの感想まとめ

都会と田舎の二地域居住をテーマにしたこの作品は、著者の奮闘と成長の物語を描いています。フルタイムで働きながら、子育てや土地探しに挑む姿勢は、多くの読者に共感を呼び起こし、特に家族との時間を大切にしなが...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 夫が図書館で借りてきたので私も読んでみました。
    平日は東京で、週末は南房総の里山で暮らすという二地域居住生活に至るまでの過程と、現在の心境を綴った奮闘記です。

    夫のサーフィン仲間の中に実際にデュアルライフを送っている友人が何人かいるので、「週末田舎暮らし」は意外と身近に感じていました。
    が、8700坪の農地の管理するような地域に根差した生活をしている人はもちろん一人もいません。
    なので、土地を管理して初めてわかる苦労や喜び、楽しさはとても新鮮だったし、なにより子供のために始めた田舎暮らしを子供と同じ目線で子供以上に楽しむ著者が眩しく、頑張っている姿が本当に輝いていました。

    フルタイムで働きながらさらに3人の 子育てもし、そのうえで粘り強く妥協のない土地探しをする様など、同世代だと思うと余計に著者を尊敬してしまうのですが、なかでも一番は金曜夜から毎週いそいそと房総に向かうことに本当に感銘を受けてしまいました!凄すぎる!
    「好き」と「義務感」があっても、実際に続けることができる人はなかなかいないと思うんですよね。
    さらにNPO法人も立ち上げて・・・
    そんな疲れ知らずの生活を送る著者にはただただ尊敬しかありません。

    元気はもらえたけど、私も頑張ろう、と思えるレベルは超えてました(笑)。

  • 2026.04.17 品川読書会で紹介を受ける。東京と南房総の二拠点生活。

  • 二拠点生活について書きたくてその小説の参考に読んだ。この著者の馬場さんという方は、片道3000円のアクアラインで東京と房総を往復する生活をしているようだ。房総は草が生えてくるとか、イノシシがいるとか、そういう悩みもあるけど、楽しく暮らしているようだ。自分が考えている二拠点生活の(自分のように、都会と実家の二箇所に住処があるみたいな)話ではなかったが、この本が物語る田舎暮らしの楽しさは、また違った意味で参考になった。

    ちなみに、類書を調べると、二拠点生活の本は(少なくとも現時点では)意外とKindle本が多い。出版社にも場所的に依存せず、電子空間に本を書き、しかも生活もSF的に移動しまくりという感じで、とても現代的な雰囲気がある。

  • 実行する勇気だけなんだよな!

  • 都会での暮らしと田舎での暮らしの良い所も辛い所も享受して生きる。
    まさに憧れです。そして、ただの憧れです。
    草むしりは親戚の畑で経験してますが1時間だけでも辛かったです。しかし、その小休憩のときに水分補給で食べる畑のプチトマトとか激うまでした。
    お金があったらやりたいなぁ。そんな暮らしを。

  • 将来の生活拠点について真剣に考えるきっかけとなった本です。

  • 平日は都内で暮らし、週末は千葉の南房総で家族5人で暮らす著者の体験記。
    実際の生活での苦労や移住してみて分かったことなどが書かれている。
    移住ノウハウ的なものは少な目。

  • 現実的に週末だけ田舎暮らしをするとなるとこうなるのかという体験談がまとめられた本。東京と南房総の往復となるとやはり夫婦のどちらかが週末にかなりの時間をかける必要がありやはり一筋縄ではいかないなという感想。軽い気持ちで考えていたが読んで参考になった。

  • 田舎との二重生活の魅力と苦労が伝わってくる

  • 東京生まれ東京育ち共働きの夫婦が田舎のセカンドハウスを求めて、探し、買い、週末の田舎暮らしを楽しんでますという本


    ノウハウ的な本というよりエッセイ色がつよい

    家探しはまさに不動産のゲテモノ物件探し。探しながらノウハウを蓄積しているのがわかる。


    農地は農地法により農家同士でしか売買できない

  • なんとなく東京から脱出して自然の中でスローな生活をしてみたい。そんな気持ちを持ちつつも全く実行に移せてない中、週末くらいの別邸とかもいいなあと妄想してたときに見つけた一冊。

    (当時で)8年間も週末田舎暮らしを続けている自然を愛する家族の田舎暮らしレポは本当に貴重でなるほど~と思うことがとても多かった!
    仕事や学校が東京にある中で、毎週末南房総って外見だけ考えると結構大変だなあって思う。でも充実してそれを続けられる根本の理由は多分、子供たちや週末田舎の地域の方々が家族の週末田舎暮らしを心から歓迎してくれていることに尽きるんじゃないかなあって思った。田舎暮らしは求めてくれる人がいてなんぼって思いました!
    著者の週末田舎暮らしを始めたことでの気づきや思いとかも色々書いてくれてて、それも色々共感できました。

    そして単純に不可欠なことが「自宅をトリートメントし続けること」、それがすごく大事ってことが読んで身に沁みました。

  • 二地域居住の悲喜こもごもが生き生きと伝わってくる。

  • ほぼ同時期から二拠点生活をしてることを知った馬場さんの本。
    バランスの取り方とか自分もまだ迷ってるので共感するし、参考になるとこもある。

  • 東京と南房総の二地域居住、週末田舎暮らし。子連れで頑張ってるのがすごい。子どもが新しい体験や発見を楽しんで無邪気に受け入れている様子がまたいい。
    家族で同じ時間を過ごせる期間はそう長くない。濃密でかけがえのない時間。生まれ変わったらこういう子育てをしたい。
    それにしても8700坪は広い。平坦地2500坪って草刈の体験がなかったから買えたとも言える。何事も出会いと勢いが大切だといういい例だ。

  • 20181117 興味のあるタイトルだったので手にしてみた。全体として、住み方の提案と手ほどき。余計な押し付けにならないような配慮があちこちで感じられた。性格なのかそのようになってしまったのか?複数地域居住の可能性はシェアまで広げたらもっとすごい展開してもできるのでは無いだろうか。とりあえず、たまには一人暮らしのおふくろに会いに実家に週末帰るところから始めようかな。

  • 都心に住む5人家族が週末だけ南房総に住む話。ライターの母親が綴っている。南房総のことは良く知っているので風景をリアルに想像しながら読むことができた。
    特に共感できた記述。
    「わたしの中には、二つの心が共存しています。
    ひとつは、建築空間であれプロダクトであれ、感性の研ぎ澄まされた人間のつくる美しいデザインに触れるとビリビリしびれて感動する心。
    もうひとつは、人間の脳みその生み出す恣意的につくられた形、いわゆる「デザイン」に囲まれて暮らすことに対する窮屈さや反発心」

    前半の土地探しや暮らしの様子は、おもしろく読めたが、後半の田舎暮らしによる心の変化などは堅苦しくてページが進まなかった。全部日々の何気ない様子で「疑似田舎暮らし」ができたらよかった。
    あと、他人の家庭なので大きなお世話だが、夫があまりにもなにもしないところが気になった。

  • "平日は東京で勤務して、週末は南房総で里山に囲まれて過ごす一家の成長物語。
    きっかけはご自身の子どもの好奇心に刺激されて、希望にかなった物件探しから始まる。
    夫婦共働き、お子さんが3人。ご夫婦お二人は企業に勤務しているようだ(この本の主題は週末の田舎暮らしなので勤務先についてはあまり語られていない)。
    田舎暮らしにあこがれている人は必見の書。自然との共存は地域ぐるみの協力が大切で、田舎ではそれが当たり前で濃厚な近所付き合いとなっている。そこで暮らすにはある意味覚悟が必要。
    本書はこうした苦労話にもふれるが、多くは母と子の成長物語のようなもの。その時々に感じた心の動きや子どもたちの行動が語られる。
    都会のマンション暮らしから見比べると、広大な土地を維持することになる。土地を維持することとは、草刈り、田畑の管理(簡単にサラリーマンが農地を購入することはできない。諸条件を整えながら数年単位での取得になる。)、竹林や里山の管理、水の管理などなど、体力が必要な作業がある。必ず毎週南房総に行けない。子どもの行事や仕事の関係で東京で過ごす場合もある。最低でも隔週でと決めているようだ。2週間経つと家の周りは草だらけ。自然の中で暮らすこととは、人間と自然で折り合いをつけながら暮らすこと。草刈りしないとすぐに廃墟のような場所になってしまう。草木だけではなく、自然に生きる昆虫や動物とも折り合いをつけながら暮らすことになる。コンクリートに囲まれていると想像もしえない作業が無限にあるのだろう。
    それでも、私は里山で暮らすことの魅力は尽きないと感じている。
    房総半島のどこかで、いつかは・・と漠然と考えていたが、そろそろ重い腰をあげても良いころか?
    著者の馬場さんに勇気をもらった気がする。良書をありがとう。"

  • 献本にて頂く。

  • 図鑑の生き物に夢中になった息子に本物を見せてあげるために南房総の古民家を購入し、週末をそこで過ごすようになる話。物件を見つけるまでの経緯、土地を先祖代々受け継いできた売主が引き渡し前日に親戚とともに一泊した話、草刈りやイノシシ対策に奮闘する様子などが読み物としてもおもしろい。今は里山の保全と活用のNPO「南房総リパブリック」まで立ち上げて、活動をしているらしい。巻頭のカラー写真に引き込まれてしまう。

  • ユーモアがあり、具体的なエピソードにあふれているため惹きこまれて一気に読み終わった。

    経済的に余裕があるからできるのだとうらやましく思ってしまう気持ちもあるが、なんとか工夫してこういう暮らしをできないものかとも思う。半農半xに憧れつつも、農業すら未知の世界なのにxで食べていくなんて・・・と二の足を踏んでいた。そのため、二拠点居住によって農業や田舎で暮らすことに慣れ、その暮らしの中から半xを探して本格移住に向かうという道は魅力的だと思った。

    「思うだけなのと、実際にやるのとでは、時間がたつと大きな差がでてくる」
    「食べ物がつくれて、住まいやその周辺のメンテナンスが自分でできて、まわりと助け合い補い合って暮らしていければ、本当にお金を使わずに生きていくことができる。他者に依拠しないでも生きていける自信を持つことで、心にゆとりも生まれる」
    「自分がひとつの"生き物"として最低限必要なもののなりたちを知ったり関わって生きていく生き方をしなければ、中身スカスカ人間になってしまう」

    共感する部分が多かった。

    南房総での暮らしに夢中になる→仲間ができる→
    NPOを立ち上げる→ますます仲間ができる→本を書く

    何かを始めること、本気で続けることによって、良い循環が生まれていくのだと思った。

全42件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

【馬場 未織】(ばば・みおり) 1973年東京都生まれ。1996年日本女子大学卒業、1998年同大学大学院修了後、建築設計事務所勤務を経て建築ライターへ。家族5人とネコ2匹を連れて「平日は東京で暮らし、週末は千葉県南房総市の里山で暮らす」という二地域居住を実践。2011年に仲間と共に任意団体「南房総リパブリック」を設立、2012年に法人化。現在はNPO法人南房総リパブリック理事長を務める。 著書に『週末は田舎暮らし―ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』など。

「2015年 『建築女子が聞く 住まいの金融と税制』 で使われていた紹介文から引用しています。」

馬場未織の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×